ちい坊のオッカケ人生

ハイテンションでクールな ちい坊のオッカケ記録

Sweet Rain 死神の精度

2008年03月31日 | MOVIE
「Sweet Rain 死神の精度」


監督 : 筧昌也
出演 : 金城武 小西真奈美 富司純子


筧昌也氏は、大好きなテレビ番組、「ロス:タイム:ライフ」の監督でもある。

2008年3月29日、真木よう子が演じる部長の「ロスタイム」の「部長編」
「全力で戦ったのだから、あの日の選択は後悔しない」全力で仕事に生き
1人で誕生日に死んでいく彼女の姿に、身につまされて私はボロ泣きした。


現在の私は、自分が1番 大切だと感じていること、「私の時間」を守るため
それ以外の全てと、決別している・・・ その結果、全てを、喪失している・・・
恐らく最期の日を、私は、1人で迎えるだろう。淋しいけれど、後悔は しない。



その筧監督の映画ということで、年度末の3月31日に、見に行こうと決心!
映画もコメディタッチでありながら、筧監督の世界観に、心から癒された・・・



でも、もし、私担当の「死神」が側に居るなら、どうか正確な判断をしてほしい。



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Jusqua Grand-pere (ジュスカ・グランペール) Mineral Live Vol.3

2008年03月29日 | MUSIC
「Jusqua Grand-pere (ジュスカ・グランペール) Mineral Live Vol.3」

@東京都庭園美術館 新館大ホール  



Jusqua Grand-pere
高井博章(g)
ひろせまこと(vl)


Guest
鳥山雄司(g)
早川純(bn)



  

ギター高井博章さんと、バイオリンひろせまことさんの2人によるデュオ
2人で、「おじいさんになるまで」続けたいという想いを込めたユニット名
「Jusqua Grand-pere (ジュスカ・グランペール)」  2007年7月
鳥山雄司さんのプロデュースでリリースされたアルバム「mineral life」
発売記念のライブ。御二人には、東京初のホールワンマンライブとのこと。



   

東京都港区にある、東京都庭園美術館の一角の建物でのコンサートは
室内の照明を落とし、庭園内の灯りで照らすという演出。とても幻想的


150名は入る横長の室内。ライブをするために創られてない空間なので
かなり出す音の質 そのものが問われるだろうし、音で盛り上げること自体
難しく感じるけれど、徹底して2人の楽器の音だけを貫いたことに、感心!



 

「おおきに~」 京都の柔らかい言葉と、関西イントネーション、天然なMC
おもしろいのか、おもしろくないのか、微妙なところが、たぶん、おもしろい。




  

プロデューサー鳥山雄司さんと、アルバムにも参加されたバンドネオンの
早川純さんが、1部と2部それぞれ、またアンコールに、ゲスト出演される。
鳥山さん演奏は「JG Swing」「The Song of Life」「Gypsy Dance」

アルバムで1番好きな「Madrugada」 鳥山さんで聴いてみたかったな~



4月4日のライブは、情報収集の詰めが甘く、チケットをゲットできず、完売。
6ヶ月ぶりとなる鳥山さんのライブ。本当に楽しみでいた。3曲でも大満足  



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上村淳之展

2008年03月16日 | EVENT
「上村淳之展」

@三越 日本橋本店


2008年3月4日~2008年3月16日


2006年、画業50年を迎えるという上村淳之氏の展覧会

パリ・三越エトワールで開催された 「松伯美術館開館記念
上村松篁・淳之展」以来の帰国記念にあたる展覧会らしい。



      


263種類、1600羽以上の鳥と生活を共にしている上村氏。
鳥に対する優しい眼差しと慈しみの心、どの絵からも伺える。



日本の「花鳥画」で何よりも大切なのは、「余白」であるという。

「余白は、空虚な空間ではないのか」 「花鳥画」を描く以前に
根本的な問題と格闘したという上村氏。余白への「気付き」は
鳥との出会いというエピソードが印象的。映像コーナーも満員。



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千住博展 ハルカナルアオイヒカリ

2008年03月15日 | EVENT
「千住博展 ハルカナルアオイヒカリ」

@高島屋 日本橋店


2008年3月6日~2008年3月17日


ニューヨークを拠点に活躍されている、日本画家である千住博氏の最新作
2007年12月から2008年1月までニューヨークで発表された、壮大な滝


「ハルカナルアオイヒカリ」 音も立てずに上から落ちゆく一筋の水、水飛沫
蛍光塗料で描かれた滝は、光を浴びて仄かに青く輝き、暗闇に浮き上がる。



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魔法にかけられて

2008年03月14日 | MOVIE
「魔法にかけられて」


監督 : ケヴィン・リマ
出演 : エイミー・アダムス パトリック・デンプシー スーザン・サランドン


アニメーションと実写のコラボは、ディズニー映画史上の初めての試みらしい。

夢のような ディズニーワールドなオトギバナシと、それを皮肉るリアルな現実。
その対比が面白い。これもまた、ディズニー映画史上の初めての試みかな?



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映画 クロサギ

2008年03月08日 | MOVIE
「映画 クロサギ」


監督 : 石井康晴
出演 : 山崎努 山下智久 竹中直人 哀川翔


2006年4月に放映されたドラマの映画版

ドラマの映画版は、コケることも多いけれど
大好きな俳優、山崎努さんが出演している
ことを差し引いても、個人的に、かなり満足

パンフレットも 「詐欺」に関する解説が充実







しかし、公開日初日の映画館、客層が若い 

私、「隠れ山Pファン」と勘違いされたかも~
(同じ「山」でも、「山下」ではなく「山崎」・・・)



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いつか眠りにつく前に

2008年03月07日 | MOVIE
「いつか眠りにつく前に」


監督 : ラホス・コルタイ
出演 : クレア・デインズ ナターシャ・リチャードソン ヴァネッサ・レッドグレイヴ
      メリル・ストリープ メイミー・ガマー


       

2人の名女優と、実の娘達
それだけでも 見る価値あり



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4ヶ月、3週と2日

2008年03月05日 | MOVIE
「4ヶ月、3週と2日」


監督 : クリスティアン・ムンジウ
出演 : アナマリア・マリンカ ローラ・ヴァシリウ


子供を産むということが、自分自身の幸福のためではない社会の中で
彼女は命そのものへの感情が 麻痺していると考えたらいいのだろうか。
生きていく力さえ、剥奪されているということなのか。抵抗する姿なのか。




 

そうでなければ、人生を投げた他人事モードの彼女に怒りが収まらない!


灯りの消えたスクリーン。光の見えない闇のように深い絶望感に襲われる。



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潜水服は蝶の夢を見る

2008年03月03日 | MOVIE
「潜水服は蝶の夢を見る」


監督 : ジュリアン・シュナーベル
出演 : マチュー・アマルリック マリ=ジョゼ・クローズ


左目に「映る」だけの世界は、言葉の力を得た時、左目で「映す」ことができる。
身に起きた経験も、客観的に突放す時、蝶のように羽ばたかせることができる。



主人公の、自分自身の姿を、怜悧に見つめる目。跳ね返していく、意志の強さ。
想像力と創造力。そして、主人公の姿に添う形で、表現されていく斬新な映像!


でも、私が、主人公に想いを寄せることができないのは、「象の背中」と一緒・・・
映画に感動すること、事実に感動すること、人物に感動すること。別の次元かな。



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