漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

俺に質問するな!!

2011-01-03 21:46:00 | 特撮ヒーロー
 …といった感じの今年の「仮面ライダー MOVIE大戦 CORE」。今回のメインはおやっさん・スカルとその娘・亜樹子のお話です。まずは「W」から。いきなり変身から入る翔太郎とフィリップ。私聞いてない!という気分を引きずりつつ、冒頭から振り切ったお話を展開してくれてます。いきなりヤミーと戦うWと照井ですが、照井が変身していません。そこに振り下ろされる亜樹子の愛のムチ(スリッパに書いてます)。そもそも照井が変身できないのは、亜樹子は結婚前のマリッジブルーによる?仮面ライダーアレルギー。フィリップが興味持っている余裕ありません。それによって、「ノーモア!仮面ライダー」キャンペーン展開中。確かにこれ以上増やされても鬱陶しい。でも増えるのだろな。それから、「映画泥棒」もやめましょう。
彼女が仮面ライダーアレルギーになったのは、おやっさんの影響。「亜樹子がお嫁に行くときは、必ずそばにいる」と、交わした約束があったのだが、それが仮面ライダースカルになったため、叶わなくなったからであった(その時の状況には驚きます)。それに興味を持ったヤミーが、ガイアメモリで過去の記憶を探る。それに巻き込まれた亜樹子も、おやっさんの過去を見ることに。
 鳴海荘吉の事務所には、彼の相棒・マツ(山本太郎)がいた(トミーとマツ??)。彼にとっての頼れる情報整理役である。そこに、事務所にかかってくる一本の電話。風都の歌姫・メリッサ(亜樹子と二役)、荘吉にとっての妹である。彼女にもとに訪れた、蜘蛛男を名乗る脅迫状。この謎を解くのが荘吉の依頼である。しかし蜘蛛男は、出回り始めた魔性の小箱・ガイアメモリの怪人=ドーパントであった!!ドーパントには、さすがの荘吉のハイキックも敵わず。このあたりは吉川晃司の魅力全開です。翔太郎(幼少)が惚れるのもムリありません。でもこの頃からスタッグフォン使われていたのか鳴海探偵事務所。携帯電話も普及し始めた頃だしな。警官時代の刃野(なだぎ武)も微笑ましい。
 そこで事務所の幽霊・シュラウド=園咲文音に相談を持ちかけるが、「ガイアメモリを使うしかない」という判断に、「断る(これも吉川晃司の魅力)」であった。スタッグフォンだけで対抗しようというのが、またハードである。サムの紹介で、建築オタクのストーンを連れて潜入工作を行うが、吉川晃司ご本人のアクションもむなしく結局追い詰められ文音によりスカルへと変身する!!敵がスパイダーとバットというのも、初期ライダーへのオマージュが効いています。本人のアクションもカッコイイ!!
 そして戦いの中で答えを見つけた荘吉。追い詰められたスパイダーは、特殊能力=爆弾を使って、街の恋人たちや荘吉にも爆弾を仕込み、メリッサを連れ逃亡。街には悲鳴がこだまする…!!スパイダーを追う荘吉の前に、バット=メモリの売人が現れる。しかし透け素材でやや隠しているが、ギリギリ露出のお方だな…。個人的には楽しめるけど。スパイダーを用済みと言う彼女だが、しかしそんな彼女もすでに用済み。スパイダーの卑劣さを目の当たりに、荘吉の怒りは頂点に達し、スカルは覚醒する!!タンクローリーを操り、スカルを追い詰めようとするバットだが、怪物マシン=スカルギャリーを駆使し、ハードボイルドに戦うスカルの活躍は劇場で!!しかし亜樹子(幼少)が、「なにわの美少女仮面」の時のたこ焼き帽子をかぶっていたのにはビックリ。さらにプレゼントまでスリッパなのが、さらに「わたし聞いてない!!」気分です。
 次は「仮面ライダーオーズ/ooo」の3つの出来事。一つ!鴻上はDr.真木に、セルメダルによる人造人間の研究を進めていた。戦国武将・織田信長の欲を受けた、欲望を糧とする人造人間が誕生する!!生まれたてはローションまみれでした。何の映画だ。一方、そんな欲とは無縁の火野映司。アルバイトで貯めたお金を、欲にまみれた怠け者に提供していた(しかも赤・黄・緑のビールケースを台に!!)。騙されているのに、「なら困ってないから、それでいい」と言い、比菜に呆れられる始末。
 二つ!そんな中、謎の甲冑怪人が天誅と称して殺人を繰り返す事件に遭遇する映司。いつの間にかメダルケースを持っていた映司であったが、質問してはいけないみたい。そして信長のことを知らずに、彼(人造人間のノブナガ)を拾う映司であった。おろそい…もといお揃いのモンシロチョウのパンツを履き、仲むつまじい二人であったが、ノブナガはどんどん知識を吸収していき、ついには大社長にまで出世する!!その中で鴻上に出会い、仮面ライダーバースにまでなるノブナガ。ガシャポンベンダー…もといバースドライバーで、プテラノドンヤミーを追い払い、人心をも掌握しようとするノブナガ。そもそもこのプテラノドンヤミー、何で出てきたのかもわからんまま。これも「質問するな!!」ということですか!?
 そして三つ!!そんな頃、欲とは関係なく比菜の先輩である明智よしののバレエレッスンに、比菜と付き合う映司の前に、ノブナガが出現。鳴かないホトトギス=よしのに、明智光秀の子孫ということで、天誅を下そうとするノブナガ。彼の正体を知り、彼と戦う映司。その中で脚を負傷するよしの。彼女の失望感からか、何者かがヤミーを生み出す。そのヤミーを見て、グリードの幹部たちが、「ギル」という竜のグリードの存在を感じ取るが、それはまだ質問できないみたい。時間軸としては、第12話か第14話の後くらい??
 ヤミーを倒し、ノブナガを撤退させる映司。ぼんやりしている映司のもとに、怠け者たちが宴会を持ちかけてくる。そんな連中でも、恩義はあるみたいです。そんな、欲望とは無縁の映司を不満に思うノブナガ。「欲が無ければ、喜びも無いはず」というノブくんの言葉通りであったが、「空は青い」の一言で片付けてしまう映司であった。一種の悟りの境地ではあるが、俗物には理解しづらい結末です。というか、飛躍しすぎだろ井上敏樹!!もう少しマシなホン作ってくれ!!
 こっちはわりとバラしていますが、メインはスカルですので、「もっと説明しろ」と要求されても、「断る」と返答します。もう今回の映画、吉川晃司のための映画化ですね。あとはラストバトルに向かうわけですが、行きずりの映司が亜樹子に、「仮面ライダーがいるから、争いが絶えない!!」と思わぬとばっちりを食らう。父親の話が出た時に、映司は「それでも戦いたかった」と、父親の決断を讃えるが、結局根拠は無いのであった。Wとオーズの共闘で仮面ライダーコアを迎え撃つ。敵は強敵、「仮面ライダーの憎しみを糧とする自身は最強」と謳うやつです。しかし、仮面ライダーの真の強さは、そんなことではない!!そのあたりは劇場で答えを見つけてください。ちなみに、アンクを見た時の翔太郎のリアクションがケッサク。さらにWのキメ台詞にほれ込む映司もケッサク。何か考えといてください。アンクには怒られそうだけど。そして最後の決め手はアクセル&バース登場と、オーズの最強コンボでキマリだ!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。