変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

現実に返ってきた

2009-03-22 15:12:14 | Weblog
この1週間、、、

ちょっと旅行に出かけていた。

準備に1ヶ月程かけて、個人旅行をしてきた。

旅行の出発寸前に、色々なことが起こってきて、断念せざるをえないかと思っていたが、行くことができた。
こうして、無事帰ってくることができたことに感謝している。

行き先は、、、

タイ・バンコクとカンボジア・アンコールワット。

なかなかの珍道中だったが、楽しめた。

最大の難関は、バンコクからカンボジアに入国する際にビザの手続きがいるのだが、その書き方に手間取った。同じ飛行機で入国した外国人たちは、すでにいなくなってきて、気がつけば、私達ともう一人の日本人と3人だけが取り残されていた。なんとか25ドルを払って、ビザを作れたときには、万歳をしたい思いだった。

そして、もうひとつの難関は、旅の後半、アンコールワットから帰り、再びバンコクのホテルに戻った時、夫の具合が悪くなってきた時のことだった。
昼間は、市内で買い物をしていたのだが、夜になってきて、我慢ができなくなってきた。部屋から、フロントに様子を伝える。こういう時は、火事場の底力で、私のつたない英語でも通じるものだ。インターナショナル病院に連れて行ってもらい、診察を受けた。ホテルの手配で、日本語通訳をしてもらって、タイ人の優しそうな女医の先生に、丁寧に診察を受けることができた。
原因は、辛い料理と暑い中を歩き回り、ビールをつい飲みすぎてしまったこと。気をつけてはいたが、旅にでると、気持ちがゆるんでしまうので、それがいけなかった。


言葉が十分話せないのが、もどかしかった。
言葉が話せるのは、旅行を楽しむための十分な要素であることを改めて思った。

バンコク市内の車が行き交うあの喧騒と屋台の物売りの様子に日本人の忘れている生命力のようなものを感じたが、一日二日といるうちに、街中の様子を見知ってくると、それは、次第に変わってきた。

アンコールワットでも世界遺産になっている寺院の跡を次々と見て回った。初めは、その規模の大きさに圧倒される思いだったが、それは、次第に変わってきた。

このことは、次回に書きたい。

今は、山ほどの洗濯物を片付け、トランクの中を整理して、これから待っているだろう現実をなんとか乗り越えていかなければ、ならないと思って、覚悟を決めている。