92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

城下町ほろ酔い散歩 (第二回) 2012春~福島~

2012-04-08 | 呑み (信州:松本市街)
 今日は朝からスッキリとした青空が広がりました。美ヶ原はもちろん、北アルプスも綺麗に姿を見せてくれています。この時期は晴れても霞がかかることが多いだけに、これだけクッキリ見えるのは珍しいように思いますよ。

 さて、今日は正午から「城下町ほろ酔い散歩2012春~福島~」(松本経済新聞より)が開催される日。初開催となった昨秋に続く第2回となるこのイベントは、松本市街で日本酒に力を入れている5店舗が「松本で福島の為にできる事!!」ということで、福島の蔵元を迎え、福島の日本酒の呑み歩きを実施するというもので、5店舗に各2蔵(合計10蔵)が入り、各蔵3種類以上のお酒を用意されており、前売り券(3,000円)で10杯いただける(10杯目以降は300円/杯)という企画になっています。

ポスター パンフレット他



■ NOMDOS(ノンド) × 鶴乃江酒造(代表銘柄「会津中将」)・松崎酒造店(紹介サイトより、代表銘柄「廣戸川」)

 ウチはチケットを「NOMDOS」さんで購入しているので、このお店がスタート地点。開始時刻の正午になったところで、先ずは店主 深澤さんから開催の挨拶、そしてこのお店に入る2つの蔵元さん(鶴乃江酒造の向井洋年さん・松崎酒造店の松崎祐行さん)からも挨拶があり、乾杯でスタートしました。

開会の挨拶 乾杯の音頭は松崎さん

 鶴乃江酒造の向井さんには先々週の会津訪問時にもお会いしたばかり。また、松崎酒造店さんの前も先日通過したばかりという2蔵がスタートのお店に入っている御縁が面白いですよ。

 その2つの蔵元さんから各3種類が提供されていますが、乾杯でいただいたのは以下の銘柄です。

 ◇「廣戸川 稲華かたり」(純米大吟醸 無濾過生 しずく酒、松崎酒造店)

NOMDOS で提供される6酒類 乾杯は廣戸川で


 一方、このイベントでの大きな魅力のひとつとして、各店舗に当日限定で用意される 1,000円のおつまみプレートが挙げられるので、昼食がてら限定50食だと言う「NOMDOS特製おつまみ3種プレート」(鱈のブランダード、パテ・ド・カンパーニュ・松本一本ネギのラタトゥイユ)もお願いしました。

NOMDOS特製おつまみ3種プレート 廣戸川の次は会津中将


 その後は鶴乃江酒造さんのお酒をいただきます。

 ◇「会津中将」(純米吟醸 無濾過生原酒、夢の香、鶴乃江酒造)

 ◇「ゆり」(純米吟醸 活性にごり、鶴乃江酒造)

 ◇「永寶屋」(辛口純米、八反錦、鶴乃江酒造)

NOMDOS 外観 ゆり 永寶屋


 会場では「酒宗夜」の SOJA さん夫妻も同じスタート組。今回は開催時間が12~19時(7時間)ということで、移動時間を差し引くと各店舗1時間程度で次のお店へ移動するというのが基本の枠組みとなるのですが、NOMDOS さんスタート組の皆さんは律儀に早めに次のお店へ向かわれました。

 ウチも早めに動くつもりでしたが、お店を空にしてしまうのも悪い気がしますし、何より好みの鶴乃江酒造さんのお酒があるだけに、ついつい1軒あたり2杯の勘定を通り越して鶴乃江酒造さんのお酒3種類を制覇してしまいます。そして、十兵衛さんスタート組の YA さん夫妻が到着されたのを機に、次のお店へ向かうことにしました。

 ちなみにこの時、向井さんから植木屋商店さんのカメラを預かってイベント模様の撮影を受託しましたよ。蔵人さんやスタッフさん、お客様の写真は主にそちらのカメラを使ったので、以下のウチの写真は自分用のメモ主体となります。



■ 風林火山 × 山口合名会社(紹介サイト(1)(2)、代表銘柄「会州一」)・合資会社会津錦(代表銘柄「会津錦」)

 2軒目の「風林火山」さんには山口合名会社(山口佳男さん)と合資会社会津錦(斉藤孝典さん)が入っておられます。

風林火山 外観 風林火山 ほろ酔いメニュー


 こちらでは以下の銘柄をいただきました。

 ◇「会州一」(大吟醸 無濾過生原酒 搾りたて、山田錦)

 ◇「会津錦 こでらんに」(無濾過生原酒、チヨニシキ)

 また、1,000円のおつまみも魅力的だったのですが、さすがに5店全部で食べるのは厳しいので、このお店では「みょうがきゅうり」をお願いします。

会州一 こでらんに みょうがきゅうり


 こちらのお店で SOJA さん夫妻に追いついたのですが、すぐに出立され、その後には YA さん夫妻が追いついて来られたので、YA さん夫妻とご一緒する形になりました。また、kenchie さん夫妻や鬼竹亭さん、N(旧姓 It)さんにも追いつかれます。



■ ばんざい家 × 辰泉酒造(代表銘柄「辰泉」)・花泉酒造(代表銘柄「ロ万」)

 3軒目の「ばんざい家」さんには花泉酒造(馬場さん)と辰泉酒造(新城壮一さん)が入っておられました。いただいたのは以下の銘柄です。

 ◇「ロ万 かすみ」(生原酒、花泉酒造)

 ◇「辰泉 京の華」(純米吟醸 無濾過生 別誂、京の華、辰泉酒造)

ばんざい家 ほろ酔いメニュー ロ万 辰泉 京の華


 このお店では YA さん夫妻と初めから相席状態。お二人のリクエストもあり、こちらでは「揚山賊」をいただきました。

ばんざい家 外観(1階) 揚山賊 ばんざい家 冷蔵庫


 そう言えば花泉酒造さんの敷地にある「花泉Cafe」さんには2月に寄ろうとしたのですが、残念ながら臨時休業だったこともあり、再訪の機会を作りたいものです。



■ アガレヤ × 大和川酒造(代表銘柄「弥右衛門」)・曙酒造(代表銘柄「天明」)
 
 4軒目の「アガレヤ」さんには大和川酒造(佐藤雅一さん)と曙酒造(前回は鈴木孝教さんでしたが今回は鈴木孝市さん)が入っておられます。また、スタッフとして地酒屋こだまたけさんもいらっしゃいました。

 前回のイベント時には大和川酒造さんには未訪問だったのですが、10月に訪問を果たしているので、何となく宿題を済ませた子供のような気分ですよ。

 そんな話もしつつ、こちらでいただいたのは以下の銘柄です。

 ◇「天明 亀の尾」(純米、亀の尾、曙酒造)

 ◇「弥右衛門」(純米吟醸 無濾過、山田錦、大和川酒造)

アガレヤ お酒メニュー 天明 弥右衛門


 また、「おつまみ六種盛り」(ハラミ炭火焼き・芽キャベツ炭火焼き・つくね・桜エビ・たたきトリワサビ・紅芯大根の酒盗マヨ)もお願いしました。

アガレヤ 外観 おつまみ六種盛り


 このお店の入店では少し入口で待つ展開でしたが、これまでの3店と較べて席数が少ないだけに、ここがボトルネックになるのは想定の範囲内。kenchie さん夫妻や鬼竹亭さん、N(旧姓 It)さんと語らいつつ、楽しく過ごします。



■ 厨十兵衛 × 宮泉銘醸(代表銘柄「寫楽」)・喜多の華酒造場(紹介サイトより、代表銘柄「星自慢」)

 最後の「厨十兵衛」さんには喜多の華酒造場(星里英さん)と宮泉銘醸(営業部長・山口武久さん)が入っておられました。いただいたのは以下の銘柄です。

 ◇「星自慢」(特別純米 活性 無濾過生原酒、喜多の華酒造場)

 ◇「寫楽 純愛仕込み」(純米吟醸、宮泉銘醸)

十兵衛 ほろ酔いメニュー(酒) 星自慢 写楽


 ちなみにこの2杯が11~12杯目となるので、10杯を超えた分の追加料金(300円/杯)を支払うこととなりました。

 そして〆のお料理で「千円おつまみプレート」をお願いします。

千円おつまみプレート 十兵衛 外観


 こうして、いつもお世話になっている5店の皆さん、今回わざわざ来松して下さった10蔵の皆さん、裏方として支えて下さった地酒屋こだまさんや植木屋商店さん、そしてこの企画に応えて参加して下さった日本酒好きの皆さんと共に楽しい時間を過ごすことが出来ました。




 前回は全店制覇者のみだった手提げバックですが、今回は参加者全員配布。好き嫌いは分かれそうですが、なかなかヒネリの効いたデザインですよ。

主役はマッスルくん 厠汁兵衛にタカリヤ 風俗火山にDAITAI・BAKA NANDOS、信州吉本まんざい家




関連記事/トラックバック先:
酒 宗夜:「第2回・城下町ほろ酔い散歩・福島編(2012年4月8日・松本)」(2012-05-09)
地酒屋こだま TAKE’s ROOM:「城下町ほろ酔い散歩2012~福島~が無事に終了しました! 」(2012-04-10)
会州一酒造:「城下町ほろ酔いin松本」(2012-04-10)
abeckham-izakaya new:「城下町ほろ酔い散歩2012春」(2012-04-09)

前回イベント参加記録:
城下町ほろ酔い散歩2011~福島編~(2011-10-02)

前回訪問記録:
Au Crieur de Vin、厨 十兵衛、NOMDOS(2012-03-17)
笹のしずく、8オンス、風林火山、Bar La Siesta(2011-12-24)
おけらや、信州松本 ばんざい家、WaterLoo(2012-03-03)
Ganesha、摩幌美、アガレヤ(2012-02-04)
OLD ROCK、厨 十兵衛、洋酒店 醇(2012-03-31)

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