秋旅といえば”紅葉”ですが、
天気と旅の予定が合わず…で、
富士山の五合目までの樹林帯を登ることに。
普段「富士山は下から見る山…」と
言っているので、それを確かめるのと、
初めての富士山裾野を体験するのが目的。
富士山までのルート=いろいろ考えた結果、
12~3年前に”青春18きっぷ”で
木曽・中山道を歩いたこともあり、今回は
特急で木曽路を通るのも楽しみの一つ。
また、当初は松本城…も考えましたが
天気が悪く断念…。
<1日目>10月22日(金)
昼前に芦屋を出発…新大阪~名古屋~
塩尻~甲府18:33に到着…。
中央本線・木曽の山中を抜ける頃から降雨…、
乗り換えの塩尻駅でも
小雨が降り続き、気温も低め。
日が暮れた甲府駅に着くと雨の気配なし。
翌日のバス停を確認後、ホテルへ…。
夕食=旅の定番=とんかつを食べようと…、
近くの「とんかつ 甲州 天山」へ…
甲州富士桜ポークを使ったお店で、
ロースかつ+ライスセット=¥1,300-
満足の美味しさでした。
<2日目>10月23日(土)
早朝にホテルを出て甲州駅北口のバス停へ…
(写真は南口)
7:10発の富士急:路線バス
富士急:富士山駅行きに乗車…¥1,600-
名物:甲州ブドウの棚を見かけたり…しながら、
次第に山越え。
三つ峠登山口を過ぎると
山間の車窓から冠雪の富士…
山を下り、河口湖町では観光地らしい様相…
河口湖畔からハイランド~河口湖駅~
富士急:富士山駅に到着。
9:10発:馬返し行き・代行タクシーを待つ間に、
積雪が気になり、スバルラインの状況チェック…
(下山=スバルライン五合目~バスで河口湖駅を予定)
四合目から先は通行止め…、
待っていたハイカーさんと話を…地元の常連の方で、
好天なので昼までに通行可になる…と。
それを聞いて一安心…
=通行不可なら往路を戻るかも…でした。
代行バスで出発…乗客4人、
富士浅間神社の境内、樹林帯を通り、
次第に車一台ギリギリの山道を揺られ…
馬返し停留所:標高1,450mに到着…(9:40)
¥500-
すぐに登山道(昔の富士講の参詣道)…
石段~鳥居を過ぎると祓い所跡…
暑くもなく寒くもなく、
山歩きにはベスト・コンディション…
登山道としては京都:愛宕山の参詣道に
似た感じでした。
山道、階段状、石段…歩き易いし
樹木に囲まれて森林浴気分。
三合目・見晴茶屋跡:標高1,840mに来ると
初めて眺望が広がり…
登山道=参詣道の歴史の表示板が設置され、
当時を偲ばせます。
四合目:標高2,010m…
四合五勺には御座石浅間神社跡と御座石、
井上小屋跡…
標高が上がり、石畳の窪みの水が凍っていたり…
日陰に霜があったり…
五合目:標高2,310m周辺に来ると、
いくつもの小屋跡などがあり…
どこが本来の五合目なのか…と、思ったり…
車道に突き当たり、車道を進み見上げると山頂が…
車道から登山道…林道を横切り、
登山道へ入った所に五合目の標識…
ここが地図上の五合目ということかも…。
その先を登りきると
”五合目・佐藤小屋”に到着…(11:39)
予定の半分の時間で到着しました。
休まず、スバルライン五合目へ向かい…
佐藤小屋を振り返って…
富士山特有の砂利道で富士山腹を横切っています…
麓の眺望はスッキリ…見上げると山頂…
寒風が吹きまくり、凍えそうなぐらい…
体感的には0℃以下。
気温測定=2℃(12:00、晴れ、寒風強い)
スバルラインからの観光客が…
(多分、すぐに引き返すでしょう…)
冬装備の中高年の登山団体も…
(多分、六合目辺りまでかな…)
スバルライン五合目に到着…(12:05)
バス停の確認をして、周辺をウロウロ…
自家用車、バイクで登って来る人が多いみたい。
下山バスの出発まで時間タップリ…寒いし…
目の前に山頂が見えるポイントへ…
レストランに入り昼食、温かい所で時間つぶし…
土産物は観光客値段?
食品は添加物だらけで買う気も起らない…
シーズンの時期は
今以上に混雑するだろうと想像出来ます。
13:40、下山のバスに乗車…6割の乗車率。
¥1,570-
順調に下り、河口湖駅に到着…(14:25)
駅の裏側には富士山が…
窓口で東京行きの高速バスチケットを購入…¥2,000-
15:00発のJRバスで東京駅へ…
途中、中央道:渋滞で約30分遅れで
東京駅に到着…(17:45)
18:03発の新幹線で新大阪~芦屋に帰着。
★結論:
五合目までは緩やかな裾野を登るので、
思っていたほどきつくない。
やはり、富士山は下から見る山…
五合目までの樹林帯を歩く方が楽しい。
次回=紅葉を求めての旅になりそう…かな??