楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

桜ひねり餅

2010-03-02 20:00:10 | お土産
職場の人の土産です。
淡路のサービスエリアで買ったと言ってましたからどこの名産というのではないようですが、
左上部に和歌が記してあり、紫式部とあるではありませんか。
いやしくも「源氏物語を原文で読む会」で古典をお勉強(大半は遊びですが)している身としては目を留めざるを得ません。
「嵐吹く尾の上の桜散らぬ間を心とめけるほどのはかなさ」とあります。
これは源氏が若紫を見初めて祖母である尼君に「姫をお世話したい」と手紙を出したのに対して尼君が返事をしている歌なんですね。
まだ幼いと言っていいほどの若紫を何故?とどうにも源氏の真意を測りかねる尼君は「ほんの気まぐれなのでございましょう?」とやんわりお断りしている訳です。
期間限定の銘菓としているので、「桜」と「はかなさ」でイメージを重ねたのでしょうかね。
優しい桜色でかわいい形のお餅。日本茶によく合おうというところ、コーヒーでいただきました。

 
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