生前の母の自慢は山女釣り 鶴子
美しく老いてゆきたし筆の花 (3)
(亜紀さん・こひつじさん・越冬こあらさん)
佳き日とはけふの始まり春の朝 (3)
(樽金さん・こひつじさん・まぐのりあさん)
最高得点句の
★当直のひそひそ話春の闇
★かたくなに開かぬ蜆ありにけり
★永き日やおまけでもらふ飴二つ
★さりげなく校旗に触れて卒業す
★蛇穴を出づるや青き信号機
作者様おめでとうございます。
こひつじさんより
美しく老いてゆきたし筆の花
「美しく」こんな事が出来るのでしょうか?
お答えいたしますね。長くなってしまうと思うんですが
私は今ある介護施設でボランテアーを週に二回お手伝いを
させていただいてます。一時間ばかり20数名の方とお喋りをしてます。
七年ばかりになりますが、70代~90代それ以上の方
はその日を楽しみに待っていて下さるんですよ。
美しい「こころ」で接しないと、施設の方はふりむいてくださいません。
そんな環境の中で私は常に「素直な美しい心」をと思ってお相手しております。
「書道」もお手伝いをしてますので、「筆の花」と詠ませていただきました。
今後もずっとずっとこんな心を大切に生き老いていきたいという事だったんですよ。
失礼いたしました。
そして(人''▽`)ありがとう☆ございました。 鶴子記
楽しい句会とはその人その人の心にありますね。何時まで続けられますかわかりませんができる限り続けてまいりたいです。
↑施設の方の作品です。
「ひな祭り」 老熟の指先かろし紙ひひな 鶴子