ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

無風快晴の陽溜りハイキング。倉沢見通シ尾根を滝入ノ峰まで登りました

2017年03月24日 | ハイキング/奥多摩

2017/2/15  今年はまだ雪山を歩いていません。そのトレーニングにまずは少しでも雪の上を歩いて来ようと、奥多摩の1000m以上の山へ行くことにしました。そのくらいの標高になれば必ず雪がたくさんあるはずと思ったからです。 


▲S子との山行です。短い距離しか歩きませんから、今回も出発はのんびり遅い時刻です。10:10ころ。


▲倉沢バス停で下車。倉沢林道ではなく、バス道路を少し先へ向かいます。10:37ころ。


▲倉沢のヒノキへ行く階段からスタート。10:39ころ。


▲向かいには日原の石灰岩鉱山が見えます。10:40ころ。


▲あちらこちらで山道の脇が崩れていました。10:41ころ。


倉沢見通シ尾根に出ました。10:49ころ。


倉沢のヒノキの前に立つS子。立派なヒノキです。胸高周囲6.3m、樹高34m。11:01ころ。

▲巨樹には独特の存在感がありますね。何かを語りかけて来るようです。11:02ころ。


▲倉沢のヒノキから右へ水平な道が延びています。これは廃村になった集落への道。以前は建物もそのまま残っていたのですが、今では階段状の敷地だけが残っています。11:13ころ。


▲ほぼ尾根沿いに踏み跡がありました。そこをしばらく歩きます。11:19ころ。


▲その踏み跡が尾根から離れ、尾根の南西側を巻くようになりました。11:21ころ。


▲その巻き道はまだまだ続いているのですが、あまり尾根から離れても不安ですから、適当な場所から尾根へ戻ることにしました。11:24ころ。


▲再び尾根へ戻りました。11:27ころ。


▲岩のゴロゴロある尾根の結構な急登を登って行きます。無風快晴ですから、気分良く登れます。11:37ころ。


▲落葉広葉樹が続いていましたが、植林帯に入ります。ほの暗い中を歩くことに。11:49ころ。


▲日陰で北面だからでしょう。雪が融けずに残っていました。12:04ころ。


▲東隣りの鳥屋戸尾根が見えています。左の山がその尾根上の笙ノ岩山1254.8mでしょう。右に見えている山は本仁田山1224.5mだと思うのですが。12:26ころ。


▲広葉樹の苗を植えているようです。シカの食害から守るために網で囲ってあります。12:32ころ。


▲本仁田山だと思います。その右の遠くには御岳山や大岳山が見えます。12:40ころ。


▲相変わらず岩はゴロゴロしています。12:46ころ。


▲もうこの辺りでは標高が1000mは越えているはずです。1120mあたりのなだらかな尾根へ向かって直前の急登を登って行きます。13:07ころ。

▲積もった枯葉をラッセルしながら急登を直登! 13:15ころ。


▲平らな場所に出ました。心がほころんできますね。13:27ころ。


▲こんな空はいつ見ても何度見ても大好きです! 13:45ころ。


▲大休止後、再び歩き始めます。しばらくはそれほどでもない登りが続きます。13:50ころ。


▲植林が現われると日陰になりますから雪も残っていました。14:04ころ。


▲東京都レンジャーによる野生動物調査のためのカメラです。多分、僕も映ったことでしょう。14:06ころ。


ヨコスズ尾根の登山道へ出ました。普通ならここから下山していくのでしょうが、今日はそうではありません。14:08ころ。

▲登山道をそのまま突っ切って、滝入ノ峰へ向かいます。でも、かなりの急登が標高差70mあまり続きます。14:28ころ。


▲山頂が近づいています。14:32ころ。


滝入ノ峰1309.9m山頂の三角点にあとわずかのS子です。14:34ころ。

S子は山頂で脚が攣りました。ここまでの急登が影響したようです。今回は足の攣りに効くと言われているツムラの漢方薬を持って来ているので、それを飲んでもらいました。
下りもいつも以上にゆっくりと歩くことにしましょう。


▲山の世界には山名標識を自作して設置する趣味の人たちがいるようですね。この猫の標識は初めて見ました。14:35ころ。


▲どの方向を見て撮影したのかを忘れました。でも、長沢背稜なのは確かでしょう。右の三つのピークの連なりは三ツドッケ(天目山)1576.0mでしょうか? 14:37ころ。


▲下山開始です。ほんの僅かですが、雪を踏みしめる感覚も味わいます。14:57ころ。


▲まさに枯葉のラッセルです。よく乾燥してますから、そのクッション性や音も心地いいですね。15:06ころ。


▲わざと雪のある場所を歩きます。15:08ころ。


▲おそらく雲取山の方向だと思います。木にボンボンのようなヤドリギがたくさん付いていますね。15:17ころ。


▲滝入ノ峰からヨコスズ尾根に忠実に尾根筋を下ってきました。でも、登山道は南東側山腹を巻くように通っていますから、適当な場所から登山道へ降りることにしました。なだらかな傾斜の斜面を下ります。ここも枯葉のラッセルでした。15:42ころ。


▲登山道に出ました。ここからは一般登山道です。15:46ころ。


▲S子は途中また1回脚が攣りました。それでも、注意しながらゆっくり降りて来ましたから、軽くて済んだようです。日原の町が見えて来ました。16:31ころ。


▲東日原のバス停です。楽勝で間に合う予定だったバスには乗ることが出来ませんでした。S子にバスに間に合うために通常のスピードで歩くことを強制はできません。それは仕方のないことです。16:59ころ。


▲バス停そばの食堂が営業していればそこで次のバスまで時間を潰すことも出来たのでしょうが、開いていませんでした。じっと待つのも退屈ですから、奥多摩駅目指して行けるところまで歩きます。振り返った日原の町は、いつも思うのですが、ナムチェバザールに雰囲気が似ていると思いませんか? 17:03ころ。


日原トンネルです。このトンネルの竣工は昭和54年3月のようです。完成間もないころに、こんな立派なトンネルが出来たんだと、感激しながら車で通った記憶は確かにあります。ただ、それ以前の旧道を通った記憶もかすかながらあるのですが、その記憶が本当だかどうかは確信持てません。年代的には旧道を通ったことがあったとしても可笑しくはないはずですね。17:09ころ。


▲日原トンネルの右側に旧道が残っています。今の道路に合流する橋は壊されているのですが、いまS子が立っている横から旧道へ入ることが可能でした。17:10ころ。


▲旧道を100mほど進むとトンネルがあり、写真のように鉄柵でふさがれていました。残念! 戻ることにします。17:12ころ。


▲日原トンネルを通り抜けます。17:28ころ。


▲今日の登り口の倉沢ヒノキへの階段が現われました。意外と近かったんですね。17:33ころ。


▲川乗橋バス停に到着です。バスの時刻まであまりなかったので、歩くのはここまで。すぐに来たバスに乗りました。18:33ころ。

久し振りに「天益」が開いていました。平日は営業していないことが多いのですが、予約があれば開けるのだそうです。今日は予約があったのだとか。予約した人、有り難う。Kさんも来られていたそうですが、入れ違いでした。Kさんとは少し前に愛犬(豆柴)の散歩中に偶然お会いして、立ち話を長くしました。でも、会いたかったですね。