どこの子どもの社会でもそうだと思うのだけれど。
「じゃあ、ドッチボールするから組み分けしよ!
(あたしグー出すから、あんたもグーだしな!)」
自分の組みたい人でなければやり直しを促す。
様々な言い訳を付けて。
そこで、他の子も「あ~あたしと組みたくないんだな。」と気づき始める。
それでも、じゃんけんは繰り返される。
そのグループが確立されるまで。
「文句があるなら、抜けてくれてもイイですけど!」と言われた娘。
「うん。じゃぁ、抜ける。」
そこで相手が逆ギレ。
「ワガママなんじゃないの?!」
「そういうの、なんかイヤなの。
組みたい人とそうなるまでじゃんけん続けたら嫌な気分になるもの。」
「イイコぶらないでよ!」と言われたそうだ。
泣きたいのを我慢して報告する娘。
「よく言った!えらいっ!」
褒めたよ。
うん。褒めた。
勇気がいっただろう。
言うの迷っただろう。
仲間外れにされるかもとも思っただろう。
それでも、そう言ったと。
わかってくれる子がいて、その子も一生懸命戦ってる。
その子は、「生意気だ」「イイコぶってる」「ワガママ」と
トイレに呼ばれて足を蹴られたそうだ。
何度も、私物を「検査」と称して除かれるそうだ。
わずかな人数なのに、毎日のように起こる様々な問題。
なぜ?どうしてそんなことをするんだろう?
親は知らないのか?
理由はあるんだろう。どんな理由にせよ。
親のモラルの低下が叫ばれているものの、
それを改善出来ないのは非常に悲しい。
こどもは可愛い。いとおしい。
そうであれば、そうであるほど躾け、抱き寄せ、寄り添いって大事だと思う。
自分の事だけじゃない。
一緒にいる悲しそうな表情の友達のことも考えて勇気を持った娘。
守ってやりたい!
「どんな汚い言葉で言ってもイイよ。腹立ったでしょ。」
「自分たちがグループ作るために、仲いいの見せびらかすために
人のこと誘ってンじゃネーよ!だったら、オメェ等だけで遊んでろってんだ!」
すっきりしたか?娘よ。愛してるぞ。
娘をギュッと抱きしめてあげな。
いつでも、娘の待避所になってあげなきゃね。
よくがんばった!と思って!
なにがあっても、
「学校に行かない」と言わない娘達。
割り切ってるんだと思うんだ。
だからこそ、家を暖かくして待っててやんなきゃって思う。