変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

ピンクのセーターを着て

2011-10-31 10:56:21 | Weblog
アンジェラアキが着てるセーター

あのCMを見た時から、着たいと思ってた。

週末の売り出しをねらって、買ってきた。

思ったより薄てだったので、大丈夫かとおもったけれど、なかなかいい。

気持ちがいい。

ピンクにしたのは、よかったかとおもう。あまり着ることがない色だったからか、レジに向かうとき、迷ったのだけど、着てみると気分が上向きになった。

濃い色は、元気をくれる、元気がわいてくる色なのかもしれない。



相手の話しをきくとき、、、2月の内容のつづき

2011-10-26 14:29:50 | Weblog
他者受容のことをかいた。
自分を受け入れてこそ、相手を受け入れられる。

自分を否定ばかりしていては、他人を受け入れられるわけはない。

朝、鏡に向かいお化粧をする、、、
髪型がきまったら、うれしい。
ネグセが付いたようにピンなんてはねてたら、もう出かけたくなくなる。

化粧ののりもよく、髪型もきまったら、、、気持ちいい。
これが自己受容の一つの要素になるかと思う。

たとえ、スーパーに買い物に行くのでさえも、鏡に写る自分が受け入れられたら気持ちいい。

そしたら、人に会いたくなる。会って話がしたくなる。
メールではなく、顔をみて、目を見て話をしたくなる。

難しい理屈は抜きにして、
自分自身が気持ちよく、自分を受け入れられたら、他人にも優しくなれる。
目を見て、優しい言葉をかけたくなる。

だるま夕日、、つづき

2011-10-25 08:31:24 | Weblog
美しい夕日の写真ができた。
あの日、並んでいた望遠レンズのとる写真にはかなわないけれど、
デジカメでも、、それなりに伝わる美しい景色ではある。

その出来上がった写真をもって、遠く離れてしまった方を訪ねた。

きれいなだるま夕日がみられることを教えてくれた方、、、

その人は、残念ながら、、、亡くなった。
がんと闘って亡くなった。
とても強い意志をもたれた方で、弱音をはかなかったけれど、、、
やはり、がんは、つらい、、ですね。

もうお葬式は、終えていたので、日を改めて訪ねた。
その方の奥様と、、じっくりお話をした。
看病をされてる頃、散歩しながら、病状はきいていたから、その日が来ることは、想像していたのだけど、、やはり、、辛い、、、

写真で、その美しさを伝えることはできた。
昨年は、一緒に見て、とっても感動したことをおもいだす。


カフェオレ

2011-10-21 08:19:02 | Weblog
朝のコーヒー、、、

がりがりと豆を挽いて、コーヒーをいれる。
2ℓのやかんにお湯をわかして、どっどっどっと注ぎ込む。
もっと細い湯をたらして、じっくりといれれば美味しいコーヒーになるのだろうけど、、、

めんどくさい、、、

いまひとつかなと思いながらも、牛乳を注ぐ。

やっぱり、もひとつ美味しくない。
水は、名水だからいいのよ、淹れ方が悪い、、

めんどくさい、、、

マッサージに行った。
首の具合が悪くて、じっくりとほぐしてもらった。
そのあとは、ぼうっとした顔をしている。
あんまり人には、会いたくない。うつむいて、早く家に帰りたい。
でも、誘惑があるのよ。

それがカフェオレ。帰り道、スーパーに寄る。
カワイイ軽ワゴン車で、コーヒーの販売をしている。
その豆は、いつも買っている。毎朝のコーヒー。

そこのカフェオレが美味しい。

淹れ方違う、牛乳も違う。

買い物をする前に、小さな魔法ビンを預けておく。

家に帰ると、カップに注いで、、、、ほっと一息。

だるま夕日

2011-10-20 08:19:38 | Weblog
わたしだけの海岸でだるま夕日をみる。

水平線の島と島の間を沈んでいく。

太陽の色が、朱から深紅に変わっていく。その大きさがじっくりと膨らんでくる。

台船が通過して、その夕日を遮った、、、

昨日は、その海岸をはなれて、ひと山隔てた海岸まで足を伸ばした。
そこに行って驚いた。
望遠レンズのカメラの列、30人位はいたろうか。
いいアングルを探そうとして、微妙に位置を変えている。

夕日が沈む時間が近づいてくると、自転車に乗ったエプロン掛けの主婦が、また一人またひとりとやってくる。

そのなかのひとりが初めてだるま夕日を見たという。
どんな形になるのかも知らないでやってきたようす、、、

「これがそうかね、、」なんて、、、私はその声をきいてあきれていたけれど、
そこを丁寧に説明している男性がいた。根気のある方とみうけた。


ブロッケン現象、、その④

2011-10-17 21:07:42 | Weblog
ヒュッテは、石鹸もつかえない。
お湯も、大事に使わなければならない。

寝具は、せんべい布団で、快適とはいえない。

夕飯が終わって、お湯につかるだけのお風呂に入って、汗だけは流した。

部屋に帰ると、まだ6時すぎだった。

寝るには、まだはやい。何もなくて、しーんとしている。部屋も節電のためか、薄暗い電気しかつかない。
はあっと一息ついて、二段ベットになっている下の段の布団にもぐりこんだ。

冷たい空気を、何も音のしない時間のなかで、半ば瞑想状態のように感じていた。

さっき脱いだ服が出しっぱなしで、片付けてない、、気になりながらも、眠くなってきた。

ブロッケン現象、、その③

2011-10-14 08:29:11 | Weblog
風のように去って行った女性は、関東から来たのかな、、、
ガスちゃって、、、という響き、以前一緒になった人達は、静岡からきていて、富士山に登ったことははないのよと言っていた。地元って、そんなものかもしれない。

頂上では、写真もそこそこにヒュッテににむかった。

やれやれと椅子に腰かける。
明るく「お疲れさま」といわれる。
冷たい外気から、温かい建物に入ったため、メガネが水蒸気で、曇った。
明るさと温かさがここちよい。

ブロッケン現象にであったことを話すと
「それはよかったね、どこで?、めったにあえないよ」

その言葉に、ラッキーな境遇が嬉しくなった。

こういう時、、、

2011-10-13 16:44:05 | Weblog
訃報の知らせを聞いた時、言葉がうかばない、何も考えられない、じっとしていられない。

がんを患っていたので、長くはないと想像はしていた。
でも、故郷で最後を迎えることができたから、、、、

どうしたらいいのだろうか、、、
なんかしなくては、と思うけれど、何も思い浮かばない。

それなのに、気が付けば、たんたんといつものように、夕飯の用意をしていた。

やはり、がんという病気は、確実に人の命を短くして、想像もできないような痛みを与えて、おわりを告げる。



ブロッケン現象、、その②

2011-10-12 17:02:56 | Weblog
新聞の投稿写真で見て、その現象を知った。

その時がきたら、見てみたいと思っていた。実現した。

私は、虹の中にいる私に手をふった。はっきりと映っていたその姿に感動してしまった。

確かその場に5人位の人もいたのだけど、気が付いたら、いなかった。
そういう現象を知らなかったのかもしれない。
かくいう我が夫も、その現象を知らなかった。
しばらく、感動を味わっていた。

さて、、、気を取り直して、またひたすら、ゆっくりと登り始める。
やっとの思いで、頂上のヒュッテを横切って、階段を上がっていく。手すりにすがりながら。植物保護のためなのだろうか、木で組んだ歩道がきちんと整備されている。霧がかかって、周辺は、白い世界だった。

向こうから、見覚えのある人が元気な様子でやってくる。
ああ、二つめの山登りの女性だ。
「残念ね、ガスっちゃって、、、景色がみえない」
「そうですね」と私。
「じゃ、、」と手を振って、去って行った。


私は、一刻もはやく、ヒュッテにチェックインしたかった。


ブロッケン現象、、その①

2011-10-11 09:52:09 | Weblog
山登りをした。
四国で二番目に高い山、、剣山

ふもとから、リフトを横目でみながら、ゆっくりと登り始めた。
もう、午後もおそいので、下ってきている人達が多い。
「こんにちは」「泊まりですか?」などと声をかけられながら、、、
登りの道は、きつい。
はあ、はあと息があがってくる。

体力がないと実感しながら、そこを、すいすい「ごめんなさい」なんて追い越していく年配の女性がいた。
私より、明らかに年上、、、
「早いですね」と私。
「そう、、これで今日、二つ目の山」
「え!」
「石鎚山を登ってきたのよ」
「ええ!」
石鎚山は、厳しい山で修験者の山としてしられている。

そんな会話もありながら、ひたすらゆっくりと歩く。

4時半ころのことだった。周辺に急に雲がでてきた。お日様も雲がかかっていた。
その雲がとれて,やわらかい日が差し始めた。
ふもとの雲を見下ろしていてた私達の影がその雲に写し出され、虹に包まれていた。
お日様の雲がとれたその瞬間の現象だった。
ほんの30秒くらいだった。

これがブロッケン現象だった。