おもちゃ会社に勤める優秀な研究者のジェマは、子どもにとって最高の親友になれるようプログラムされた精巧なAI人形“M3GAN(ミーガン)”を開発していた。そんなある日、事故で両親を亡くした姪のケイディを引き取ることに。なかなか心を開かないケイディのために、開発中のM3GANを与えたジェマ。その際、あらゆる出来事からケイディを守るようM3GANに指示するのだったが…。
WOWOW ★★★
ロボットやアンドロイド、コンピュータがある種の意志を持って人間に逆らう(攻撃する)というモチーフは、たとえば「2001年宇宙の旅」のコンピュータ「HAL」のように、もう映画界では古典とされています。もちろん毎回、その見え方をどう変えるがテーマだとは思いますが。
今作のミーガンは可愛らしい女の子のAI人形ですが、どうやら顔の部分だけCG処理して、実際に12歳の少女に演技をさせていたみたいです。「チャイルドプレイ」ノチャッキー人形とはまたちょっと違う感じですが、物語はやはりこういうものを作ってしまう「マッド・サイエンティスト」が悪いわけで。で、この映画のヒロインは両親を交通事故で亡くし、母親の妹こそがこの「マッド・サイエンティスト」だったことが悲劇の始まりかも。
でもまぁ、ネタバレにはなりますが、この叔母とヒロインは多少の怪我はありましたが、この二人の周りの人たちがめちゃ災難(笑)ただ・・・「エスター」のときにも書きましたが、子役に残酷な演技をさせるのはどうもいただけない。