古本屋珍道中~

23歳、ぎりぎり生きてる本大好き人間のブログ

つれづれなるままに

2007-10-05 02:07:03 | BOOKLOG
なんとなくって意味だっけ?

今まで読んだ本で意外にシンプルな感じの本をだらだら書きます。

まず、トップバッターは三島の『潮騒』
三島って言ったら『仮面の告白』みたいにゲロゲロでしょ。
潮騒はすっごいあっさりしてます。というか、エロスがほとんどない。
物足りなさはあるものの、さっぱり後味。
簡単な内容は若い漁師がいいことのお嬢様と恋に落ちるというパターン。

太宰の『パンドラの箱』
これも太宰にしては暗くない。前向いてる太宰って珍しいよね。
内容はうろ覚えだけど、
病院での入院生活の中で看護婦さんや患者さんとの日常を明るく書いてあります。

この二作は悲しい時に読むとほんのり元気味かも。

寒空の中のぐーたら

2007-09-30 22:01:53 | BOOKLOG
なんでこんなに寒いの?
30度はどこへ行ったの?

今日は寒いので久し振りに家で過ごしました。
コンビニぐらいしか外出てないもの。
何か月ぶりってぐらいだよ。
最近忙しかったなぁ。
旅行、バイト、そして新たに始めるバイトの研修。

矯正歯科を始めました。
口の中に金属入ってるのだけれど、まー、邪魔だわ。
食欲激減です
ダイエットにお勧め(苦笑

ヘッセと自分

2007-09-30 00:03:19 | BOOKLOG
『車輪の下』は何度も読み返してます。
唯一読み返す本です。
買ってはどこかへ行ってしまい、
その都度古本屋で購入。
105円ですからね、偉大な作品も。

共感できると言ったら言い過ぎだけど
ヘッセが好きだということなのかな。
郷愁とかダミアンとかより
車輪の下には僕の味わった何かがあるのかも。

出口光さんの『天命の暗号』をちびちび読んでます。
出口さんの人間性がとてもいいね。
ただ哲学博士って肩書きに違和感ありありなんだけど
それを差し引いても自己啓発本として読む価値ありです。

『捜査官ガラーノ』

2007-09-20 21:27:39 | BOOKLOG
久し振りにつまらなかったです。
捜査官ガラーノ。
帯にニューヒーロー登場!って書いてあるから、おお!っと思って即購入。
中編よりちょっと短いぐらいで内容は推理小説に近いのだけど、
別に主人公のキャラクターが格別かっこいいわけでもないし、
ストーリーも大して面白くない。
何の真新しさもないです。
辛いなー、俺(笑

映画と原作

2007-09-19 00:58:37 | BOOKLOG
よく映像と原作について悩まされます。
というのも、ギャップが激しい。
原作を読んで面白かったので、映画またはドラマを見たらつまらなかった。
よくあります。挙げるときりがないのでやめときますけど、
どうにかならないかなぁといつも思います。

たまに映像を見て、それで原作が読みたくなるというパターンがありますが
その場合は映像の感動が消え失せてしまいます。
これも正直嫌なんだけど、本好きの性なのかな。
映像から原作パターンは最近多いです。
中でも『極大射程』。今読んでいるのですが、
これは映画を先に見てしまったところ映画の内容がなんか飛んでる感じがしたので
原作を読もうと意を決しました。(大袈裟だなぁ

極大射程は面白いです。原作が(笑
訳も比較的いい方だと思います。
まだ上巻なので全部読み終わったらレビュー書こうと思ってます。
今日は電車に4時間以上乗っていたのでさすがに疲れたな。

侵入社員!

2007-09-13 00:31:06 | BOOKLOG
前に読んだ本です。
タイトルが上手いよね。
洋書なんですけど、元々はパラノイアってタイトルだったと思います。

内容は
ダメ社員の主人公は会社の金を横領して友達のパーティー費用に充ててしまう。
それに気づいた会社側は首かライバル企業にスパイとして潜り込めと脅してくる。
下手すりゃ終身刑も免れない事態に、主人公はライバル会社に産業スパイとして
侵入するのだが……

上・下巻です。
コンテンツはいいもの持ってます。
ダメ社員を立派なエリートに仕上げるところ。
主人公とそのお父さんのやり取り。

騙し、騙され、騙しあう。まさに今の世の中。
個人的にはもうちょっとコメディ風にして欲しかったな。

太陽の馬 byノブヒコ

2007-09-11 23:29:47 | BOOKLOG
落合信彦にちょっぴりはまってます。
いろんな批判はあるらしいね。火のないところになんとやら。
でも、小説は読みやすいし好きですが今回はダメかな。

上・下巻で400円。

内容は
ビジネス・サクセスストーリー?かな。
主人公、矢島のヤーさんからエリートビジネスマン。
そして起業家への道を小説らしく描かれてます。
一般庶民感覚の僕は大変違和感がありました。

よっぽど暇なとき、牛丼を諦めることができたら購入してください。
あんまり進めません。
電車の中で読み終わります。

ブログのタイトル変えました!

2007-09-10 15:20:24 | BOOKLOG
えー、更新が滞りがちなので、心機一転しようと思います。

タイトル通り、もう本のことしか書きません!(嘘です。たまに日常を書きます

自分の住んでる場所を見渡すと、まー古本屋が多い。
そしてよく出没する俺。

てなわけで古本屋で見つけた普通の本を紹介しようと思います。
前も本のことは頻繁に書いていたので、そんなに変りないかなぁ

今日は宮部みゆきの 『R.P.G』
対戦車用ミサイルじゃないです(ここでまず一回すべるよね

推理小説かな。殺人事件の被疑者。その被疑者の不思議な人間関係。
それはネットでの“家族”
家族を持っていた被疑者はなぜネットで家族ごっこを。
そして真犯人は?

途中で絶対犯人こいつってわかります。
ゲーム好きの宮部さんならではだと思う。
若干軽かったなぁ。寝る前に読めちゃった。

田中さんが言うにはね

2007-08-10 15:05:28 | BOOKLOG
今、『反転』というノンフィクションを読んでいます。
元東京地検特捜部のエース、田中さんは地検のやり方に嫌気が差して、裏社会の弁護士として活動するも古巣に邪魔者扱いされ、とうとう逮捕。

そんな著者の田中さん曰く、今回の鹿児島選挙違反無罪事件などは地検が大好きな捜査なのだそうです。

なんでも選挙違反はお金がわんさかもらえるのだそうで、みんな大好き。
臨時収入がポッケからこぼれ落ちるぐらいだそうで。

『反転』、面白いです。読みやすいし、やっぱり正義の味方なんていないんだなぁってアダルトチルドレンの僕は思うわけです、はい。

全共闘時代

2007-06-11 11:31:52 | BOOKLOG
昨日読み終わった本、『テロリストのパラソル』のご紹介。
読みやすく、一日ぐらいで読めるでしょう。
概要は
主人公はアル中で公安から逃げる事20数年。アル中となり、いつものように公園でウィスキーを飲んでいたら、爆破事件に巻き込まれる。奇妙なヤクザ、浅井。昔の恋人の娘、塔子と事件の真相に迫る。

全共闘時代を全く知らなかったけど、全然問題ないし、さして難しくもないのだが、ラストが結構重いかもしれない。

日本は腐ってると日頃思っている僕は共感しました。

今読んでる本は『自壊する帝国』
こむずかしいのかなと思いきや、これもすいすい読める。
著者の佐藤さんは外交官でムネオ事件の責任を取らされてる感じだけど、こんなすごい人を国家が見捨てるところも日本は腐っているのでしょうね。