皆さん、明けましておめでとうございます。
もはや読者さんがいるのか分かりませんが、今年もこの不定期更新カニブログをよろしくお願いします。
前回の更新からだいぶ更新が開いてしまいました。
まあネタには困っていないのですが、ずっと論文やらの作業に追われ、冬になってからは狂人のように夜磯に出ているのでなかなか時間が取れませんでした。
とはいっても常に忙しいわけはなく暇な時もあるのですが、そんな時間があったらブログの更新などせず溜まっていたアニメやギャルゲを消化し、ツイッターに勤しむわけですね。はい。
学会などに顔を出してみると「ブログ読んでます。」なんて言われてしまい、もう恥ずかしさと更新してない申し訳なさで穴に埋まりたくなりつつも「全然更新できてなくて申し訳ありません(苦笑)。なるべく近いうちに更新します!」なんて答えてみるもののその約束も果たしていませんでした。ほんとすみません。
本当は2018年のうちに更新する気だけはあったのですが、大晦日だった昨日もバイト帰りに「更新しないと...」と2018年に遺言を残し、気づけば2019年になっていました。
更新していなかった言い訳はここまでにしておきます。
とは言っても「これを紹介したい!」ってやつは論文発表前で自粛しないといけなかったりするので2018年最後のカニでも。
ご存知ヤマトカラッパ Calappa japonica です。
カニ好きなら一度は見たいカニの一つに入ると思います。
他のメジャーな国産カラッパと比べて圧倒的な巨躯、緻密な模様に黄色の瘤、そしてやや深くに棲むが故の希少感。
実に素晴らしいです。
そして現物を手にして初めて知ったのですが掌部下面に顆粒があるんですよ、これがなかなかエロくて...
2018年のカニ納めは本当に素晴らしいものになりました。
市場に珍品が揚がるといつも取っておいて下さるMさんには感謝しかありません。
2019年はどんなカニ達に出会える年となるのか楽しみです。
もはや読者さんがいるのか分かりませんが、今年もこの不定期更新カニブログをよろしくお願いします。
前回の更新からだいぶ更新が開いてしまいました。
まあネタには困っていないのですが、ずっと論文やらの作業に追われ、冬になってからは狂人のように夜磯に出ているのでなかなか時間が取れませんでした。
とはいっても常に忙しいわけはなく暇な時もあるのですが、そんな時間があったらブログの更新などせず溜まっていたアニメやギャルゲを消化し、ツイッターに勤しむわけですね。はい。
学会などに顔を出してみると「ブログ読んでます。」なんて言われてしまい、もう恥ずかしさと更新してない申し訳なさで穴に埋まりたくなりつつも「全然更新できてなくて申し訳ありません(苦笑)。なるべく近いうちに更新します!」なんて答えてみるもののその約束も果たしていませんでした。ほんとすみません。
本当は2018年のうちに更新する気だけはあったのですが、大晦日だった昨日もバイト帰りに「更新しないと...」と2018年に遺言を残し、気づけば2019年になっていました。
更新していなかった言い訳はここまでにしておきます。
とは言っても「これを紹介したい!」ってやつは論文発表前で自粛しないといけなかったりするので2018年最後のカニでも。
ご存知ヤマトカラッパ Calappa japonica です。
カニ好きなら一度は見たいカニの一つに入ると思います。
他のメジャーな国産カラッパと比べて圧倒的な巨躯、緻密な模様に黄色の瘤、そしてやや深くに棲むが故の希少感。
実に素晴らしいです。
そして現物を手にして初めて知ったのですが掌部下面に顆粒があるんですよ、これがなかなかエロくて...
2018年のカニ納めは本当に素晴らしいものになりました。
市場に珍品が揚がるといつも取っておいて下さるMさんには感謝しかありません。
2019年はどんなカニ達に出会える年となるのか楽しみです。
潮間帯水深だと他にシワゴイシガニKraussia rugulosaが捕れ、浅場で見られるのはほとんどこの3種で、ごく稀にP. bongensis (潮下帯の方が多い) とゴイシガニP. integraが捕れます。それより深くなるとヒメゴイシガニP. nitidaも見られます。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いします。
Palapediaの早速の同定ありがとうございます。P.marquesaは聞いたこともありませんでしたので調べてみます。
bongensisも気になっているので次の潮で見れたらなぁと思います。
最近では、学位論文から正式な論文発表までの間に、学位論文で命名した名称が正式なものとならないように (かつ流通しないように)、学位論文にその旨を記しているものも多いです (命名規約条8.2のこと)。
モクズガニ科のあのD論にもページ「xiii」に“棄権宣言DISCLAIMER”があります。
なので、あのD論で命名され、まだ学術雑誌で公表されていない名称は、使わない方がいいと思います (ツイッターとはいえ)。事情を知らない人がさらに引用して思わぬところで広まる、またはD論の著者が「まだ書いている途中なのに...」と快く思わない...など。
もちろん、注意書きがあるのは新名称のことだけなので、それ以外に関しては参考にしても良いと思います。
棄権宣言はそこにあったのですね、今後D論を読むときなど参考にさせていただきます。
混乱を避けるためにも当該ツイートは削除しておきます。
前回の写真を見直してみたのですが、もしかしたら左の白っぽい方もP. marquesaのように思えてきました。すみません。。。
今回のものがrastripesなのですね。フタハゴイシガニ論文のbongensisと違いそうなので気になっていましたが、前回のものがrastripesでないのであれば納得です。
私も少ししか標本を持っていないので、未成熟個体がどうなっているのか分かりませんが...
Pseudozius inornatus?は、違うと思います。
この種は誰が記載するのかまだ決まっていない謎属です。
イボテモドキも違うと思いますが、写真だけだと難しいです...
「inaequipes」(←スペルミス)は、Catoptrus inaequalisだと思いますが、標本を見ないとC. quinquedentatusとの区別が難しいと思います。
C. inaequalisはタイドプールにいます。
ハイガザミC. nitidusもタイドプールで採れ、両種とも堆積物がゴチャゴチャ積まれているような隙間に生息していますが、印象だとC. inaequalisは比較的潮通しのいい場所(リーフエッジの近くなど)、ハイガザミはもっと堆積物の隙間が小さい場所(堆積物がもっとギュッと詰まった場所:時に泥っぽい)に棲んでいる気がします。