アラフィフの独り言

日々の生活で感じたことや興味のあることを書いた独り言のような日記

途上国の飛行機は先進国の13倍落ちやすい?

2010-09-03 18:20:44 | 日記
飛行機恐怖症の人は飛行機事故は自動車事故の確率よりもはるかに少なくても、
「落ちたら絶対助からない。」と思っている傾向がある。

まあ、たしかに飛行機事故で助かる可能性は低いかもしれないけど・・・

それに飛行機事故とヘリの墜落事故って、どういうわけか続いて起こることが多いように思う。

航空安全の専門家が発表した論文によると、途上国の旅客機に乗る人は先進国で旅客機に
乗る場合の13倍、途上国の中で近年経済的な躍進を見せている国でも先進国の7倍という、
フライトあたりの死亡リスクに直面しているらしい。

こう聞くとすごい確率で落ちるような気がするけどそうではないらしい。

2000~2007年の旅客機(ジェット機とプロペラ機を含む)の1便あたりの死亡リスクは、
アメリカや日本、アイルランドなどの先進国では1400万分の1(0.000007%)で、
「1400万回旅客機に乗れば大抵の人は死ぬ」という数字だそうだ。

つまり1日1回旅客機を利用する人でも1400万便に乗るには3万8000年もかかるらしい。

途上国の場合はというと途上国で毎日旅客機に乗っても致命的な事故に遭うまでに
平均で2200年ほどかかるという計算らしい。

妖怪じゃあるまいし2200年も普通の人は生きられないじゃん。
(もっとも妖怪がどのくらい生きるのか、妖怪に知り合いがいないのでわからないけど・・)

結局、飛行機は先進国だろうと途上国だろうと大して変わらない安全な乗り物ってことだよね。