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第1回ビクトリア空港大撮影大会 前編 【2015/05/29】

2016-02-02 23:59:17 | バス・航空機撮影記

ある晴れた日の午後、ビクトリア空港(以下、YYJ)へ飛行機の撮影へ。
まあまあ飛来数の多いYYJですが夕方は一番密度の濃い時間帯でして、この時間帯にしかやってこないような機材も現れるので効率よく撮影できるわけです。
まずはRWY03エンドでタキシングしているエアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空)のDHC-8-Q400(C-GGNF)を撮影。
横から見るとほっそ長いなぁ、Q400。



もうすぐゲートに辿り着くよというウェストジェットのDHC-8-Q400(C-FKWE)。
ちなみにDHC-8を運航しているのは子会社のウェストジェット・アンコールです。北米でよくあるコミューター路線担当の会社ですな。まあ見た目には違いないから一緒でいいんじゃないかな?



RWY09エンドに移動します。どこで撮っているのかは前回の記事で説明しましたから分かりますよね?ね?いちいち説明するの面倒だから一つの記事に独立させてまとめて書いたんですけど、思った以上に書く量が多くなってしまってアレはアレで大変でしたが。
最初に来たのはモーニングスター・パートナーズのChallenger CL-600(C-GBKB)。カナディア(現ボンバルディア)のビジネスジェットです。CRJの元になった機体なので、よく見るとそっくりです。
モーニングスター・パートナーズはテキサス州の石油・ガスの資産管理会社っぽいです。なのでこれは社用機ですな。ビジネスジェットで出張か・・・。



ビクトリア・フライング・クラブ(VFC)のCessna 172(C-GJZB)。航空学校の練習機として使われている・・・はずです。遊覧飛行とかあとはただ趣味で飛んでいるという可能性も無きにしろあらず。
途中から撮影に飽きるほど何機もひっきりなしに飛んで来ますw



おそらく個人所有のVan's Aircraft RV-7 (C-FPXM)。聞いたことも見たこともない飛行機だなと思って調べてみたら、同社が出しているホームビルド機でした。キットの状態で購入しお家のガレージで自作する飛行機ですね。
コストは4.1万~9.7万米ドルで随分と幅がありますな。ちなみに上記の軽飛行機セスナ172だと約29万米ドルということで、両者で要求仕様が多少異なるとはいえRV-7は破格といえます。ちなみにこの機種だけで1400機近く販売されていて、ホームビルド機の市場の大きさが垣間見えます。いやほんと、キットカーすらろくに楽しめない日本からだと別世界だ。
維持費やなんだかんだは置いといて500万円程度で飛行機を手にすることが出来ると思うとちょっと憧れますね。まあムリなんですけど。



VFCのPiper PA-44 (C-FPDP)。双発機の練習用かな?



個人所有のCessna 150。



そろそろエアカナダ機が来るんちゃうかと思って待ってたら別の滑走路RWY14から進入していきました。うーむ、やられた。
この頃はまだflightradar24を見ても進入経路の予測が外れることも多かったのです。当該機は5分遅れで地図上に表示されるので、それが予測を立てにくくさせているのです、はい。



RWY14エンドに移動します。丘の上にあるので坂道を自転車で漕ぐ羽目に。つらい。
病院跡に着くと初めに見たウェストジェット・アンコールのC-FKWEが離陸準備していました。RWY09エンドからは見えないのでちょうどよかったですが、柵が邪魔だなぁ。



アイランドエクスプレス航空のPiper PA-31。6~8人乗りの軽飛行機で、ちっちゃいです。アイランドエクスプレス航空はバンクーバーの隣りにあるアボッツフォードのアボッツフォード国際空港を拠点にビクトリアやナナイモなどを結んでいる、需要あるんかいな?って感じのリージョナルキャリアです。



カナダ空軍のCH-124シーキングです。YYJを基地にしている第443飛行隊所属の機体(12424)です。逆光と低認識塗装のおかげで何者か分かりづらいですが・・・。
ちなみにCH-124の初飛行は1961年、カナダ軍への導入も1963年からと実はだいぶ年寄りなヘリです。ただし2014年にCH-148サイクロンへの置き換えがようやく決まったので、見られるのもあと数年といったところでしょうか。



Wells Fargo所有のBombardier Global 5000 (N502VJ)。これもビジネスジェット。Wells Fargoはアメリカの大手銀行です。
RWY14がアクティブかと思ったらまたRWY09か・・・。まだ滑走路の長さとか機材による使用滑走路の違いを考えてなかったですから結構困惑していましたね。
ただどうも、ビジネスジェット機はもれなくRWY09/27を使うんじゃないかというのが執筆時点での最近の仮説です。



オルカ航空のPiper PA-31 (C-GPMP)。アイランドエクスプレスと同機種のくせにRWY09から着陸しやがりました。もう分かんねえなこれ。
オルカ航空はバンクーバーおよびアボッツフォードとバンクーバー島各地を結ぶ、本当に需要あんの?っていうリージョナルキャリア。



RWY09に移動するべきかと考えていたらパシフィックコースタル航空のBeech 1900C (C-FPCO)がRWY14から進入してきました。ほんっと分かんねえなこれ。
パシフィックコースタル航空はバンクーバー国際空港とバンクーバー島の最果てポートハーディ空港をハブに、バンクーバー島各地やBC州北部などを結んでいるリージョナルキャリアです。前述のスキマ狙いの2つと違ってそこそこ規模は大きいです。
特に、ポートハーディにはかの有名な羽根の付いたカヌーことグラマン・グース飛行艇が現役やってるそうなので、一度見てみたくはあります。ビクトリアから陸路で一日掛かるというので実際問題は難しそうですけど。



もう1機、同社のBeech 1900C (C-FPCV)が飛来。最初とは違う角度で撮影。

今日はここまで。


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