見出し画像

Log Book

東京国立博物館 『博物館でお花見を』(2017)

午前中は国立西洋美術館で『シャセリオー展』、
午後は、東京国立博物館に行って、“博物館でお花見を”。

主に、“博物館でお花見を”マークの付いたものを中心に、
春っぽいもの、興味を持ったものの写真を撮って来たので、
UPしてみます。
順不同です。

“博物館でお花見を”企画は無印、
それ以外には※を付けます。

狩野長信《国宝 花下遊楽図屏風》(右隻)

狩野長信《国宝 花下遊楽図屏風》(左隻)

関東大震災で、右隻の中央部分が焼失したそうです。
残った写真によれば、宴の主人の二人の婦人が描かれていたそうです。

※ 作者不詳《紅白梅図屏風》(右隻)

※ 作者不詳《紅白梅図屏風》(左隻)


《枝垂桜蒔絵棗》


《枝垂桜漆絵膳》


船田一琴《瓢形酒入》

これは、この“博物館でお花見を”企画の定番ですね。

仁阿弥道八《色絵桜楓文木瓜形鉢》


※ 山田抱玉《紅白梅図屏風》

梅の季節は終わってしまいましたが、梅は春の訪れですもんね。

※ 尾形乾山《桜に春草図》

桜を描いた掛け軸なんですが、
なぜか“博物館でお花見を”企画には含まれず。

※ 田中抱二《梅鴛鴦・若松春草図》

これも、梅とか、若草とかなので、春っぽいかなと。

※ 土方稲嶺《寿老・牡丹に猫・芙蓉に猫図》

まぁ、おめでたいと言う事ですかね。

※ 《檜扇》

これも、桜を描いているのに、
“博物館でお花見を”企画には含まれず。
桜があるからと言って、自動的に“博物館でお花見を”企画に
含まれるわけでは無いのですね。

浮世絵も、春バージョン。
※ 歌川広重《桃花に小禽》


※ 歌川広重《桃花に燕》


※ 歌川広重《桃林に牛》


※ 歌川広重《桃花に尾長鳥》


※ 鳥文斎栄之《風流五節句・雛祭》


※ 鳥居清長《子寶五節遊・雛祭》


※ 鈴木春信《桃の枝折る若衆》


※ 喜多川歌麿《雛祭り》


浮世絵は以上。

※ 川又常行《桜下婦女図》(部分)

掛け軸の絵柄の部分。
これも桜を描いているんですけどね。

小袖(紅綸子地八重桜土筆蒲公英燕模様)

これは、“博物館でお花見を”企画の展示品!
桜と、タンポポって、春ですよね。
アップにすると、こんな感じ。


《不動明王立像》

これは、桜の木を彫ったと言う事らしいです。

銘 西垣勘平作《流水に桜透鍔》


刀の鍔で“博物館でお花見を”企画は、これだけですが、
この鍔以外にも、春っぽいものがありました。

※ 無銘 遠山よさんひやうへ・源頼次作《桜樹に野馬図鍔》


※ 銘 なつを(花押) 鍛清人《月に桜花図鍔》


※ 無銘 古正阿弥《梅花短冊透鍔》

これはちょっとオシャレですね。

※ 仁清《色絵月梅図茶壺》

これは、初詣企画の時もあった気が?

※ 河鍋暁斎《龍頭観音像》

先日、河鍋暁斎の展覧会に行ったので、
ちょっと興味を引かれました。

飯島光峨《花下躍鯉》(部分)

掛け軸ですが、画のところのみ。
こんな風に、鯉は跳ねるんですかね?

木島桜谷《朧月桜花》

掛け軸ですが、画のところのみ。
朧月と言う事もあるんですが、なんか儚いですね。

※ 今村紫紅《風神雷神》

掛け軸ですが、画のところのみ。
これは、春にあんまり関係ないかもしれませんが、
掛け軸の風神雷神は珍しく感じたので。
しかも!、雷神がだいぶコミカル。
明治44年の作品だそうですが、
その時代でこんな漫画チックな掛け軸ですか。

竹内栖鳳《平安神宮・丸山公園》(右隻・平安神宮)


竹内栖鳳《平安神宮・丸山公園》(左隻・丸山公園)

建物が描かれている方が平安神宮だと思ったんですが、
平安神宮は右隻だそうです。

赤坂離宮(現迎賓館)の花鳥の間(大食堂)の壁面の
七宝焼の花鳥図の下絵がありました。
※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(百舌に山茶花・榛の木)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(小鴨に葦)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(淡紅鸚哥に科木)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(鶉に蓼・野菊・釣鐘人参)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(真鴨に葦)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(鷦鷯に紫陽花)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(赤啄木鳥に檜)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(行々子に葦)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(小鷺)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(雉に蕨)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(駒鳥に藤)》


※ 渡辺省亭《赤坂離宮花鳥図画帖(黒鶫に木瓜・山桜)》


今年も当然スタンプラリーに参加してみました。
戦利品はこちら。

2017年、オリジナルバージョン。

なんか、例年にも増して、外国人観光客が多かった気がしますね。
これが、常態化するんでしょうかね?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事