それでは二胡ではピタゴラス式(三分法)にはどうやってたどるのでしょうか?
もちろんチューナーのない100年前を想定します
前にD調では方法を書きました
「ペンタトニックからドレミソラシドへ」
ここではそれ以外のG調、C調、F調、A調、B♭調について書き加えます
一応全部の調が、同じようにたどることができます
ただし各調でたどり方が微妙に違います
まずD調とG調
煩雑ではありますが、8の字を描きながら、ドレミファソラシド全部たどることができます
100年前なら周りの同好の士に、音階はこれで行こうと言って、理解は得られるでしょう。(これで行くしか術がない)
D調では8の字を2回回ります
外弦での1廻り目、最初から四指です。時に応じてチェックすることは可能でしょう
2回り目は第2ポジション第2指になります。
音として出すことはできますが、なかなか音階としての把握は難しいでしょうね
最初に習った先生からは、初期に練習曲として、このぐるぐる回りを習ったようにも思いますが、練習のための練習としか、私は理解していませんでした
1回り目まではわりとすぐ慣れることができるでしょう
問題は内弦外弦を周波数1.500倍にすることですが、内弦3倍音ハーモニクス、外弦2倍音ハーモニクスは出来そうですが、弓を使う場合、ワンポイントで収束するという訳にはいかないようです。音合わせのために弦長1/2の位置と1/3の位置のマーキングは仕方ないでしょう
(平均律では1.4983倍でチューナー使用になります)
C調、A調
さすがに
A調、b♭調のように3回りというのは回っているうちにズレが発生しそうです
この2調があまり使われないというのも、この辺りに原因があるのかもしれません
(c) Kozi Nikomura (2014-2018)All Rights Reserved.
もちろんチューナーのない100年前を想定します
前にD調では方法を書きました
「ペンタトニックからドレミソラシドへ」
ここではそれ以外のG調、C調、F調、A調、B♭調について書き加えます
一応全部の調が、同じようにたどることができます
ただし各調でたどり方が微妙に違います
まずD調とG調
煩雑ではありますが、8の字を描きながら、ドレミファソラシド全部たどることができます
100年前なら周りの同好の士に、音階はこれで行こうと言って、理解は得られるでしょう。(これで行くしか術がない)
D調では8の字を2回回ります
外弦での1廻り目、最初から四指です。時に応じてチェックすることは可能でしょう
2回り目は第2ポジション第2指になります。
音として出すことはできますが、なかなか音階としての把握は難しいでしょうね
最初に習った先生からは、初期に練習曲として、このぐるぐる回りを習ったようにも思いますが、練習のための練習としか、私は理解していませんでした
1回り目まではわりとすぐ慣れることができるでしょう
問題は内弦外弦を周波数1.500倍にすることですが、内弦3倍音ハーモニクス、外弦2倍音ハーモニクスは出来そうですが、弓を使う場合、ワンポイントで収束するという訳にはいかないようです。音合わせのために弦長1/2の位置と1/3の位置のマーキングは仕方ないでしょう
(平均律では1.4983倍でチューナー使用になります)
C調、A調
さすがに
A調、b♭調のように3回りというのは回っているうちにズレが発生しそうです
この2調があまり使われないというのも、この辺りに原因があるのかもしれません
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