コメント欄の質問に対するお答えです。質問は、「論文を書く際、定義、趣旨等の基本事項が分からない場合は論証集や教科書を見てもよいのでしょうか?」というものです。
論文は答練の受講には、自分の力不足の部分を確認する目的もあります。特に入門を終えた直後の論文答練初期段階ではこの点は重要です。
しかし、いつまでも「復習が終わってから」と実戦訓練を先延ばしするのは問題です。そこで、早く実戦を経験したい、でも、知識の習得に自信がないと言う場合には、テキストを見ながらの答練受講はありだと思います。論文問題を解いて実際に答案を書く作業はとても重要なので、先延ばしは得策ではありません。
実際に見ながら書いた部分は自分でも知識不足であることは自覚できると思うので、デメリットよりメリットの方が大きいと言えます。
今年の1月から独学を始め、今年の予備短答から受講して現在に至ります
以前の秋から答練を受ける愚というブログでは時期、力量を見誤って受けることについて考えさせてもらいました。
当方社会人で、刑訴についてはもともと知識があるのでほぼ入門は終わりとなり、論文の1周目を年内に終えたいと考えています
論文の現状は覚えているところではなんとか答案構成ができ、手が回ってないところは白紙答案レベルになります(ほとんど白紙答案みたいですが)
ここで質問なのですが、吉野先生が考える答練を受ける時期とはどの段階なのでしょうか
論文講座も二周目以降はインプットというお話もあるので、そればかり追いかけるのも、、、と思いますが、目の前の課題である入門知識、論文講座もそれなりにできるようになる必要もあると思いますし、、、