Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

2019 6月の 私の本棚(6月に購入した書籍・CD・DVDなど)

2019-06-29 13:51:48 | きょうはなんの日

2019 6月の 私の本棚(6月に購入した書籍・CD・DVDなど)

旅の窓からでっかい空をながめる  椎名誠  新日本出版社  2019/06/20
笑え、シャイロック  中山七里  KADOKAWA  2019/05/31
食道がん診断専門の医者が食道がんになった。  山本勇  拍艪舎  2019/04/15
いくつになっても トシヨリ生活の愉しみ  中野翠  文芸春秋  2019/06/15
炎天夢 東京湾臨海署安積班  今野敏  角川春樹事務所  2019/06/18
まんが『ブラック・ジャック』に学ぶ 自分を貫く働き方  手塚治虫  プレジデント社  2019/05/31
官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪  森功  文芸春秋  2019/05/30
内閣情報調査室  今井良  幻冬舎新書  2019/05/30
韓国のトリセツ やたら面倒な隣人と上手に別れる方法  西村幸祐  ワニブックスPLUS新書  2019/06/10
がん外科医の本音  中山祐次郎  SB新書  2019/06/15
メン・イン・ブラック tンターナショナル  R・S・ベルチャー  竹書房  2019/06/21
大家さんと僕 と僕  矢部太郎  新潮社  2019/06/25
神様の居酒屋お伊勢~笑顔になれる、おいない酒  梨木れいあ  スターツ出版文庫  2018/06/28
神様の居酒屋お伊勢~花よりおでんの宴会日和  梨木れいあ  スターツ出版文庫  2019/04/28

 


 


2019 5月の 私の本棚(5月に購入した書籍・CD・DVDなど)

2019-06-29 13:40:14 | 私の本棚

2019 5月の私の本棚(5月に購入した書籍・CD・DVDなど)

 

ざんねんな食べ物事典  東海林さだお  文芸春秋  2019/05/10
定年からの男メシの作法  東海林さだお  SB新書  2019/05/15
むかしむかしあるところに、死体がありました。  青柳碧人  双葉社  2019/04/21
女と男の絶妙な話。  伊集院静  文芸春秋  2019/05/10
誰の味方でもありません  古市憲寿  新潮新書  2019/04/20
旅のアイデアノート  藤井ユカ  産業編集センター  2019/03/13
国体論 菊と星条旗  白井聡  集英社新書  2018/04/22
年齢は捨てなさい  下重暁子  幻冬舎新書  2019/04/25
血圧と心臓が気になる人の本  古川哲史  2017/12/20
やっぱり高血圧はほっとくのが一番  松本光正  講談社+α新書  2019/05/20
不惑の老後  曽野綾子  SB新書  2019/05/15
洗えば使える 泥名言  西原理恵子  文春新書  2019/05/10
開幕!世界あたりまえ会議  斗鬼正一  ワニブックス  2019/02/04
神様の居酒屋お伊勢  梨木れいあ  スターツ出版文庫  2017/12/28
神様の御用人  浅葉なつ  メディアワークス文庫  KADAKAWA  201312/25

     
 


懐かしさを探して 尾張国

2019-06-22 08:56:16 | ゆるゆる旅日記

第71回学術講演会が愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で開催されたので足を運びました
JSOG Congress Award Candidatでは英語での若い発表者が多くおり素晴らしいことだと感嘆しました
同行を計画していたH氏はcatheter ablation術後の安静のため単独行です
二度三度と名古屋へは訪れているのですが今回の“野外活動”は未だ見ていない熱田神宮と新装(?)なった名古屋城本丸御殿に参りましょう

 熱田神宮への途中で堀川を眺望して行きましょうか
名古屋城築城とともに開削された人工水路であり築城に多大な役割を果たした
城下町を支えた大動脈とも言うべく堀川
堀川はもともと小さな川が流れていたところを開削して造られた人工の水路
名古屋城西側の龍の口から熱田湊までの7.2㎞で物流の大動脈として商都名古屋の礎となった
一時は深刻な水質汚染に陥ったようですが徐々に改善されているようです
江戸情緒を望むのは難しいでしょうが残しておきたいものです
さて改元 「令和」元年になりますので三種の神器を遥拝しましょう

 ■熱田神宮(あつたじんぐう)
  愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
竹内社(名神大社) 尾張国三宮
旧社格は官幣大社で現在は神社本庁の別表神社
宮中の四方拝で遥拝される一社
日本第三之鎮守(伊勢神宮 石清水八幡宮に継ぐとする)とされる程の国家的な崇拝を受けるに至る
主祭神は 熱田大神(あつたのおおかみ)
 三種の神器のひとつである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ 草薙剣 天叢雲剣)を身体とする天照大神を指すとしている
相殿神は 天照大神(あまてらすおおかみ) 素戔嗚尊(すさのおのみこと) 日本武尊(やまとたけるのみこと) 宮簀媛命(みやすひめのみこと) 建稲種命(たけいなだねのみこと)
この熱田神宮の創建は景行天皇43年 西暦113年で2013年には創祀1900年を迎えている

熱田神宮は天皇家に伝わる「三種の神器」のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を安置していることで知られている
だだ 草薙神剣は壇ノ浦の戦いのときに安徳天皇とともに水没されたともされており現存するかどうかについては諸説があろうか
記紀神話には景行天皇の時代に東国を征服するために向かったヤマトタケルが相模国或いは駿河国で敵の放った野火に囲まれた際にヤマトヒメから渡された草薙剣を使って窮地を脱する話が出てくる
その後ヤマトタケルは尾張国で結ばれたミヤズヒメに草薙剣を預けて出発しやがて亡くなってしまう そのためミヤズヒメは草薙剣を祀るため熱田神宮を創祀したとされている

三種の神器とは
「冷蔵庫 洗濯機 白黒テレビ」それは昭和の三種の神器です 古い話です
「クーラー 自家用車 カラーテレビ」それは新・昭和の三種の神器と呼ばれておりましたなぁ
ここで言う三種の神器は歴代天皇が譲位とともに代々伝える皇位継承者の証です
皇祖神の天照大神により高天原から地上に遣わされたニニギノミコトの頃より伝わる
 ☆八咫鏡
天照大野神を天岩戸の盤座から放つための道具として作られた鏡です
所在地は伊勢神宮の内宮 形代は宮中三殿の賢所に安置
 ☆草薙剣
スサノオノミコト八岐大蛇を退治した際に切り捨てたその尾の中から出てきたもの
実物は熱田神宮に 形代は皇居の「剣璽の間」
 ☆八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
天照大野神を盤座から解き放つために玉祖命が作られたものとされ八咫鏡とともに太玉命が捧げ持つ榊の木に掛けられたもの
実物が皇居の「剣璽の間」に安置

第126代天皇に即位した天皇陛下は5月1日 皇居で皇位継承の儀に臨まれた
皇位継承に伴う儀式「剣璽等継承の儀」では剣と璽(勾玉)が陛下に継承されたのがTVで中継されていたがもうひとつの皇位の証とされる鏡は宮中三殿の賢所に安置されている
三種の神器はやはり“徳”として実在するのです

 そうした知識がなかったとしても熱田神宮を訪れて一般の神社とは異なるものだと言う印象を受けます
と言うのも社殿が伊勢神宮と似ているからでしょうか 現在の熱田神宮はまさに伊勢神宮と同じ神明造りという建築様式で建てられているのです

 熱田神宮宝物殿を見学 ここで休憩して名古屋めしを
八剣宮の近くの“宮きしめん”で名物をいただきましょう
神宮の“宮”の字を頂戴して宮きしめんと命名したとか
熱田神宮が発祥の名物きしめんだけあってもっちりとした食感と歯ごたえ
セルフサービスで650-円でした
名古屋めしの代表格のきしめんの由来は
雉(きじ)の肉を具材として使用し藩主への献上品として差し出していた雉麺(きじめん)から
昔のきしめんは今のような平べったい形状ではなく碁石のように丸かったことから碁石麺(棊石めん)の文字由来から
紀州の人から伝わった紀州麺という名前から
まぁ 由来の説は様々なのですが昔から名古屋めしだったようです

■名古屋城本丸御殿
名古屋城本丸御殿は尾張藩主の住居かつ藩の政庁として慶長20年(1615年)に徳川家康の命によって建てられたもの
昭和5年には天守閣とともに城郭として初めて国宝に指定され屈指の名城として知られていたのですが昭和20年の空襲により建物のすべてを焼失
表二之門から入りましょう 青空に桜が満開 動悸息切れを堪えて歩きましょう

復元が待ち望まれた本丸御殿は平成21年に復元工事が始まり平成30年6月に完成公開を迎えたばかりなのです
本丸御殿は日本を代表する近世書院造りの建造物で総面積3,100㎡13棟の建物で構成されております
優美な外観とともに室内は花鳥風月などを画材とした障壁画や飾金具などで絢爛豪華に飾られ建築 絵画 美術工芸史において高く評価されております
復元にあたっては江戸時代の文献や昭和戦前期の古写真や実測図などの豊富な資料をもとに旧来の工法や材料を採用し史実に忠実な復元を実現したものです
玄関~美しい唐破風の奥に虎と豹がじっと睨む
対面所~身内だけが立ち入れる豪奢かつ私的な殿舎
表書院~花鳥 麝香猫が彩る正式な謁見の間
天下統一の夢 ここに極まり
400年の時を超えて築城当時のままに蘇った美を堪能しました

名古屋城天守は再建から半世紀以上が過ぎ老朽化が進んだことにより現在閉館しております

さて夕餉は先年H氏の案内で訪れた蔵元「盛田」の「蔵人厨 ねのひ 伏見本店」が気に入ったことから
今回は 「蔵人厨 ねのひ 名古屋駅前店」
   名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア4F 952-527-8830 へ
今回の宿は名古屋マリオットアソシアホテルで2連泊でした JR名古屋駅直上に位置しており 「ねのひ」はすぐ近くです
二夜続けて通いました(?) 二日目は常連扱いでしたなぁ
お酒は大吟醸 金鯱をいただきましたが どうも一人酒は酔いが廻ります
H氏が一緒だったら楽しかっただろうに

  名古屋はいつぞや家人とお伊勢参りの途中で そして先年の学会で見聞したものでしたが 懐かしい記憶が消えていることに驚きます
まぁそれも人生か と
  どうにも体調不良の単独行でしたが
人間としてこの世に生まれてきて
旅というものは私たちに与えられた最上の贈り物でしょう
君はどう思うかな