日々想々

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辞書を選ばば

2017-06-13 13:47:48 | Weblog

最近ホットな政治トピックスといえば、獣医学部新設をめぐる加計学園問題だろう。最初は小さな火種のように軽く見られていたのに、日を追うごとに新たな証言や証拠が飛び出し、今や燎原の火の如く大きな広がりを見せつつある。問題の核心は、安倍首相と加計孝太郎理事長の関係かと思うが、加計氏本人がほとんどマスコミに登場しないのもきわめて妙だ。首相はかねてから、加計氏のことを「腹心の友」と語っている。最初このことばを耳にしたとき、多少なりとも違和感があった。ご両人の親密度がどうこうではなく、ことばのもつ語感に対して…。念のため、【腹心】の意味を各種国語辞典で調べてみた。

まずは手近にある辞書三種。
①docomo携帯国語辞典→【腹心】心から信頼している人。
②新明解国語辞典 第7版→【腹心】深く信頼すること(人)。
③三省堂国語辞典 第7版→【腹心】深く信頼すること(人)。

次に、権威のある辞書三種。
④大辞林 第3版→【腹心】深く信頼すること。また、そのような人。
⑤広辞苑 第6版→【腹心】どんな秘事でも打ち明けて相談することができる者。心から信頼できる者。
⑥日本国語大辞典 第2版→【腹心】どんな秘密でも打ち明けることができる人。

⑤、⑥の語義は何やら暗示的めいていて面白い。多くの辞書では、腹心の用例として「~の部下」を真先に挙げているのが目立つ。二、三日前、行きつけの書店で見かけた国語辞典にはこうある。
⑦新潮現代国語辞典 第2版→【腹心】深く信頼すること。また、その人。同輩又は部下にいう。

今までのもやもやが氷解した。違和感のひとつは、加計孝太郎氏の方が安倍首相より3~4歳年上だったからだ。私の個人的感想を述べるなら、「腹心の友」より「刎頚の友」のほうが意味にかなっているように思える。もっとも、これだと文字通りに解釈すれば、かなり凄惨で生々しい感じがして、物騒この上ないか?。

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