２閣僚の問責決議

前田国土交通相と田中防衛相の２閣僚に対する問責決議が昨日提出され２０日に参議院で可決される見通しだ。ねじれ国会になってから問責決議とはどのようなものか知ることになった。前田国土交通相は、岐阜県下呂市長選挙で立候補予定者の支援要請をする文書に署名したことが、公職選挙法の事前運動、更に公務員の地位利用に当たるとし辞任を要求、田中防衛相は、北朝鮮のミサイル発射の対応、それに国会答弁での迷走を理由にしている。確かに田中防衛相に日本の防衛が任せられるかという不安は感じる。また、前田国土交通相も軽率であると思う。自ら身を引くといった潔さがあっても良いのかな。この重要な時期、通常国会で予算執行の裏付けとなる特例公債法案も審議しないで国会がまた混乱、国民が既成政党に愛想を尽かしているのに無関心。自ら身を削るとした国家公務員の歳費減額も言い訳程度。いつになったら国民が安心して国を国会議員に預けられるのだろうか。