京都平和市民連合(平和塾)

反原発&環境保護&反戦平和運動など、様々な京都の市民運動の情報発信のブログ

チェルノブイリ・フクシマ 京都の集い のお知らせ

2023-01-19 18:34:42 | チェルノブイリ・フクシマ京都実行委員会
チェルノブイリ・フクシマ 京都の集い のお知らせ
日時:2023年2月19日(日)午後2時~4時30分
会場:京都アスニー (中京区丸太町七本松西入北側)
   市バス・京都バス「丸太町七本松」下車
   JR円町駅・東へ徒歩10分
演題:フクシマからの訴え
   ~東電刑事裁判のいま・放射能汚染水を海に流すな~
講師:武藤類子さん
   (福島県三春町在住/福島原発告訴団団長)
参加費:1,000円(高校生以下無料)
主 催 チェルノブイリ・フクシマ京都実行委員会
    ☎075-465-2451(佐伯)
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いまなお続く福島原発事故

12年目をまもなく迎える福島原発事故。
「原発さえなかったら」の思いは日に日に募ります。
原子力緊急事態宣言はいまだ発令中です。
数万人にものぼる人々が今も避難生活を続けています。
 放射能汚染水の海洋放出を全国漁協連合会や福島県内市町村の7割を超える43市町村議会の反対を無視して、東京電力と政府は強行しようとしています。
これ以上、放射能で海を汚してはなりません。

老朽原発運転は大事故への道

 40年以上運転の老朽化原発依存の動きが強まっています。
 京都市は「脱・原発依存」市議会決議を受けて2012年より毎年、関西電力に株主提案をしています。
「原発を脱炭素社会実現のための選択肢と捉えるのではなく、再エネを最大限導入するなど原発に依存しない電力供給体制を早期に構築していく必要がある」が2022年の提案理由です。

東京電力・旧経営陣に責任を取らせよう

 東京電力株主訴訟で東京地裁は2022年7月、勝俣元会長ら旧経営陣4人に東京電力へ13兆円の賠償を命ずる判決を下しました。
 勝俣元会長ら旧経営陣3人の刑事責任を問う裁判は2023年1月18日に東京高裁が判決を出します。
 勝俣元会長は出廷義務のない控訴審ということで一度も公判に出ていません。一審では「部下に任せていた。だから責任はない」と言い放ちました。

2月19日(日)京都アスニー
福島原発告訴団・武藤類子さんが講演

 福島県三春町の森の中で自然とともに歩む喫茶店を営んでいた武藤類子さんは、福島原発事故による放射能汚染でその暮らしが出来なくなってしまいました。
 以来、原発を止められなかった自らをも問いつつ、事故の責任を問う福島原発告訴団の団長として問題追及の先頭に立ってこられました。
14,716人の告訴により始まった勝俣元会長ら3人を被告とする刑事裁判が大詰めを迎えています。
 講演では東京高裁判決を踏まえ刑事裁判で明らかになったこと、汚染水の海洋放出問題などフクシマのいまを語っていただきます。ぜひ御参加下さい。

チェルノブイリ・フクシマ京都実行委員会   
☎075-465-2451(佐伯)
はんげんぱつ新聞京都支局/ 女性会議・京都/ふぇみん婦人民主クラブ・京都/平和の会/きょうと教組/自治労京都府職員労働組合/社会民主党京都府連合/使い捨て時代を考える会/安全農産供給センター/原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会/きょうとグリーンファンド/京都脱原発原告団/京都反原発めだかの学校/京都YWCA/日本チェルノブイリ連帯基金・京都/福島原発告訴団関西支部



講演「ゲノム編集技術 基本とその問題点! 」集会のご案内

2023-01-11 20:16:42 | 関係企画紹介
ゲノム編集技術 基本とその問題点!

講師: 河田昌東さん(分子生物学研究者)

主催:グローバルジャスティス研究会、共催:縮小社会研究会

日時:2023年2月12日(日) 13:30 〜 16:30

場所:ひと・まち交流館京都 第4会議室(3F)と
同時にオンライン開催(Zoom)

参加費:500円

講演内容:ゲノム編集技術とは何か
EUの科学的研究を基に、ゲノム編集は今も未解決な問題が多く危険な技術であることを分かりやすく解説していただきます。その中でも特に問題となる ①マーカー遺伝子の問題 ②オフターゲットの問題 ③その他の問題点について説明していただきます。最後に生命倫理上の問題にも触れていただきたいと思っています。

河田昌東さんの略歴:
東京教育大理学部卒、名古屋大理学部大学院博士課程満了、元名古屋大理学部助手。専門は分子生物学、環境科学。四日市公害、三重県藤原町セメント公害裁判、原発反対市民運動、チェルノブイリ救援中部などの多くの社会運動に関わってきた。現在は「遺伝子組み換え情報室」代表。
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今年は、筑波大(サナテックシード社)が開発した、ゲノム編集された高GABAトマト苗のオンラインでの販
売と福祉施設への無料配布が始まりました。家庭菜園への配布もしています。来年度は小学校の栽培実習用に無料配布が計画されています。また、京都府宮津市では京大と近畿大(リージョナルフィッシュ社)が開発したゲノム編集高成長トラフグがふるさと納税の返礼品として計画され、ゲノム編集筋肉マダイの販売も計画されています。ゲノム編集技術は遺伝子操作であり、従来の品種改良ではありません。その上、遺伝子操作は確立された技術ではなく予測できない遺伝的エラーを引き起こします。その上、ゲノム編集技術は種子や農薬の市場を支配している多国籍企業の影響下にあります。まさに安全性をきちんと担保した上での科学・技術の開発ではありません。単純に金儲け主義による技術開発でしかありません。現状の品種改良技術で生産や供給のシステムの変更がなされば飢えや食量危機は回避できます。以前に市民向けに開かれた医療分野でのゲノム編集技術の講演会に出たことがあります。その時の技術開発者の人達の安全性についての話は50年位前の原発の開発者の発言とうりふたつでした。医療ですらそういった問題があります。安全性をさしおいて開発がされていいはずはありません。そこでゲノム編集技術とはどんなものか、何が問題なのかについて分子生物学を研究されている河田先生を講師にお招きして学習会を計画しました。まずは知ることだと思います。共に勉強しましょう。多くの方の参加をお待ちしています。                     (文責:漁野)