素人裸足稲作日誌 ~晴耕雨読ライフ~

イキイキ・伸び伸び、充実した『晴耕雨読』な生活を恋女房と二人慎ましく過ごしながら米作り・野菜作りに汗を流しています。

WBC準決勝の朝、海にいる。

2013-03-18 21:48:27 | 日記


おはよう!

午前4時半、津の三重釣りエサセンターでボケ50匹と、アケミ貝2kgを仕入れた。

ここの餌は新鮮で元気でかつ安い。大型チェーン店より2割から3割は安い。

筏に5回行けば1回分は浮くね。おススメです。では、更に南下しよう!



時間は飛び、午前6時40分。既に船上の人になっている。

ぬいぐるみみたいな子が、『おじさん、今日は大荒れだよ、黙って帰ったほうがいいよ。』と言っている。

今年、早くも2回目の永田渡船である。船頭犬の飼い主が猛スピードで船をすべらせ、今日のポイント、

『西ノ浦』のカセに急ぐ。こんな日だから、今日の客はオイラだけ。やっぱ、持ってるもんが違うねぇ。

などと言っておられない。既に南の風が強く吹き、船頭犬が言う通り、まもなく荒れ始めるだろう。

それまでが勝負だと考えている。



昨日、混ぜておいたダンゴをガンガン、マシンガンのように打ちまくり、海底に煙幕が途切れることなく

チヌを寄せ、でっかいの1枚かけて、即、撤収というのが今日のスペシャルイメージである。



あれれ?お日様が出てらっしゃった。荒れないの?イヤイヤ、油断はできないね。ザザ降りは多分

昼過ぎからだろう。海面は既にかなり波立っているが、湾内から湾口に向かう風のため、うねりはない。



風下に竿を出しているため、更に風の影響を受けない。海面はここだけ、穏やか風である。

あ゛っ~!タモ忘れたーっ!これは困った。デカイのかけても海面から上げられない。

まっかけてから考えよう。うん。



予想外の展開。

朝一におっきいアイナメをかけて、次にそれなりのカレイをゲット。真冬の魚2種キープ。

恋女房へのおみやげ確保。

いつ雨が来るか、来るかとせっせせっせと団子を打ち続け、写真撮る余裕もなかったのだが

午前10時 雨来ない アタリも来ない

午前11時 雨来ない アタリも来ない

午前12時 雨来ない アタリも来ない

午後1時 雨来ない アタリも来ない

午後2時 雨来ない アタリも来ない

午後3時 雨来ない アタリも来ない

撮る絵もないし・・・・

午後4時。あと1時間で納竿。2連敗かな?という空気が流れ始めた頃、竿先に小さなアタリ。

竿先を下げて、次のアタリを待つが続かない。上に誘い上げてもいいのだが、もう少し待ってみる。

次の瞬間、コキンっとアタったところで合わせると見事針掛り。上がってきたのは40cm弱の

大本命。さぁここからが大変。すくうタモがないっ!こんな時に限ってタモがない。

そのまま、抜き上げるかと考えたが、そこでラインが逝ってしまえば、『あぁ残念!』では済まないよねぇ。

目に止まった釣った魚を入れておく『スカリ』(ビク)を上手い具合にタモにしてなんとかすくった。

坊主回避成功。ほっと一息。あと1時間。この調子であと2、3枚行こかー?

水温がまだまだ低いのか?アタリが小さく、続かない。最初のアタリで合わせても空振りするのはわかって

いるので、1匹目同様、次のアタリが出るまでじっくり竿先を下げて待つ。

ホレ来たっ!少しサイズアップ43cm。餌は2匹ともボケ。高い餌を買ってきた甲斐があったというものだ。

しかし、午前中勝負と決めていたので、50あったボケも使い切ってしまった。最後はオキアミにコーンを

1粒付けて落とす。すぐに効果が出た。竿先を押さえ込んだところで、左腕を力の限り振り上げる。

腕が上まで上がらない。デカイのがかかったみたいね。随分抵抗されたが、なんとか水面まで上がって

来たのは今日一番の大物47cm。ここでゲームセット。猛スピードで船頭オヤジがこちらに迎えに向かって

来るのが見えた。うーん。もう2時間早ければ、もう少し楽しめたのにねぇ。ってか、雨は?どうなったんやな?



陸に上がって、おかみさんに記念写真撮っていただき、サイズ測っていただき、その後、〆させていただきました。

帰って、唐揚げにでもしてみよう。もう、刺身や一夜干しは美味くないのでやめます。



雨は、海の上にいる間、パラッときた程度で、ほとんど降り注ぐことはなかった。

『ありがとう、また来ます。』と永田さんを出たとたん、烈火のごとく、降り出した。



大荒れ。



ホレホレ、大荒れ。



その中を飛んで帰り、捌いて



捌いて



捌いて



捌いて



捌いて



捌いて



焼いて



塗して



揚げて



揚がって



食いました。



食いました。



食事中の皆さん申し訳ない、ハラワタです。

中身は、ダンゴの成分の中でも、押し麦とコーンが目いっぱい詰まってました。

この時期、中型チヌにはコーンですな。


久しぶりに少々面白い釣りだったので無駄口を叩きすぎましたな。お許しくだされ。
コメント
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