変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

歯の治療

2008-06-27 21:30:23 | Weblog
歯の話は、したくない、、、

でも、あえてここにする。

右の下の歯の治療を今年に入ってずっと根気よく通い続けていた。いつかは、抜く運命にあった。この2ヶ月は、様子をみることで、仮歯ですごしていた。歯科から、「定期健診です」と電話がかかり、「とうとうきましたか、、」と予約を入れ、治療に行った。

レントゲンを撮られ、運命の診断が下る。

「(宙に浮くようになっていた)歯の骨の部分ができてますので、このままブリッジをかけていきます」

私は、その言葉に思わず「嬉しい!よかった!」

抜く運命にあった歯は、この2ヶ月でなんとか大丈夫になっていた。

カルシウムをとることに心がけたのがよかったかな、、なんて思っているのだけど、、、このままいい方向に行ってくれることを願っている。

でも、また、あんぐりと口を開けなければいけない自分の姿を想像したら、ぞ~っとするのだけど、仕方ない、、、かな、、、



マイブーム

2008-06-26 21:30:22 | Weblog
マイブームなんて言い方は、古い言い回しかもしれない。
それでも、私の中で、今はまっていること。

それは、糠漬けと温泉卵。

糠漬けは、挑戦しては、そのうち飽きて放ってらかしにしてしまい、そのままごみと一緒に捨ててしまうということを何度も繰り返してきている。
今現在は、なんとか漬け続けられている。晩御飯には、必ず出して、「美味しい」と満足している。
人参、大根、胡瓜、茄子、キャベツ。

温泉卵は、温泉卵器なるものを買うことなく、丼鉢に卵を入れて沸騰したお湯を注いで作っている。毎朝、時間をみながら、挑戦してみて、やっと甘くて美味しい卵ができた。白身より黄身が固くなって、とろりとしたその食感がいい。

こういう小さな幸せを感じられることに、感じることのできる自分がなんだかいいと思う。


村落での観光

2008-06-22 10:24:34 | Weblog
アジサイで有名になってきている村落に行って来た。

山の斜面を利用して、たくさんのアジサイを育てている。

その急な斜面にモノレールが走っている。定員7名でゆっくりと斜面を登っていく。直角に登るのかと思う程急な箇所があって、ちょっとした迫力を味わえて、面白かった。

終点に着くと、茶畑と村落が一望だ。まだその先に展望台があり、アジサイ畑の道をさらに登っていく。紫色のアジサイの花が、印象に残る。次第に汗が吹き出てくる。

休憩所で、「あじさい見団子」なる名前のついたあんこ入りの大きなお団子を買って、ベンチに座った。まさしく名の通りアジサイを見ながら、お団子をいただく。素朴で手作りのあんこが美味しかった。

こうしてアジサイを観光のひとつとして、県内外から大勢の人達が訪れている。アジサイがなかったら、山の奥地までくることはない。そうなのだけれど、どこかその観光に乗り切れていない地元の人達を感じた。

入園料も駐車場の代金もとっていないから、畑の中に、募金箱があった。気持ちとして、募金はさせていただいた。

もっともっと地元の人達のおもてなしの気持ちが感じられたらいいのだけど、、でもそこが、ある一面素朴さがあっていいのかもしれないし、、、

ちなみに、あのモノレール。アジサイの観光にだけ使うそうで、運転するおじさんが教えてくれたのだけど、1メートル3万円のレール、モノレールは1千万円の費用がかかっており、こうして観光に来た人達が、乗ってくれるから、なんとかまかなえてるそうだ。

そんな話を教えてくれたのも、少ない人数だったからで、
私達がふもとまで戻ってきたら、そのモノレールの所に長い行列ができていた。


新聞への投稿

2008-06-20 04:09:23 | Weblog
私は、新聞を読むのは、好きだ。

私が子供の頃から、自宅には、3紙位の新聞があった。大手2紙と地元紙だ。普通の家庭でも複数紙とって読むのは当たり前なのかと思っていたが、それは、どうやら違っていた、それは、父の新聞好きのせいだったのだろう。

一つの記事を読み比べては、面白がっていた時期もあった。

そんな新聞に自分の思ったことを投稿して、載ったこともあった。たぶん載るのだろうと思っていたら、その通り載ったので、興味を失ったこともあった。

でも、興味を失いつつもどこか気になって、読者の投稿記事は、どの紙を読んでも必ず目を通していた。

地元紙に私の投稿した文が載った。

母が「新聞に出してみんの?」というので、「ううーん、、、、なんかね」と否定はしたものの、どこか私に期待してるのかと思ったら、母の為に投稿してみようと思いついた。投稿したことは、内緒にしていた。驚かせたかった。

そうしたら、朝いちばんに母から電話がかかってきた。「出とったよ。おめでとう」と。

母がよろこんでくれたので、素直に嬉しかった。





うしろ姿

2008-06-19 17:41:59 | Weblog
M市に出かけた。
このところ、腰痛もよくなってきた。往復2時間のドライブも大丈夫だ。

久しぶりに友人に会う。お互い共通の趣味を持っているので、なんだか古くからの友人のように思って、いいたいことを言ってしまう。悪気があって言ってるのではないので、言い過ぎがあったら、許してね、、、(きっとその友人がこのブログを読んでいてくれること願って)

その友人と別れて、歩いていると、何年か前に一緒に行動を共にしていた人を見かけた。そのうしろ姿を見送りながら、「ああ、今の私なら、今のあなたに会える」とそう思った。

その人は、公の仕事に就き、時折、新聞、ニュース等でみかける。立派に仕事をしていると、思ってはいる。

けれども、その公の仕事をするためには、自分に都合のいい「イエスマン」だけを残して、都合の悪い人は、次々と切り捨てていった事実がある。

その都合の悪い一人だった。
半ば喧嘩別れのように、後味悪く行動を別にすることになった。

だから、私は、その頃のこと等思い出したくもないし、その人と話もしたくない、とマスコミにその人が出るたびに思っていた。

でも、その人は、あの頃、黒かった髪の毛は真っ白になっていた。今日、その人のうしろ姿は、大変なものをいっぱい背負っているかのようだった。

私は、その姿を思い浮かべながら、「いつまでもこだわっていた私は、愚か者だった。もうこだわらない。頑張ってください」とそう思った。

オオキンケイギク

2008-06-17 21:41:55 | Weblog
今、道路や線路沿い、河川敷等に黄色い菊のような花が咲いている。その花の名前を「オオキンケイギク」という。
目付きやすい黄色の花なので気になっていた。

北アメリカ原産の外来種で、1880年に観賞用に輸入されたそうだ。そんなに古い歴史があったとは知らなかった。

繁殖力が強いので、日本の固有の植物が減少、消滅されているらしい。
そのため、駆除しているところもあるという。

そういえば、池の中の亀もミドリガメが繁殖して、日本固有のカメが減少してるという。ブラックバスも繁殖している。

私たちの周りには、こうした外来のものが、いたるところで繁殖してるのだ。

繁殖ではないが、私の家の隣は、中国人だ。
時々、休日など、何人もの大きな声での中国語が聞こえてくると「危機感」覚える。

もののいうことのできない動植物は、これから私たち日本人の身の回りに起こりうるかもしれないことを「警告」してくれてるのかもしれない。

鶯(うぐいす)

2008-06-15 11:45:12 | Weblog
鶯のさえずりをすぐ近くできいた。

山の家に行った時のことだ。
隣の敷地の樹の茂みの中で「ホーケキョ」がきこえる。そのさえずりは、いまひとつ上手ではない。
しばらくすると、高く伸びた竹の枝に止まって、またさえずり始めた。

姿が見えた。鶯の姿をはじめて見る。すずめ位のおおきさだ。尻尾の部分は長い。

「ホーケキョ、ホーケキョ」と何度もさえずる。上手にさえずりができた時は、山の谷間まで響き渡った。私の「もういっぺんないて」という声にも応えてくれた。

そのさえずる姿は、全身をつかってしぼり出すかのようだ。
「ホー」で首を長く伸ばし、「ケキョ」で尻尾まで伝わるようにして震わせる。

美しい響き渡る声は、全身をつかって響かせていたのだ。
小さな感動を覚えた。

何度もさえずってくれる。その声が、ふと、とまりそうになった。近くに仲間がきたようだ。
「ケキョ、ケキョケキョ」といって飛んでいった。

ああ、飛んでいったのね。

じゃあ、私たちも山を降りようか、、、うぐいすさんまた来てね。

水着

2008-06-07 06:58:42 | Weblog
オリンピックに向けて、水泳界がにぎやかだ。

私も水泳をかじってる(?)一人として、、、

水着でより速く泳げるのなら、着てみたいとそう思う。
私は、普通の花柄なんかのある水着を着て、泳いでいる。40キロあるかないかのの痩せた身体をなんとか、貧相に見えないようにするための、苦肉の手段だ。(笑)

そんな華やかな水着が抵抗してると思うことは、よくある。胸から水が入り込んでくる。おもくなる。だから、より楽に泳ぎたいときは、薄くてぴったっと肌にへばりつくような感じの水着をきて泳いでみる事がある。すると、よく泳げるのだ。不思議と速く泳げる。楽なのだ。嬉しくなる。とはいっても、私のタイムは、クロールで25メートル、23秒。

私のこんなレベルの低い段階でさえでもそう思うのだから、ましてやトップ選手は、水着を意識することだろう。

でも、あの今話題の水着、締め付けがきついから20分間位しか着てられないそうだ。



何も変わってなかった

2008-06-03 08:26:53 | Weblog
水泳に行った。
腰痛のために休んでしまっていたから、ほぼ1ヶ月ぶりか、、

何も変わってなかった。
いつもの通り皆んな元気そうに泳いでる。

そりゃそうよね、、、

こういうの、、こういう自分、、

変わっているなんて思ったのが間違いかしら、、、

「オレがオレが」の自分中心の考えだったんだだなあ、、

現実を見せ付けられた、、、

それよりも、早くしっかりと腰痛を治さなくては、、、



石仏

2008-06-02 15:46:06 | Weblog
ウォーキングを楽しんだ。このところ、腰痛で寝たり起きたりを繰り返していたので、久しぶりだ。

県内を網羅したウォーキングガイドがあるので、それを参考にして歩くことにした。

病気を封じることで有名なお寺の境内を抜けて、山道を登っていくコースだ。3キロ、2時間かかるコースだ。

不規則な石段をあがったり、蛇でも出そうな竹やぶの中を歩いたり、山の道は結構きついのでくじけそうになる。そんな気持ちを励まし、和ませてくれるのが、時に広がる眺めだ。晴れの良い天気ではあったけど、少しかすみがかかっていたが、吹きぬける風が気持ちいい。

突然、石仏が現れた。

まるで、バーミヤンの石窟のように存在していた。
まだ、制作の途中段階のようだったけど、その存在感は充分あった。
3メートル位かな、その大きさには驚かされる。
こんな山の中で、何という大きなものを作っているのだろうか。
ちょうどそこには小さな川が流れていて、水の冷たさに暫し癒された。

その石仏をみながら、山頂を目指す。登り坂は、きつい。
また再び、汗がたらたらと流れてきた。
何度も立ち止まって呼吸を整える。

やっと山頂だ。
木々が生い茂ってしまっているので、眺めを制限してしまう。それが残念なのだけど、気持ちの良い風が吹いていて、汗がひいていく。

落ち着いたところで、下りを目指す。
すると、誰もいなかったはずの奥の院に人がいた。
参拝者かと思いきや、地下足袋が格好よく決まったおじいさんだ。
この奥の院は、ガイド本によると、左甚五郎の彫刻の竜がある、とあったので、きいてみた。「これこれ」と指差す先を見る。

おじいさんとはいっても、どこか威勢のよいその様子に「おじさん」と呼びたくなった。

石仏の所にまた再び戻ってきた。
「おじさん、この石仏をつくっている方をご存知ですか」
「いやー、わしじゃが、、変わっとんで有名なんよ」
「おじさん!すごいですね」
「いやー、、仏像の前の石垣を組むのに10年かかって、仏像で3年目。今年中に仕上げるつもりじゃが、今、便所の修理中よ」
「おいくつですか?おじさん」
「もう後期高齢者よ」
「すごいですね」

木の仏像なら彫ったことはあるが、こんな大きなものは作ったことがないので、大変だという。それにしても、こんなにも大きなものを作るとは。

足元の悪い山道を地下足袋でひょいひょいと私達の前を下っていく。

「おじさん、お元気で、頑張ってください」
「ああ」

別れもあっさりとしていた。

こういうお年寄りばかりなら、デイサービスも何も要らない。

世の中、色々な人がいる。とてもユニークな方と出会うことができた。もっともっと多くの知らない人と会いたい。