新聞に福島原発の汚染状況が報道されていた。チェルノブイリ以上の汚染地区が明らかになっている。
ネットの情報はモット深刻なもので原発周辺に関わらず相当の広範囲に汚染が拡大しているらしい。
放射能は今も放出されたまま収束の目途も立たない状況で、福島、宮城、茨城県民は土地を捨てて他県に避難してもおかしくないほど
汚染が拡散する一方とのこと。「流言飛語」が尤も恐いって当該地の人々が口を揃えて仰るが、
現状を「大丈夫」と言って農作物や観光を売り込む宣伝こそが「流言飛語」なのかも知れませんよ。
放射能は見えない、被害も見えない。家屋も人も洗いざらい流し去った大津波の恐怖はまざまざと見せ付けられた。
当地の人は津波の恐怖があまりに鮮烈だったが故に、頭では理解出来ても正体の見えない放射能の脅威にはインパクトがない。
月日は経って辺りの景観も以前のように、緑は萌えて蒼い海は太陽にキラキラ輝く美しさを取り戻してくると尚更だ。
対比して「怖ろしい状況」ってのが欠けている。「津波はあっと云う間で怖ろしい。
放射能はジワジワと侵蝕し被害が形となって現れ出したら津波より怖ろしい」ですよ。
個人は敏感だ。複数人でも伝え合う速さで敏感を共有できる。集団になると感覚のズレともたれ合いで敏感さが失われる。
群衆ともなると人は混乱し判断は人任せになって鈍感になる一方だ。正しく先導すべき政府が鈍感なヘボ政権なんだから「どうしようもない」
ネットから流れる情報の全てが「正しい」とは断言できないけれど、今の政府が流す情報よりは内容は詳しく、
先取り情報の後を政府の情報が着いて行ってるって感じですよ。大手の新聞社も少し引いているって感じますね。
混乱を避けるための配慮なんでしょうが「知らない人たちには知らないまま」
今は控えておきましょうって操作かいな?それは「当該地の人々を見捨てている」ってことやないの?「どこぞの国みたいなことすんなよ」
犠牲者の捜索も検証もせずに慌てて穴ぼこ掘って事故列車を埋めた高速鉄道の事故の件はどうなったの?
プッツリとニュースから消えたね「コワイ国やねぇ」