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WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

宗教に対する規制・反感の増加

2011-08-30 20:08:06 | 興味深い世界の宗教一般
8月はとても忙しく、一月ぶりの投稿になってしまいました。書きたいニュースはいくつもあるのですが、なかなか時間を取ることが出来ません・・・。ブルックリンでホットな協会の不動産の話題なども近々扱いたいと思っています。

さて、今回は世界各地で見られる宗教的な不寛容の広がり、反宗教が広がっているというニュースです。宗教と社会生活についての様々な調査を行っているPew Forumからの記事ですが、それとは別に、最近テレビでこうした傾向が増えていることを特集した番組を見ました。おそらく世界的に観察されていることなのでしょう。私たちにとって大いに関心のあることです。


Reuters - 2011/08/09

世界人口のほぼ3分の1が住む地域で、宗教活動の自由がより難しくなっているとアメリカの調査団体は報告している。

ピュー・リサーチ・センターによると、2006年の中頃から2009年の中頃にかけて、世界人口の上位にあるいくつかの国々において宗教に対する政府の制限と大衆の敵意が大きくなっている。

「増大する宗教への制限」と題するレポートによると、「調査を行った3年の間、宗教に関係した暴力と虐待の増大がいくつかの地域で見られた」とのことである。

この期間中、宗教に対する寛容さが見られたのは、世界人口のわずか1パーセントが住む地域のみであった。

ピュー・センターの198の国々に対する調査では、以前の報告で制限的あるいは反対的であった国々は、さらにその度合いが増していることが分かった。宗教に寛容な国々では、逆の傾向が見られる。

実際に宗教グループに対する反感の増加は、中国、ナイジェリア、タイ、ベトナム、イギリスで見られる。エジプト、フランスでは政府による制限が拡大している。

ピュー・センターでは、ある特定の信仰や布教の制限、特定の宗教に対する優遇、改宗の制限などについての法律や政府の方針を調べた。敵意や反感については、宗派主義暴力、宗教的な服装に対する嫌がらせ、様々な種類の脅しによって計った。

2009年の中頃の時点で、政府が宗教的な理由で人々を殺害したり、身体的に危害を加えたり、拘束したり、投獄したり、家を追い出したり、所有物を破壊したりした国々は101に上る。1年前には91カ国だった。過去3年間でこうした暴力は、多くの国で減少するよりもむしろ増加傾向にある。

群衆による、宗教に関係した暴力行為は52カ国で起きた。1年前には38カ国だった。一般の市民グループによって引き起こされた、宗教的憎しみや偏見に基ずく暴力は142カ国で発生しており、調査の対象となった198カ国の約4分の3に及ぶ。これは2008年の中頃とほぼ同数である。

2009年中、宗教に関連したテロリストは74の国々で活動しており、その半数の国で暴力が見られる。

クリスチャンとイスラム教徒は世界で最も勢力の大きな宗教グループだが、多くの国々で嫌がらせの対象となっている。他の宗教も嫌がらせに遭っているが、特にユダヤ人は世界人口の1パーセント以下にも関わらず、75カ国で制限もしくは嫌がらせを受けている。

イギリス、デンマーク、ロシア、スウェーデン、ブルガリアのヨーロッパ5カ国における宗教的緊張は、イスラム教徒人口の急速な増加に焦点を合わせている。しかしそれ以外にも、エホバの証人などの少数派に対する反セクト主義と反感も高まっている。


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2 コメント

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Unknown (あらし)
2011-08-30 22:23:15
いつも興味深いニュースをありがとうございます。
協会の話題たのしみです。
Unknown (JWニュース)
2011-09-06 15:13:31
いつもありがとうございます。更新ちょっと遅れ気味で済みません。時間出来たら一気に更新します。

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