ニュースの中のJW

WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

放火で焼けたエホバの証人の王国会館 - アリゾナ州

2010-03-29 21:53:30 | 事件・事故
 「不審火で焼け落ちた王国会館」  - 2009/2/13

デイブ・タフトは火を消し止めたと思った - 天井を炎が突き抜けるのを見るまでは。

タフトはメサ市にあるエホバの証人のオレンジウッド会衆の長老だ。火曜日の午後、彼は王国会館で事務の仕事をしていた。突然、若いカップルが正面のドアから入ってきて女性の方がこう言った「あなたのところのゴミ箱が燃えているの知っています?」

タフトはすぐに消火器をつかんで、建物の横にある市指定のゴミ箱へと走った。
「それはまるで火のボールのようでした」と彼は語った。
消火器を使い果たした後、タウトはガーデン用のホースを握り炎に向けて水をかけた。建物の外側は全部消し止めた。
しかし、その築約40年の建物をまるで舐めるかのように火は屋根から姿を表わした。

「突然、炎はゴーという音と共にひさしの部分から出てきました」

メサ市消防所の副所長マイク・ダンによると、6時に通報があってから炎を抑えるまでに45分かかった。さらに消防士たちは燃えている部分を消火したり煙を押さえるために、多くの人が見ている中2時間をかけた。最終的に11時まで現場で消火活動が行われた。
約40人の消防士たちが、メサ市、ギルバート市、テムペ市から応援に駆けつけた。

ダンはそのゴミ箱の火が極めて怪しいとしながらも放火魔による犯行との断定は避けた。
「潜在的な過失あるいは事故による可能性をまず否定しなければならない。それから放火犯への捜査へと移るだろう」 事故とは彼によれば通行人が不注意で燃えるものを捨てたりすることだ。
ダンによれば、50万ドルの損失とのことだ。天井は何か所も焼け落ち、ホールは修羅場となり水による被害も建物の至るところにある。
この会館にはスプリンクラーが付いていなかった。しかしダンによればひさしのところになければ今回のケースでは役に立たなかっただろう。

この火事で、二つの英語会衆と二つのスペイン語会衆は建物が再建されるまで集会を開く場所を探さなければならなくなった。
スペイン語会衆の長老デホイスによれば、会館を使っている会衆の長老たちは金曜日に合同の集まりを持ち今後どうするかの話し合いを計画している。
この会館を使っている会衆の成員は400-500人おり、それぞれの会衆は週に2回の集会を開いている。
デホイスによると、消防士たちのおかげで会衆の大切な記録は守られたそうだ。

この王国会館は1971年にエホバの証人たちの集会所として自発奉仕者たちによって作られた。メサ市で使われていた一番古い建物だった。2000年に大規模な改装が行われ、2年前に内装工事が完成したところだった。
証人の自発奉仕者たちは市の西側に別の会衆が使う会館を建設中である。

火曜日の火事は、この一帯の宗教施設を狙ったここ数年の放火のもっとも最近のものである。クレイグ・アルストロンはこの気持ちをよく知っている一人だ。
証人たちが金曜日の朝に火事の後を調べに来た時、彼もやってきて慰めと援助の申し出をした。
彼はLDSイエスの杭教会の主催者だが 2007年11月にやはり不審火で教会が全焼している。
「自分のつらい経験を思い出す」と彼は述べた。彼の教会の再建はまもなく終わるそうである。
昨年の夏は近くの北フェニックス地区で5件の連続した火事があり、数件は不審火で少なくとも一人が逮捕された。

北西バリー王国会館は2003年12月に放火によって全焼し、自発奉仕者が古い建物を撤去し4ヶ月で新しい会館を建てた。


※ 海外でもやはり王国会館への放火はあるんですね。しかし日本の報道に比べてすごく詳しく具体的です。長老へのインタビューもしているんですね。また他の教会もやってきて慰めや援助を申し出ているのが興味深いですね。ありがたいことですが、どう答えるのでしょうか・・・。







JWの家族を襲った惨劇 - その背景にあったものは・・・

2010-03-26 19:44:39 | 事件・事故
「イギリスの西端、トルローの静かな町で起こった銃撃事件。エホバの証人の夫が殺され妻が重体」
- 2008/9/23 イギリス


元イギリス空軍整備士が元交際相手の女性の両親を銃で襲った。両親が彼らの交際を終わらせ、家族経営の会社から彼をクビにした後に惨劇は起こった。

ジョナサン・クックは、元交際相手の見ている前で、彼女の父親でエホバの証人であるアダム・ハスラー(41)をHV弾のライフルで撃ち殺したと見られている。
また、必死で逃げようとする母親を背中から2度発砲した。現場は7つの寝室がある高級な家で、非常に美しい風景のコーンウォールハムレットにある。

39才になるハスラー婦人もエホバの証人であり、その厳格な宗教上の信条ゆえに輸血を拒んでいた。

家族を知る友人によると、彼女は「悲嘆にくれていて」また「家の中で何が起こったかを知っていた」そうだ。

犯人であるクックは自殺を図っており、回復を待って警察は取調べをしようとしている。

彼は、銃撃が起きた所から20マイルほど離れた彼の自宅の近くで、武装した警官により逮捕された。

この惨劇は、ハスラー夫妻の20才になる娘ダニエラに対して、クックと一年近く続いていた交際をやめるようにときつく言い渡した一月後に起こった。彼がエホバの証人ではなかったからというのがその理由だ。

また、彼らは23才になるその男を家族経営の会社である「ClearFlow」から退職させた。彼はイギリス空軍を辞めてからそこでずっと働いていた。

ハスラー氏の祖父であるロバート・ハスラー氏(87)はこう言う。「ダニエラは彼との交際を終わらせようとしていた。彼らは1年ほど付き合っていたが、それは6週か8週くらい前のことだった。彼は非常に独占欲の強い青年だった。20才くらいの女の子がどんな感じかは分かるだろう?」

ロバート氏は鉄鋼一筋でやってきた男で、現在は退職しておりエホバの証人ではない。こう付け加えている。「私の家族はこのニュースをただ驚きと恐ろしさで受け止めている。昨日私はまるでゾンビのようにただ歩き回っていた」

ハスラー氏の母親マクレーンさん(64)はこう言った。「アダムは素晴らしい息子でした。彼は私たちのファミリーの愛すべき一員でした。私たちはとても親しい家族で、今経験している苦痛はとても言葉にできません」

家族の内の何人かは病院にいるハスラー婦人のベッドの傍らにおり、彼女の容態は安定していると述べた。

クックの祖母はこう語っている。「彼は愛おしい少年であり、彼女のためにエホバの証人になることを考えていた」
彼女によると、昨晩クックは人工呼吸器につながれており彼の母親が彼に付き添っていたそうだ。
彼女は「彼とダニエラは、私の家の近くに来た時にはいつでも私のところに遊びに来たもんだよ」と言った。見たところ二人は共にいることを楽しんでいるようだったそうだ。
「ジョナサン(犯人)はメソジスト教会で育ったが、大きくなるにつれ宗教に関心がなくなってきた。しかし、ダニエラのためにエホバの証人になることを考えていたようだ」とも述べている。

また彼はイギリス空軍の航空技師として5年間働いていた間、優秀なラグビー選手として半年間のツアーでフォークランド(南米チリ沿岸)に行ったこともあるそうだ。

軍隊を辞めたあと、彼はハスラー氏の経営する下水処理の会社に就職し、そこでダニエラと知り合うことになる。

エホバの証人のスポークスマン、ティム・メースはハスラー婦人についてこう述べている。「彼女が病院についた時には意識があり、輸血を拒否した。彼女はとても長時間に及ぶ外科的治療を受けており、私はそれが無輸血で行われたと理解している。それは彼女が長くに渡って持っている確固とした宗教上の信念である」
また事件の時、家にはダニエラと16才になる妹アビガイルもいたが、彼らは自分の親が銃撃されたのを見ており、ひどいトラウマに陥っているとのことだ。

警察は23才になる男を殺人容疑で逮捕しており、共犯者は誰もいないと見られている。


※ 実に悲しい事件です。交際が一年も続いていた訳ですから、最初のうちは両親も、彼はエホバの証人ではないものの何かいいものを持っていると思っていたのかもしれません。でも、きっと二人に何かがあったんでしょうね。両親は交際をやめさせて会社も辞めてもらうことにしました。しかし彼はそのことを恨み続けてやがて恐ろしい殺人を犯してしまいます。こんな時代ですから、何がきっかけで自分が被害者になり、また加害者になるか分かりません。「エホバの証人だから大丈夫」とか、「世の人だから気をつけないと」ではなく、誰でもその人がどんな人かしっかり見極めて接していかないといけませんね。また自分も、「豹変する危ない人」にならないように気をつけないといけません。

エホバの証人になりたがっている俳優兼ラッパー(有名人 in America)

2010-03-25 19:20:18 | 芸能・スポーツ
「エホバの証人の性交渉についての規則がハワードを退けている」

映画「クラッシュ」のスター、テレンス・ハワードは今でもエホバの証人になりたいと思っている - いつか彼が自分の性欲をコントロール出来たならば。

この映画俳優は10代の頃にエホバの証人になるために聖書研究をしていた。
しかし、彼は結婚するまでセックスをあきらめなければならないことを悟り、離れていったのだ。彼はこう言っている。「そこに自分の問題はあった」。
しかし新たに独り身になったハワードは(最近のガールフレンドと別れたってこと)彼の宗教をあきらめてはいない。こう付け加えている。「いまでも難しいことだと思う。この分野で自分をしつけられれば、いつかエホバの証人になりたいと思っている」

http://www.contactmusic.com/news.nsf/story/jehovahs-witness-sex-rules-turn-howard-off_1042146

テレンス・ハワードで検索すると日本語のウィキペディアが見れるけど、あまりたいしたことは載っていません。
しかし、英語版のWikiを見ると詳しく彼について書かれています。
これを見ると彼が俳優・音楽家としてかなりのキャリアを持っていることが分かります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Terrence_Howard

子供の頃はお父さんが刑務所に入っていたり、アフリカン・アメリカンと白人の混血としていじめにあっていたりと恵まれない時期を過ごしました。母親とおじさんたちが舞台俳優をしていたため、18才の時にニューヨークに行って俳優を目指します。彼は科学の先生になろうと思っていましたが、成績が足りず結局あきらめて俳優としてのキャリアを歩むことになりました。私も詳しくは分かりませんが、Wikiを見るとずいぶんいろいろな映画やTVで活躍しているようです。

パーソナルライフを見ると、2番目の奥さんはユダヤ教に生まれてエホバの証人として育った人で、テレント自身もエホバの証人になりたかったとインタビューで答えていたとのことです。


※ 彼の生活を見ていると、今のところどう見てもエホバの証人にはなれそうもありませんが、そのような人でも昔学んだことを思い出し、いつかはエホバの証人になりたいと思っていると考えているのは興味深いですね。


エホバの証人を餌にしている犬

2010-03-24 19:25:52 | ちょっと面白いニュース
「私の家の犬はエホバの証人を餌として与えられています」 - 2006/7


イギリスのグローブ夫妻は今から30年以上前の1974年のクリスマスの日にエホバの証人の訪問を受けた。家族がご馳走の七面鳥にかぶりついていたまさにその時に、誰かがドアをノックした。雰囲気を壊されたと感じた彼らがドアを開けてみると、エホバの証人がそこに立っていたのだ。彼らは思った。クリスマスは誰からも邪魔されたりするべき時ではない!仕返しをしてやる!!

しかし、自分たちイギリス紳士は、チキンの残り物やシェリー酒のビンを投げつけたり、銃をぶっ放すといったことは出来ないと感じ、ユーモアたっぷりの方法で仕返しをしようと考えたのだ。

そこで、このサインを家の門にかけることにしたのだ。

" Our dogs are fed on Jehovah's Witnesses "
(私の家の犬はエホバの証人を餌として与えられています)

30年以上このサインは町で特に問題となってこなかったが、ここに来てついに警察からその看板を下ろすようにとの命令が下った。それは「心痛を与え、侮辱的で、不適切」なものだからと言うのが理由だった。

彼女にとってはそのサインは「亡き夫(この記事の2年前に亡くなっている)との思い出だ」と語っており、「町の人々もこのサインに慣れておりどうして今になって問題となったのか分からない」と言っている。

ちなみにその苦情はある市民団体からのものであり、その看板は「偏見や差別に基づく犯罪」と告発者は述べている。

当のエホバの証人はどう考えているのだろうか。
ニューハンプシャー州のエホバの証人たちは一種のジョークとして受け止めているようだ。
「こうしたサインは単なるふざけたものであって、深い憎しみによるものではない」と担当者は述べている。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-397960/PC-police-order-couple-Jehovah-Witness-sign.html


※ まあ、奉仕に行ってもいろいろな人がいるので、この家はなんとなく訪問しない方がいいかもと感じた時は無理に行かない方がいいかも知れませんね。あとは何か言われても受け流す余裕も必要ってことでしょうかね。