こんばんは。お久しぶりですね
新学期が始まってテストやらが忙しくて更新できなかったと言い訳しておきます笑
さて、今日はトラノオガニダマシPilumnus trispinosusです
大阪湾の礫干潟のような磯のようなところで捕まえました。
生時は甲表の短毛に泥が付いていて、全然違った風に見えました。
よく似た(思っていない)トラノオガニとは鉗の掌部上面や背甲に短毛が生えることで簡単に見分けられます。
写真で示してあるように、前側縁の三歯が鋭くなることも特徴のようです。
調べていて知ったのですが、何気にケブカガニ属だったんですね。
道理でヒメケブカガニに何か似ていると感じたわけです。
甲羅の模様や雰囲気なんてそっくりですよね。
最後に雄の第一腹肢です
先端付近で大きく湾曲するのが特徴です。
新学期が始まってテストやらが忙しくて更新できなかったと言い訳しておきます笑
さて、今日はトラノオガニダマシPilumnus trispinosusです
大阪湾の礫干潟のような磯のようなところで捕まえました。
生時は甲表の短毛に泥が付いていて、全然違った風に見えました。
よく似た(思っていない)トラノオガニとは鉗の掌部上面や背甲に短毛が生えることで簡単に見分けられます。
写真で示してあるように、前側縁の三歯が鋭くなることも特徴のようです。
調べていて知ったのですが、何気にケブカガニ属だったんですね。
道理でヒメケブカガニに何か似ていると感じたわけです。
甲羅の模様や雰囲気なんてそっくりですよね。
最後に雄の第一腹肢です
先端付近で大きく湾曲するのが特徴です。
この種は、額の両端(眼窩との境界)が突出しないことも特徴の一つです(原記載でParapilumnusとされた理由です)。
ちなみに、この種だけの属、Daipilumnusとする意見もあるようです。
属の検索などは覚えていないので理由とともに教えていただけると大変勉強になります。ありがとうございます。
確かに「一属一種になる」と言われると何処となく変わったカニだと見えてしまいますね。
スエヒロガニとしている写真は、シワオウギガニだと思います。
オスであれば交接器を確認してみてください。
それと、シワとスエヒロは歩脚もかなり違います。スエヒロだと長節の上の縁が薄板状になります。鉗脚のボコボコ具合も違うはずです。
ケアシヒライソガニは、数年前ネットで情報が出ていましたね。
それっぽい種(ネット情報のケアシの特徴と一致する種)を九州で採集しましたが、オキナワヒライソガニと何が違うのか分かりません。少なくとも当時インターネットに載っていた特徴は、オキナワヒライソガニの特徴と同じでした。
ちなみにオキナワヒライソガニは和歌山県までは正式な記録があります。
スエヒロはやはりシワオウギですよね…
時間もなく細かく見る時間もなかったので適当にスエヒロに特徴的な模様ってだけで判断しました(汗)
ケアシはTwitterでりゅうこさんからケアシとオキナワのDNAが一致しているという旨の話を教えていただきました。
沖縄でも本州でもとっていますが、外見だけでなく生息環境もよく似ていますよね。
いつもいつも本当にありがとうございます!