雨雲ながれて晴間垣間見、すかさず指示だす。

通常　日常　カットアウト
じとじと降る雨　一晩中
休肝日　浅い眠りと　やまぬ雨
ベットの脇には　半渇きの洗濯物

湿度上がって　眠り遠のき　諦め起きた夜明け前
濡れたアスファルト　タイヤを切りつけながら
早朝　川沿い　走り抜ける





けむった　もやった　でっかい塔
明るくなるまで　ぼやっと　眺め
流れる雲　とどまる　僕ら
朝もやの中　ふたりぼっちの散歩道

おっと　晴間が　のぞいたら
すかさず　スマホ　手に取って
まだ寝てる　あの子に　緊急メッセージ

～　指先でおくる　きみへの　メッセージ　～






『いまだ！！！』　


湿った　洗濯物は　無事　日の下にたなびいて
天気予報は　あめつづき
貴重な晴れ間に　感謝して

それじゃ　またなっと　ソラニハ犬

見上げた空の先には　雲の隙間に　青い空
気温もあがって　ぽかぽか陽気
景気　御機嫌　株価もあがって

ぽかぽか景気を　夢見て働く

長い休みは　当分先だ