ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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バックガイドモニターは役立つ? 役立たない?

2015年02月27日 | 社会について独り言


最近、車を入れ換えた。

もう、そろそろ高齢者マークを貼らないといけない歳だが、
車は田舎暮らしでは必需品。
ちょっと近くへ、あるいは遠くへのお出掛けもそうだが、
なにより、農機具を積んで畑に行くにも、車がなくてはならない。

前の車と同じ車種で、7人乗りのファミリー・ミニ・バン。
前の車は、あまりにも使い心地が良くて、11年も乗ってしまった。
それで、新車も同じ車にした。

担当の営業マンは、停年で辞められていて、若いのが担当してくれた。
オプションなどは、なるべく前の車のものを使ってくれて、助かった。

が、一つだけ思惑外れがあった。
バックガイドモニターが見辛いのだ。
ディーラーの若い営業も整備係の人も、何回か調整をしてくれたのだが、
前の車のそれのように、使えない。

症状を簡単にいうと、
モニターに映る車体の幅を示すラインが広すぎる。
だから、駐車場に止めようとする時、
ラインのガイドを、隣の車にぶつけるように入れて行かないといけない。

トヨタのサイトでは、このようなバックガイドモニターの案内がある



この案内写真では、黄色いラインの幅は、ほぼ車と同じように見える。
このまま下がって行けば、駐車場の白い枠に黄色いラインも収まって進み、
安心してハンドル操作ができそうだ。
しかし、私の新車のバックガイドモニターはそうなっていない。

私の前の車は、緑のラインはなかったが、まさにこのように動作した。
どこの駐車場でも一発で車庫入れ出来、よく褒められた。

ところが、こんどの新車は、この黄色いラインの幅が、
駐車場の白いラインの幅より、はるかに広い。
それで、左隣の黒い車に、黄色いラインがぶつかるように進まないといけない。
これは恐い。

そんな事は微塵も考えなかったので、
この、役にたたないバックガイドモニターを買ってしまった。
前の車のバックカラメラモニターを、新車に載せかえれば良かったと、
つくづく後悔している。

先日JAFの方とお会いした時、雑談でこの話をしたら、
『最近のバックカメラは、より広角なレンズを使っている。
車の後方だけでなく、周囲全部を見えるようにようにしているものもあるからだ。
バックガイドモニターは、後方の状況を確認するだけにして、
車庫入れ時に全面的に頼るのは、止めた方が良い。』
とのことであった。

今は、50年前に自動車学校で習ったことを思い出して
車庫入れをやるようにしている。

水素を燃料にする、衝突しそうになったらブレーキが掛かる、等々。
車の技術の進歩は止まることはなさそうだし、
トヨタをはじめ、各社は業績絶好調で、春闘の要求も頭抜けている。

高価な、余分なものを買って、私も彼らに協力したわけなので、
どこかで、私にも『トリクルダウン』のおこぼれがあれば、と願っているが、
なぜか淋しい思いだ。


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