空飛ぶ!気まぐれ雑記帳

The Flying Capricious Notebook
気分次第で 気ままに書き込むつもりの『雑記帳』です。

2008(H20)/09/30(火)の放送

2008-09-30 22:53:33 | 落語 演芸/放送後記
日本の話芸/NHK教育テレビ
2008(H20)/09/30(火) 14:00-14:30
八代目 一龍斎貞山 講談「眠り猫」
2008(H20)/07/26(土) 第38回 NHK講談大会 東京・虎ノ門 ニッショーホール 収録


*再放送予定
 2008(H20)/10/05(日) 05:15-05:45 NHK総合テレビ
 他 初回放送より12日後の 日曜日 03:00-03:30 NHK-BS2でも放送あり(放送時間は変動あり)
※最新の番組表等で確認の事


*次週は 三代目 三遊亭遊三「百川」を放送予定
※最新の番組表等で確認の事


*参考
当日演目:
八代目 一龍斎貞山「眠り猫」 一龍斎貞心「朝顔日記」 神田紅「紅恋源氏物語」 六代目 一龍斎貞水「団蔵と多見之助」
(中入り)
田辺一鶴「高野長英」 六代目 宝井馬琴「藤堂高虎 出世の白餅」
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お好み寄席/NHK-BS2 #019
2008(H20)/09/30(火) 18:00-18:45
「落語・長講一席」
古今亭志ん五 「柳田格之進」
2008(H20)/08/26(火) 東京・渋谷 NHK放送センター みんなの広場ふれあいホール 収録
司会:中川緑アナウンサー

○「笑いは心の潤滑油 伝統の芸を現代に「お好み寄席」」

●プロフィール(演目前に司会者が紹介)
昭和41年(1966) 古今亭志ん朝に入門 前座名「高助(たかすけ)」と名乗る
昭和46年(1971) 二ツ目昇進 「志ん三(しんざ)」と改名
昭和57年(1982) 真打ち昇進 「志ん五」と改名
平成18年(2006) 落語協会常任理事に就任

古今亭志ん朝一門の総領として御活躍です

◆古今亭志ん五 「柳田格之進」 高座風景

◆インタビュー(内容抜粋)
今年で初高座から40年
昭和43年(1968)1月2日 お正月興行の二日目 上野鈴本演芸場で初高座
師承の古今亭志ん朝のお父さんの 五代目古今亭志ん生が 寄席に出演した最後の興行
その後 志ん生はホールでの落語会には出演したが 寄席は最後の出演だった

後年に その時の根田帳を上野鈴本演芸場の舞台番の人にお願いをして貰って 今は宝物になっている
根田帳の同じページに 最初に「高助」(志ん五の前座名) 最後に「志ん生」と書いてある

志ん朝に入門した当時は 師承が一番忙しい頃
自分の名前の付いた冠番組 テレビ・ラジオ番組 レギュラー番組が週に何本もあり 映画や舞台にも出演
朝 家を出たら夜中に帰って来る様な生活 殆ど家に居ない 志ん生と一緒にいる時間の方が長かった
前座時代 噺は志ん生から教えてもらっていた
覚えた噺を 志ん朝に聞いてもらうが 師承が忙しくて それが大変
例えば 新宿の末広亭の楽屋口に車を停めて 志ん朝師承が一席終えて 次の仕事に行く迄
車の運転席に師承が乗り 自分は後部座席に座り バックミラー越しに噺を聞いて貰い アドバイスを受ける
それが終わると 自分は車を降り 師承は自分で車を運転して次の仕事場に向かう

「それは駄目だよ 親父がよっぽど具合が悪い時に お前に教えたんだ」
「そんな落語に そのマクラは振らないんだ それは親父が間違っているんだ」等 言われた事もある とのこと

一番最初に「道灌」を教わった 「金明竹」「宿屋の富」等 10位の噺を教わった

一番覚えている志ん朝の言葉は
「例え 志ん生でも 間違えは間違えなんだ」 「俺も神様じゃないんだから 俺も間違う時はある」
「お前は聞いていて「あっ! 師承間違えたな」っていう 耳を持たないと駄目だぞ」

自分にも3人の弟子がいる

志ん朝は噺の細かい事は注意しなかった
「お前のやりたい様にやれ」「基本だけは忘れるな」「噺の稽古は忘れるな」「大きな声で お客さんに聞こえる様に喋れ」


*次週 放送予定
 「花の落語家六人衆」
※最新の番組表等で確認の事

2008(H20)/09/29(月)の放送

2008-09-29 23:00:03 | 落語 演芸/放送後記
浅草お茶の間寄席/チバテレビ #235
2008(H20)/09/29(月) 19:00-19:55
六代目 春風亭柳朝 「悋気の独楽」
八代目 橘家圓太郎 「短命」
2008(H20)/七月下席 東京・浅草演芸ホール 収録(*01)


◆お店紹介/(一席目終わり CM明け)
「黒田屋本店」(和紙・和小物の専門店)雷門のすぐ横(ロケ日は09/09(火)らしい)
案内人:田代沙織

○その後CMへ


*(*01)2008(H20)/七月下席 の模様だと思われるが 収録された「日時」は定かではない
 柳朝「夜の部」 圓太郎「夜の部 主任」(浅草演芸ホール 番組表より)


*再放送予定
 2008(H20)/10/01(水) 13:00-13:55 チバテレビ
※最新の番組表等で確認の事

*次週放送 出演予定
 四代目 隅田川馬石「金明竹」 ホームラン「漫才」 柳家さん吉「小さんの思い出」
※最新の番組表等で確認の事


*神奈川県のtvkでの放送は本日昼間の放送で終わってしまうらしい
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真打ち競演/NHKラジオ第1
2008(H20)/09/29(月) 21:05-21:55
三代目 桃月庵白酒 「ざる屋」(*01)
南州太郎 漫談
三遊亭鳳楽 「鮑のし」
2008(H20)/07/30(水) 東京・渋谷 NHK放送センター CR505スタジオ 収録
司会:中江陽三(元NHKアナウンサー)


(*01)21:13頃 地震情報で45秒程度中断(20:49頃 広島県北部発生 震度3)
 何故?定時のニュースの中でやらないのだろう?
 又、地域だけでの放送での地震情報にしないのだろう?(「震度5」とかなら全国放送も判る気がするが)


*次週 放送予定
 ブログ投稿時 NHKの番組表には未掲載で詳細不明 もしかしたら 東京渋谷のスタジオでの収録分かも?
※最新の番組表等で確認の事

2008(H20)/09/28(日)の放送

2008-09-28 22:35:00 | 落語 演芸/放送後記
志の輔ラジオ 落語DEデート/文化放送 #077
2008(H20)/09/28(日) 06:00-06:40
二代目 三遊亭円歌 「呼び出し電話」  1961(S36)/02/22放送 ニッポン放送「お楽しみ演芸会」 とのこと(*01)※
出演:立川志の輔 ゲスト:萩尾みどり
2008(H20)/**/**(月)? 文化放送 スタジオで収録(*02)

*録音機器不備で 番組の「文字起し」はなし


*(*01)番組名等 詳細不明
 一応 半分寝ながら聴いてはいたが 録音されていると思っていたので うろ覚えで 不確か
 もし 録音等していて聞き直せる方がいらしたら 正確な情報を教えて下さい
*(*02)収録日の詳細は不明だが 番組ホームページのゲストとの写真の志の輔の服装より
 先週の放送分と同日に収録されたと思われるが定かではない


*次週のゲストは 戸田恵子
※最新の番組表等で確認の事


※10/05加筆
「番組名」 コメントで教えて頂きました 有難うございます
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笑いがいちばん/NHK総合テレビ
2008(H20)/09/28(日) 13:35-14:05
ハローケイスケ 漫談
原口あきまさ ものまね
ぴろき ギタレレ漫談
桂米助 「家族会議」(*01)
2008(H20)/**/**(月) 収録日? 東京・渋谷 NHK放送センター 102スタジオ 収録
司会:九代目 林家正蔵 中川翔子


*(*01)自作新作落語の「最後の審判」の前半部分でも良く演じられている(オチは付けないが)


*次週 別番組で放送なし
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※本日放送なし
「お楽しみ演芸特選/NHKラジオ第1」は「大相撲秋場所」両国国技館からの中継放送で放送休止

 次週からレギュラー放送再開だとおもっていたら 別番組の放送で番組休止
 レギュラー放送再開はおそらく 10/12(日)からだと思われるが どうだろう?
※最新の番組表等で確認の事
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※放送再開
 次週10/05(日)より 20:00-20:55「らんまんラジオ寄席/TBSラジオ」
 2008(H20)年度の放送が再開

次週放送 出演予定
 柳家三三「道具屋」 ナイツ 漫才「スポーツの秋」 橘家文左衛門「道灌」
※最新の番組表等で確認の事


2008(H20)/09/23(火)の放送

2008-09-23 15:16:34 | 落語 演芸/放送後記
日本の話芸/NHK教育テレビ
2008(H20)/09/23(火) 14:00-14:30
六代目 五街道雲助 「幾代餅」
2008(H20)/08/15(金) 第590回 NHK東京落語会 東京・虎ノ門 ニッショーホール 収録


*再放送予定
 2008(H20)/09/28(日) 05:15-05:45 NHK総合テレビ
 他 初回放送より12日後の 日曜日 03:00-03:30 NHK-BS2でも放送あり(放送時間は変動あり)
※最新の番組表等で確認の事


*次週は 八代目 一龍斎貞山 講談「眠り猫」を放送予定
※最新の番組表等で確認の事


*参考
当日演目:
(開口一番)昔昔亭A太郎「動物園」
六代目 古今亭今輔「釣りの酒」 古今亭菊之丞「短命」 三代目 桂伸治「皿屋敷」 六代目 五街道雲助「幾代餅」
(仲入り)
柳家喜多八「いかけ屋」 三代目 三遊亭遊三「百川」
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※本日放送なし
「お好み寄席/NHK-BS2」 18:00-18:45 は放送休止

*次週は「落語・長講一席」 古今亭志ん五「柳田格之進」を放送予定
※最新の番組表等で確認の事

2008(H20)/09/22(月)の放送

2008-09-22 22:25:00 | 落語 演芸/放送後記
浅草お茶の間寄席/チバテレビ #234
2008(H20)/09/22(月) 19:00-19:55
柳家さん喬 「千両みかん」
林家正雀 「大師の杵」
四代目 柳亭市馬 「転宅」
2008(H20)/七月下席 東京・浅草演芸ホール 収録(*01)


*(*01)2008(H20)/七月下席 の模様だと思われるが 収録された「日時」は定かではない
 2008(H20)/七月下席 さん喬「夜の部」 正雀「昼の部」 市馬「昼の部 主任」
 (浅草演芸ホール 番組表より)


*再放送予定
 2008(H20)/09/24(水) 13:00-13:55 チバテレビ
※最新の番組表等で確認の事

*次週放送 出演予定
 六代目 春風亭柳朝「悋気の独楽」 八代目 橘家圓太郎「短命」
※最新の番組表等で確認の事
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真打ち競演/NHKラジオ第1
2008(H20)/09/22(月) 21:05-21:55
バラクーダ 「ボーイズ」
玉川スミ 三味線漫談「地獄巡り」
二代目 古今亭寿輔 「老人天国」
2008(H20)/07/30(水) 東京・渋谷 NHK放送センター CR505スタジオ 収録(*01)
司会:中江陽三(元NHKアナウンサー)


*(*01)桃月庵白酒本人のブログより判明 なので ほぼ正確な情報だと思われる


*次週 放送予定
 三代目 桃月庵白酒「ざる屋」 南州太郎「漫談」 三遊亭鳳楽「鮑のし」
※最新の番組表等で確認の事


2008(H20)/09/21(日)の放送

2008-09-21 23:44:28 | 落語 演芸/放送後記
落語研究会/TBSテレビ #042
2008(H20)/09/21(日) 04:20-05:10
三遊亭歌武蔵 「たばこの火」
2007(H19)/09/27(木) 第471回 TBS落語研究会  東京・三宅坂 国立劇場小劇場 収録
出囃子:勧進帳
解説:京須偕充(落語評論家) 聞き手(進行):竹内香苗(TBSアナウンサー)

◆解説(演目放送前 抜粋)
竹内アナ:「落語研究会」の時間です いつもの様に 東京・三宅坂 国立劇場からお送り致します
     京須さん 本日も宜しくお願い致します
京須  :はい こちらこそ 宜しくお願い致します
竹内アナ:さて 今日お送りするのは 三遊亭歌武蔵さんの「たばこの火」です
     これは 京須さん どんなお噺なんですか?
京須  :はい これはねぇ とても風変わりなお噺ですねぇ
竹内アナ:はい
京須  :元々は上方 大阪の落語なんですよ
     でぇ~ 戦前の 二代目の桂三木助さんという方から教わって え~ 先代の林家正蔵師承
竹内アナ:はい
京須  :彦六に成られた この方がねぇ 東京風 江戸風に直した....
竹内アナ:へぇ~~
京須  :噺なんです
竹内アナ:あっ そうなんですねぇ~
京須  :でぇ~ これはねぇ あのぅ「一見(いちげん)の客」っていう言葉 今でもあるでしょ?
竹内アナ:そうですねっ 「初めて そのお店に行く」っていう
京須  :うん 初めて え~ 今でも一流のレストランとか あはっ(笑) 料亭なんかに行けば
     さて「一見のお客では どうか?」という事もありますね
竹内アナ:はい
京須  :で しかも この「たばこの火」のお客は 一流の料亭に一見のお客で行きながら
     あ~「御祝儀」ですとか そういった物をね 自分のお金を中々出さないで「立て替え」「立て替え」と
     やって行くんですよ
竹内アナ:あぁ
京須  :さぁ このお客「お金が有るのかどうか?」 う~ん これゃぁ え~やっぱり経営者としては
     心配になる所でしょう
竹内アナ:そうですね
京須  :さてぇ えへっ 「どういう展開になるのか?」と....
竹内アナ:ほぉ~
京須  :という様な噺でしょうねぇ
竹内アナ:なるほど  見所はどんな所なんですか?
京須  :はい あのぅ~ そのお金の立て替えをねっ
竹内アナ:はい
京須  :え~「若い衆(わかいし)」という まぁ その取次ぎをする者が「帳場」 経営者の所へ行って
     お金を借りてくる その間の だんだん やり取りがね 「おい そんなに出せないよ」と
     そういう辺りとか
竹内アナ:はい
京須  :それからねぇ 後でこのお金を う~ん 「座敷で撒く」という場面があるんですよ
竹内アナ:あらっ はい
京須  :その辺のね え~ 主人公の 滅多に無い事でしょ? 「お金を撒く」なんていうことはねぇ
竹内アナ:はい
京須  :その辺を「どう演じるか」が見所じゃないでしょうかねぇ
竹内アナ:はい それでは 三遊亭歌武蔵さんの「たばこの火」 お楽しみ下さい
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◆三遊亭歌武蔵 「たばこの火」 高座の模様を放送(前解説後 CM明け)
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◆解説(演目放送後 抜粋)(高座の模様放送後 CM明け)
竹内アナ:三遊亭歌武蔵さんの「たばこの火」をお送り致しました
     何だか ちょっと不思議なお噺というか
京須  :うん あのぉ~ ねっ
竹内アナ:考えてしまうというか
京須  :「また お金を」と思ったら「煙草の火」という所なんかも とても 皮肉でしょ? ねぇ
竹内アナ:はい そうなんですよねぇ
京須  :「ふっ」っと 体をかわされた感じもあって
竹内アナ:ええ ええ
京須  :中々不思議な噺ですよ このねぇ 色々考えるとね
竹内アナ:はい
京須  :「お金を使う楽しみ」
竹内アナ:はい
京須  :これは歌武蔵さんもマクラでおっしゃってる
     う~ん だけど そのお金を そんなに沢山 お金があるからできるんだろうけれども
     「お金を皆に撒く」という事が 嫌味に感じられるかも知れない
竹内アナ:ふ~ん ふんふんふん
京須  :それから やっぱり一見のお客に対する扱いというもの
     この料理屋さんを この主人公は試したんだろうか? どうなんだろうか?
竹内アナ:う~ん
京須  :その辺 色々考えるとね 中々複雑な所はあります
竹内アナ:そうですねぇ~
京須  :で お金 やはり人間にとっては大切なもの 永遠に大切なもの
     それについて色々考えさせる噺ではありますねぇ
竹内アナ:確かにそうですねぇ~ こう「ストン」と落ちるというか 「ワハハ」って笑うというより....
京須  :うん
竹内アナ:何かちょっと「人間とお金」って 考える様な....
京須  :はいはい そうなんですよ うん
竹内アナ:お噺でしたよねぇ~
京須  :うん それは 最後に「ころっ」っとああいう風にねっ え~ ひっくり返す所がまた味なんでしょう
     ねぇ
竹内アナ:そうですねぇ~
     そして歌武蔵さんは こう 豪快にお話しされてましたよねぇ このお噺
京須  :はい これ あんまり神経質にやるとね 本当に嫌味な要素というのが 表に出て来るかも知れない
竹内アナ:ええ
京須  :この歌武蔵さん 体型も大らかだけど....
竹内アナ:はい(笑)
京須  :声も大らか 芸風も大らか それがねぇ この噺を良い方向へ持って行ってると あたしは思いますねぇ
竹内アナ:そうですねぇ
     これからの歌武蔵さんに期待する事ってありますか?
京須  :そういったね 恵まれた(笑) 個性 体格も含めての個性 それを活かして ちょっと癖のある様な
     人物を嫌味なく描いていく 例えば「らくだ」の様な噺 え~ そういう方向の開拓を 僕は期待
     しています
竹内アナ:そして このお噺もまた これからは変わって行くかも知れないですねぇ~
京須  :はい あのぅ解釈 聴き様によっても色々変わって行く 中々ねぇ 懐の深い味な噺ですよ
竹内アナ:はい 歌武蔵さんが もし歳を こう重ねて行くに連れて この噺ももっともっと....
京須  :またまたねぇ 色んな味が出て来るんじゃないでしょうか?
竹内アナ:はい そうですねっ
京須  :それが楽しみですねっ
竹内アナ:はい 京須さん今日は有難うございました 次回もまた宜しくお願い致します
京須  :はい こちらこそ 有難うございました


*参考
当日演目:
三遊亭好二郎「高砂や」 古今亭菊志ん(古今亭菊朗 改め)「紙入れ」 三遊亭歌武蔵「たばこの火」
(中入り)
三代目 柳家権太楼「代書屋」 春風亭正朝「黄金餅」
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志の輔ラジオ 落語DEデート/文化放送 #076
2008(H20)/09/21(日) 06:00-06:40
八代目 春風亭柳枝 「宗論」  1958(S33)/12/18放送 ニッポン放送音源 とのこと
出演:立川志の輔 ゲスト:前田美波里
2008(H20)/08/**(月)? 文化放送 スタジオで収録


*本日のゲストは 前田美波里

*本日のゲスト 自分にとって この番組がなければ お会いする事がたぶん無い方 接点がない
 自分の小さい頃から 歌 ミュージカル CM ドラマに出ている と 志の輔

*前田美波里 鎌倉生まれ 父親がアメリカ人 母が日本人
 名前はアメリカの祖母が 自分の父親のすぐ下の妹の名前「ビバリー」から付けて欲しいという意向で
 母方の祖父が「美波里」と当て字で付けてくれた とのこと
 良く名前の由来で お母さん お婆さんが「美空ひばりさんの大ファンなんでしょうね」と言われた とのこと

*有名な資生堂のキャンペーンガールでCMに出演
 東宝の初舞台を踏んで1~2年目頃で「海外に出るのは とても良い事で勉強になる」と出演を薦められた
 とのこと
 CMはハワイのカウアイ島で撮影 水着での撮影は当時としては斬新で 少しびっくりしたが
 鎌倉生まれで 小さい頃から水泳は好きで 夏は良く泳いでいたので 水着になるのは抵抗はなかった とのこと
 あまり写真撮影の経験がなかったので ただただ「目を開けて」いたら 雪目の様になってしまい熱を出した

*5年位前に 桂ざこば 桂南光とは舞台で共演した事があり 南光も志の輔と全く同様で「会う事は無いだろう」
 との事を言っていた とのこと
*母親が落語が好きで 旅公演の時等には落語のテープを渡されるが 忙しくて中々聴く機会が無かった とのこと
*南光の落語は生で観た事があるらしい
 今回の出演に際し 番組から提供されたCDを聴いて「ねずみ」が好きだった
 自分が子年だったので 最初に聴いたとのこと

*前田 初代の「ニュージーランドオピニオンリーダー」とのこと
 自然が良い 空気が美味しい 水が美味しい 野菜が美味しい 温泉もあり ワインも美味しい
 魚介類 サーモンも美味しい とのこと
 ニュージーランドは日本の約70%の面積で 人口は静岡県と同じ位 とのこと

*今回放送の落語は「宗論」
 前田 小学校がプロテスタント系の学校 自身は洗礼は受けていない 家に帰ると 祖父母が天理教 母は無宗教

*落語を聴いた観想等
 オチが面白かったですね 今の若い人達には判りづらいかなぁ
 自分も 子供の頃 祖父母に自分の信じる宗教を薦められた経験があるので 落語を聴いて思い出して面白かった

*桂南光と志の輔は 同じ宗教に入っている
 「宇宙意志の会」 教祖は南光 東京支部長が志の輔
 「全ては宇宙の意志が決めている」というもの お布施も教えも無い
 沢山お酒を飲みながら「今日は二日酔いするだろうけれど こらは俺の意志ではなく 宇宙の意志だから」という
 言い訳的なもの

*番組後半 ミュージカル舞台の告知 案内等


*次週のゲストは 女優の萩尾みどり
※最新の番組表等で確認の事
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笑いがいちばん/NHK総合テレビ
2008(H20)/09/21(日) 13:35-14:05
漫才:NON STYLE
漫才:ストリーク
漫才:昭和のいる・こいる
2008(H20)/**/**(月) 収録日? 東京・渋谷 NHK放送センター 102スタジオ 収録
司会:九代目 林家正蔵 中川翔子

*企画コーナー「これぞ「昭和」の大師承」
 出演者全員で のいる・こいる師承の師承の 獅子てんや・瀬戸わんやのVTRを観る

 わんや師承は 平成5年(1993)に亡くなっている
 てんや・わんや師承は 温厚だったが怖い師承だった とのこと
 怒る時はガ~っとは言わないで 諭す様に言う 最後は口を利かなかった とのこと
 のいる・こいる 漫才師になる前は二人とも 歌声喫茶で司会や歌を歌っていたが この先若い人が
 やる仕事ではない と 先輩に「弟子入りをしろ」と薦められたが 獅子てんや・瀬戸わんやの事を知らなく
 テレビで観て「中々面白いじゃん じゃあ行ってみるか」と入門した とのこと
 元々好きで漫才師になった訳ではない とのこと
 コンビ名の「のいる・こいる」は 「乗り越える」から来ている
 獅子てんや・瀬戸わんやが 歌手の三橋美智也と仲が良く「何か この子達に良い名前はないかなぁ?」と
 相談したら「昭和の時代を乗り越える」という事から「昭和のいる・こいる」となった とのこと

 「NON STYLE」は 結成当時 井上が好きだったバンドに似た名前を付けた
 当時 淀川の河川敷でネタ合わせをしていたので「淀川ピーナッツ」という名前を石田が付けたが 却下された
 「ストリーク」は 「一直線」「電光石火」という意味で 後々調べてみたら「平行線」という意味もあった


 「いとこ~ はとこ~ いとはとこ~」を こいるが演じた
 
てんや・わんや師承の教え
「子供から おじいちゃん おばあちゃんでも楽しく笑ってもらえるような漫才をやりなさい」と言われた
 とのこと

VTR
 獅子てんや・瀬戸わんや 漫才「田舎物語」 1976(S51)放送 NHKテレビ「爆笑演芸会」より(*01)
 瀬戸わんや 「ぴ~よこちゃん」 1984(S59)放送 NHKテレビ「この人 獅子てんや・瀬戸わんやショー」より(*02)

コーナー最後 中川が「意外に真面目なことも語るのいる・こいる」のコーナーでした と締めた
※最後少し失礼な事を言い 中川がコーナーを締める 最近のパターン


*次週放送 出演予定
 ハローケイスケ 原口あきまさ ぴろき 桂米助
※最新の番組表等で確認の事


*(*01)「何で行ったの」の演題でも演じられていたものだと思う 調べたら1976(S51)/11/27の放送らしい
*(*02)「ぴ~よこちゃん」の由来 瀬戸わんや 一人で演じる 調べたら1984(S59)/06/21放送らしい
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※本日放送なし
「お楽しみ演芸特選/NHKラジオ第1」は「大相撲秋場所」両国国技館からの中継放送で放送休止
 09/28(日) も番組休止
 レギュラー放送再開はおそらく 10/05(日)からだと思われる
※最新の番組表等で確認の事


2008(H20)/09/16(火)の放送

2008-09-16 21:00:28 | 落語 演芸/放送後記
日本の話芸/NHK教育テレビ
2008(H20)/09/16(火) 14:00-14:30
四代目 桂福團治 「ねずみ穴」
2008(H20)/07/10(木) 第278回 NHK上方落語の会 大阪府・中央区大手前 NHK大阪ホール 収録


*再放送予定
 2008(H20)/09/21(日) 05:15-05:45 NHK総合テレビ
 他 初回放送より12日後の 日曜日 03:00-03:30 NHK-BS2でも放送あり(放送時間は変動あり)
※最新の番組表等で確認の事


*次週は 六代目 五街道雲助「幾代餅」を放送予定
※最新の番組表等で確認の事


*参考
当日演目:
「桂春團治一門会」
桂春菜「御先祖様」 三代目 桂小春團治「アルカトラズ病院」 四代目 桂福團治「ねずみ穴」
(中入り)
桂春若「京の茶漬」 三代目 桂春團治「いかけ屋」

2008(H20)/09/15(月)の放送

2008-09-15 22:32:10 | 落語 演芸/放送後記
衛星落語招待席/衛星劇場
2008(H20)/09/15(月) 11:15-12:00
三笑亭夢丸 「三文銭」  2008(H20)/02/15(金) 東京・池袋演芸場 収録(*01)


*再放送予定
 2008(H20)/09/26(金) 09:15-10:00 衛星劇場
※最新の番組表等で確認の事


*(*01)演目の「三文銭」は 「夢丸新江戸噺」の 2007年度優秀賞受賞作品 作:山田浩二
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浅草お茶の間寄席/チバテレビ #233
2008(H20)/09/15(月) 19:00-19:55
三代目 柳家権太楼 「強情灸」
三遊亭小圓歌 「三味線漫談」
四代目 三遊亭金馬 「夏の医者」(*01)
2008(H20)/七月下席 東京・浅草演芸ホール 収録(*02)


◆お店紹介/(一席目終わり CM明け)
「ボワ・ブローニュ」(ぶどうパン(パン屋))
案内人:田代沙織

○そのまま 二席目へ


*(*01)膝を悪くして正座がしづらいので 釈台を置いての高座
*(*02)2008(H20)/七月下席 の模様だと思われるが 収録された「日時」は定かではない
 2008(H20)/七月下席 権太楼「昼の部」 小圓歌「夜の部」 金馬「昼の部」
 (浅草演芸ホール 番組表より)


*再放送予定
 2008(H20)/09/17(水) 13:00-13:55 チバテレビ
※最新の番組表等で確認の事

*次週放送 出演予定
 柳家さん喬「千両みかん」 林家正雀「大師の杵」 四代目 柳亭市馬「転宅」
※最新の番組表等で確認の事
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真打ち競演/NHKラジオ第1
2008(H20)/09/15(月) 21:05-21:55
Wモアモア 漫才「ふるさと自慢」
牧田博 キーボード漫談
古今亭志ん五 「火焔太鼓」
2008(H20)/06/27(金) 北海道 標津町 標津町生涯学習センター 多目的ホール 収録
司会:河島康一(NHK釧路放送局アナウンサー)
*標津町制施行50周年記念


*次週 放送予定
 ブログ投稿時 NHKの番組表には未掲載で詳細不明
 もしかしたら 東京渋谷のスタジオでの収録分かも?
※最新の番組表等で確認の事

2008(H20)/09/14(日)の放送

2008-09-14 23:58:02 | 落語 演芸/放送後記
志の輔ラジオ 落語DEデート/文化放送 #075
2008(H20)/09/14(日) 06:00-06:40
六代目 三遊亭圓生 「紀州」  1976(S51)/02/07 東宝演芸場 収録 とのこと
出演:立川志の輔 ゲスト:早見優
2008(H20)/08/**(月)? 文化放送 スタジオで収録


*本日のゲストは 早見優

*志の輔 今年の7月 3年連続で「英語落語」に挑戦している
 今年も誰も言ってくれないので 自分で言うが 見事な英語落語で「壺算」を演じた
 500人近い人が 英語が判っているのか 判っていないのかは 判らないが笑ってくれた
 ただ 3日経たない内に 全部忘れてしまった とのこと

*今日のゲストに「英語は向うに(母国語が英語の国)に住まないと駄目なのか?」と聞いてみたい
 駄目なら駄目で 今日の番組を最後に一切英語を喋らなくなるかも知れない と 志の輔

*早見 「Hello! How aer you?」と 英語で挨拶しながらスタジオに入室
 「I am a fine thank you.」と 志の輔

*質問に「No No No そんなことないです」と 早見

*志の輔の英語落語は 英語の先生が英訳してくれた台本とテープを 丸覚えする とのこと
 2ヶ月位 iPodで朝から晩迄 移動中はず~っと聞いていた とのこと

*英語では「落ち」の事を「Punchline」(パンチライン)と云う とのこと
 凄いと思います 中々出来ない事です と 早見
 海外で活躍する日本人の俳優さんも 同じ様にやっていると思いますが 落語は一人なので 凄い と早見
 
*間違えた時に「今 間違えちゃいましたので もう一回やりますからね」とすら 英語で言えないので
 アドリブが効かない英語は駄目だということですね と 志の輔

*英語は暗記していく内に単語は覚えられる 英語は約1900~2000単語位覚えると会話ができると云われている
 と 早見

*来年も 英語落語は やってみようかな とは思っている と 志の輔

*早見 熱海生まれ
 父親はジャズシンガーだったがホテルの事業を始めた 両親は自分が3歳の頃離婚した
 母親と祖母の関係で  グァム ハワイで育った とのこと
 ジャズも好きで エラ・フィッジェラルド ドリス・デイ 等の女性ボーカリストが好き

*落語経験は 日本に戻って来た時に日本語がへたくそだったので「落語を聞いた方が良いよ」と言われた事がある
 が 聞いていなかった 聞いておけばもっと日本語が上手になっていたのかなぁ? と 早見

 それは何とも言えないですね
 「帰国子女から いきなり江戸っ子になっちゃいますからねぇ」 と 志の輔

 良いですねぇ 「このスタジオしろい(広い)ねぇ とか」と 早見
 「するってぇと 何かい」とか そういう接続詞を使うようになっちゃいますよ と 志の輔
 良いなぁ そういう接続詞使ってみたかったです と 早見

 「オゥ!」と 「オゥ」は「オ」でも「ア」でもない と 志の輔 江戸弁の講習
 「Please Read After Me」と 志の輔 早見も「オゥ!」と 何回も発音していた

*番組タイトルコール後 番組ジングル明けにも「てぇへんだ!」と やっていた
 志の輔 江戸弁に関した小咄をやった

家が火事になって 消防署に電話して
消防署員:はい もしもし こちら台東消防署
男   :おぅ! てぇへんだ! てぇへんだ!
消防署員:どうしたんですか? 手が変なんですか?
男   :手が変なんじゃねぇんだ 「てぇへんだ」って言ってるんだよ
     家が火事でよぉ 万事休すなんだよぉ
消防署員:な 何ですか?
男   :こちとら 退っ引きならねぇんだよ
消防署員:何ですか?
男   :こちとら 退っ引きならねぇんだよ
消防署員:「コチ虎」という虎が 6匹出たんですか?
男   :そうじゃねぇよ 万事休すだと この野郎! 判らねぇかよぉ!
消防署員:ちょ ちょっとすいません お待ち下さい
     先輩 先輩 何言ってるか ちっとも判らないんですよ
先輩の消防署員:バカ よこせよお前 この時代常識だろう お前
        あぁ~ ホワット・ユアー・ネ~ム?

 早見 大爆笑
 拍手 わぁ~ 凄~い まさか こんな間近で と 早見


*今日は「紀州」という噺ですが 「徳川御三家」とか 日本の歴史を後から追い掛けて勉強するのは
 大変だったでしょう? と 志の輔
 大学の時に日本文化専攻だったので勉強したが 英語で授業したので 徳川家康だと「Ieyasu Tokugawa」
 とか 「Nobunaga」等と勉強した と 早見


*落語を聴いた観想等
 「鍛冶屋」が判らなかったですよね? 他に判らない事があれば? と 志の輔
 「トンテンカン」と聞こえるっていうのが 新鮮でした と 早見

 「トンテンカン」という音ですら「天下取る」って聞こえてしまう
 その辺が 人間の心理を上手く描かれているなぁ 深いなぁ と 早見

*有名な話で 焼く肉パーティーをやっていて 肉が足りなくなってる時に人が入ってきて
A:おい やけにくもってきた
B:おぉ~ 良かった良かった 早く肉出せよ
A:誰が肉出すんだよ?
B:だってお前「焼き肉持って来た」って
A:違うよ 「やぁ 急に曇って来た」って言ったんだよ

 早見 大爆笑
 肉を待っていると「焼き肉持って来た」に聞こえちゃうんですよね

 「何でそんなに 次から次と色んな話が出て来るんですか?凄いですねぇ」と 早見
 「何言ってるんです 今日ここで喋る為に1年 支度して来たんですよ 私」と 志の輔

*早見 現代風な話での「新作落語」という物の存在をしらなかった


*番組後半 コンサートの告知 案内等
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笑いがいちばん/NHK総合テレビ
2008(H20)/09/14(日) 13:35-14:05
「師弟として親子として」 ~桂小米朝 五代目米團治襲名を前に~
三代目 桂小米朝 「青菜」
ゲスト:三代目 桂米朝
2008(H20)/**/**(月) 収録日? 東京・渋谷 NHK放送センター 102スタジオ 収録
司会:九代目 林家正蔵 中川翔子

*今日の放送は 普段とは違う構成(番組オープニング音楽もなし)

*「師弟として親子として」として 三代目桂米朝を交え 三代目桂小米朝の「五代目桂米團治襲名」に関して
 の座談会
 最初から椅子に座ってのゲスト登場

桂米朝と林家三平は同じ年生まれ とのこと
四代目桂米團治は桂米朝の師承
先代が亡くなってから 56年間途絶えていた名跡


○米團治襲名のいきさつ
桂小米朝に桂ざこばが提案し 米朝が了承した

四代目桂米團治プロフィール
明治29年(1896) 大阪・道頓堀で生まれる
明治45年(1912) 16歳で 三代目桂米團治に入門
昭和18年(1943) 四代目桂米團治を襲名
昭和22年(1947) 桂米朝が入門
昭和26年(1951) 高座の直後に脳溢血で倒れる 翌日 56歳で死去

○先代桂米團治とは?
陰気な人だった どんな噺をしても陰に落ちる人だった と 米朝

○襲名の心構え
襲名を自分がするとは思ってもみなかった 米朝も入門時から同名で襲名はしていないので 教え欲しい
正蔵が「プレッシャーをあるが それも力にする」「真摯な気持ちを持っていると 周りの人が助けてくれる」とアドバイス

○師そして父 桂米朝とは?
落語では人間国宝で素晴しい師承で どうしようもない父親 と 小米朝
何にもしない お茶も自分で入れられない 唯一 一升瓶の爪は開けられ 酒は注げる

堂々と構えて泰然とし 適格なアドバイスはくれる 昔の師承はこういう感じなのかな? と思う と 小米朝

○弟子そして子 小米朝に望むこと
改まって言う事は何もないと思うが 「いつ死ぬやわからん」という事だけは考えて行かないといけない

○新たな米團治像は?
あまり あれこれやろうと考えずに 導かれるまま 今日のお客様とお会いして 一番良い噺を自然に喋れる様な
噺家に成りたい と 小米朝
それが一番難しい と 米朝


落語家として「これを肝に命じなさい」という 何かアドバイスはありますか? と 正蔵
そういう言葉は 私が頂きたい 本当は今の自分に求めたい と 米朝

死ぬ迄修業だ 勉強だという事ですね と 正蔵
この歳に成って 初めて気が付く事があったりするからね と 米朝


「米朝さんに掛かれば 二人もまだまだ」のコーナーでした と 中川 締めた

その後 落語

演目後 エンディング
襲名で体を壊さないように頑張りたい と 小米朝
親子で共演してどうですか? の質問に 「もう これで最後かなぁ と思う」と 米朝

忘れ物を良くするそうですが 人生で一番の忘れ物はなんですか? との質問に
落語会に行くのに着物を忘れました 某襲名披露公演 浜松での「林家正蔵襲名披露」で 名古屋駅のホームに
衣裳カバンを忘れてしまった
米朝師承が 少し体調が良くなかったので 代りに出演になって本人は来たが 着物が来なかった
しょうがないので 体調が悪かったが米朝が出て喋った
「そうか? 忘れてますねぁ」と 米朝
忘れ癖は親子で遺伝だと思います と 小米朝


*次週放送 出演予定
 NON STYLE ストリーク 昭和のいる・こいる
※最新の番組表等で確認の事
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ソロモン流/テレビ東京
2008(H20)/09/14(日) 21:54-22:48
「落語家・立川志の輔を徹底解明」

*最も注目される旬の人物の仕事や 生活に密着するドキュメント番組
「大銀座落語祭 2008」「立川志の輔ひとり大劇場」 志の輔の故郷 富山県を歩いたり 落語会の模様や
「志の輔ラジオ 落語DEデート」の収録の模様(ゲスト:藤本美貴)など
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※本日放送なし
「お楽しみ演芸特選/NHKラジオ第1」は「大相撲秋場所」両国国技館からの中継放送で放送休止
 09/21(日) /28(日) も番組休止
 レギュラー放送再開はおそらく 10/05(日)からだと思われる
※最新の番組表等で確認の事


2008(H20)/09/12(金)の放送

2008-09-12 21:54:03 | 落語 演芸/放送後記
衛星落語招待席/衛星劇場
2008(H20)/09/12(金) 03:30-04:00
春風亭ぽっぽ 「転失気」
 2008(H20)/02/11(月) 「鈴々舎馬桜独演会・着物の会」より 東京・お江戸日本橋亭 収録


*再放送予定
 2008(H20)/09/29(月) 11:30-12:00 衛星劇場
※最新の番組表等で確認の事


*参考
当日演目:
鈴々舎馬桜「疝気の虫」「稽古屋」「百年目」
※三席共 鳴物入りで演じたらしい


※春風亭ぽっぽ この独演会の開口一番  春風亭小朝の3番目の弟子とのこと

2008(H20)/09/09(火)の放送

2008-09-09 23:59:00 | 落語 演芸/放送後記
日本の話芸/NHK教育テレビ
2008(H20)/09/09(火) 14:00-14:30
林家木久扇 「湯屋番」
2008(H20)/07/18(金) 第589回 NHK東京落語会 東京・虎ノ門 ニッショーホール 収録


*再放送予定
 2008(H20)/09/14(日) 05:15-05:45 NHK総合テレビ
 他 初回放送より12日後の 日曜日 03:00-03:30 NHK-BS2でも放送あり(放送時間は変動あり)
※最新の番組表等で確認の事


*次週は 四代目 桂福團治「ねずみ穴」を放送予定
※最新の番組表等で確認の事


*お馴染みな感じの「湯屋番」 前半は 生い立ち等を交えた漫談風なもの


*参考
当日演目:
三遊亭遊馬「佐野山」 七代目 柳亭燕路「やかんなめ」 鈴々舎馬楼「千両みかん」 九代目 春風亭小柳枝「酢豆腐」
(仲入り)
二代目 桂平治「お血脈」 林家木久扇「湯屋番」
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お好み寄席/NHK-BS2 #018
2008(H20)/09/09(火) 18:00-18:45
「落語・ライバル競演」
三代目 柳家甚語楼 「寄合酒」
六代目 柳亭左龍 「初天神」
2008(H20)/07/29(火) 東京・渋谷 NHK放送センター みんなの広場ふれあいホール 収録
司会:中川緑アナウンサー

○「笑いは心の潤滑油 伝統の芸を現代に「お好み寄席」」

今日は「落語・ライバル競演」でお楽しみ頂きます 「ライバル同士が高座で笑いの真剣勝負」です
今日のライバル お二人を紹介致しましょう どうぞ

*柳家甚語楼 柳亭左龍 ステージに登場

◆インタビュー(内容抜粋)
中川 :何とな~く 雰囲気の似ているお二人ですが.....
*柳亭左龍 柳家甚語楼の紹介

中川 :このお二人がどういう「ライバル」かと言いますと 入門したのが同じ平成5年(1993)
    真打に昇進したのも同じ平成18年(2006)と同期
    お二人の師承同士もライバル同士という事で 左龍さんの師承が柳家さん喬さん 甚語楼さんの師承が
    柳家権太楼さん
    何かと比較される事もあるんじゃないかと思いますが 意識してらっしゃいますか?
左龍 :お互い 前座に入った時から一緒で 師承同士も まぁライバル関係ですので でも弟子同士は凄く仲が
    良かったりします 良く飲みに行ったり
甚語楼:行きましたねぇ 今日も行きますか?
左龍 :今日当たり行こうかねぇ そういう感じでございます
中川 :甚語楼さんもね
甚語楼:一番気になる兄弟子ですね 今 左龍兄さんは どこで何をしているんだろう?って
    ストーカーの様に(笑)

●プロフィール(演目前に司会者が紹介)
昭和43年(1968) 埼玉県生まれ
平成5年(1993) 柳家権太楼師承に入門 前座名「太一」
平成9年(1997) 二ツ目昇進 「さん光」に改名
平成18年(2006) 真打昇進 「柳家甚語楼」を襲名

「百面相」や「南京玉すだれ」等 余興芸も得意だそうです

◆柳家甚語楼 「寄合酒」 高座風景

◆インタビュー(内容抜粋)
中川 :お二人の師承は共に 厳しい事でも知られている師承ですが 入門当時「口を酸っぱくして」云われて
    いた事があるそうですが 強いて挙げるとどんな事ですか?
    左龍さんは さん喬師承からどんな事を云われましたか?
左龍 :「お前は頑固だ」「意固地だ」と云われた
    「人間は素直じゃなくちゃいけないよ」といつも云われているが 直らない
    我々の大師承は 柳家小さん師承なんですが「人間は素直じゃなくちゃいけないよ」という言葉を
    頂いていましたので やっぱり それが脈々と孫弟子に迄 流れている
中川 :「芸は人なり」と おっしゃった方ですものねぇ  一方 甚語楼さんは?
甚語楼:私は数限り無く 色んな事を云われたんですが その中でも「ちゃんとやれ」「誠実に」「誠意を持て」
中川 :権太楼師承に? それは しょっちゅう云われたんですか?
甚語楼:毎日の様に云われてましたね 会うたんびに
中川 :ちゃんと やってなかったんですか?
甚語楼:やってなかったんです 大体 人間がいい加減なんですよ 自分ではそうは思ってないんですが
    「最後の帳尻合わせが出来れば良いかな?」という性格なもんですから
    「誠意を持ってやれ」「ちゃんとやれ」と云われた
中川 :それは 左龍さんから見てどうですか?
左龍 :私は逆だと思いますけどねぇ 結構 繊細な男でございますから
甚語楼:そうですねっ
中川 :そうですねって(笑)
甚語楼:そうなんですよ
左龍 :物事はきちっと計画を立てるというか 早く早く動き出すタイプですね
    終わる時になってバタバタっていうよりも もう終わる時は ちゃんと判っていて 計算されて終える
    という そういうイメージがありますね
甚語楼:そうでもないのよ(笑)
中川 :左龍さんは「頑固を直せ」と師承に云われるし 「自分でも直さなきゃ」と心に強く思ったんですか?
左龍 :やはり「頑固」というのは 人と付き合う時に 無駄な堤防みたいのがあるような気がしますね
    心を開いて喋る 自分の意地を張らないと云う事は 社会を生き抜く為には必要じゃないかな? と
    最近少し丸くなったんじゃないかと 自分では思いますが どうでしょう?
甚語楼:うん 大体良くなってきた
左龍 :ありがとうございます

中川 :落語家として お互い「こんな所が凄いなぁ」と それぞれ尊敬する所は?
    左龍さんから見て 甚語楼さんの凄い所

中川 :「細かく緻密」
左龍 :今も云いましたが 物事を計算して ちゃんと収める力がありますね
    「何となく こういう風にやれば終わるだろう」なんて感じじゃないんです
    ちゃんと終りが見えていてスタートするっていうタイプですね 仕事がやり易いですね 一緒だと
中川 :一緒になさる事もある訳ですね  ご自分ではいかがですか?
甚語楼:大体 その通りだと思いますね(笑)
左龍 :おい
甚語楼:緻密ですね 多分ね

中川 :甚語楼さんから見た 左龍さんの凄い所

中川 :「いつもマイペース」
甚語楼:マイペースって 人の事を気にしないという意味ではないんです
    泰然自若としたというか 焦る事がないんですね
    時々高座も拝見していて 全く焦った所を見た事が無い 10数年の付き合いですけど
中川 :そう云えば 動じない雰囲気が
左龍 :とんでもございません 足はガクガクガクガク震えているんです
甚語楼:芸人として凄いなと思いますね お客さんが笑おうが笑うまいが 何だろうと 平気なんですから
    大したもんだなぁ と思いますね
中川 :でも これだけ言い合えるのは 前座時代から 普段から仲良くなさってるんですね
左龍 :お酒飲みに行ったり 釣りがお互いの共通の趣味なので 最近は一緒に行ってませんが
甚語楼:私は一人で行ってます 一緒に来てくれないもんですから
左龍 :たまには 一緒に行こうね

中川 :二人の師承から云われた事は それぞれ人間性に関する事ですね
甚語楼:そうですね
中川 :ずっと辿れば 小さん門下
甚語楼:はい 元は 芸の事は柳家一門は あんまり言わないです

●プロフィール(演目前に司会者が紹介)
昭和45年(1970) 千葉県柏市生まれ
平成5年(1993) 柳家さん喬師承に入門 前座名「小太郎」
平成8年(1996) 二ツ目昇進
平成18年(2006) 真打昇進 六代目「柳亭左龍」を襲名

最近は師承のさん喬さんと共にアメリカに行って 英語で落語をする等 多方面で活躍です

◆柳亭左龍 「初天神」 高座風景

◆インタビュー(内容抜粋)
中川 :入門も真打昇進も同じ年というお二人で ライバル競演という事ですが いかがでしたか?
    競演されてみて
左龍 :甚語楼さんの噺を聞いて 勢いがあって 良いライバルとして これからも戦って行けるんだなぁ
    と感じました
中川 :同じ様に歩んで来られて それぞれの芸の特色は違いますが「気になる」「負けないぞ」って気持ちは
    あるんでしょうね 甚語楼さん いかがでしたか?
甚語楼:私は楽屋でお茶を飲んでおりました(笑)
中川 :余裕ですね
甚語楼:改めて 流石だなぁと 背中を追い掛けて行きたいなぁと そういう風に言えって さっき言われました
左龍 :おいおいおいおい  内緒にね

中川 :最後に 真打に成って3年目ですが これからどんな落語家に成って行きたいか 豊富を
    甚語楼さんから一言づつ
甚語楼:なるべく初めて落語を聞く様なお客様に より広く 面白いなと思って頂ける様な噺家に成りたいと
    思っています
中川 :師承からはどんな風におっしゃられていますか?
甚語楼:家の師承は「好きな様にやれ」というだけでしてね
    あまり芸の事とかは言わないですね 「どうなるかは お前が自分で考えて自分でやるしかないんだ」と
    その分大変な所もあるが 自由にやらせて頂いているかな とは思います
中川 :左龍さんは いかがでしょう? 今後の豊富
左龍 :私は「マイペース」です
    自分の力以上の事は中々出せないものですから 着実に一歩一歩 階段を登って行ける様な
    今がピークじゃない もっともっと先にピークを持って行きたいと考えています
    どうなるかわかりませんけども
中川 :私達 見る方もとても楽しみに お二人の行く末を見て行きたいと思います
甚語楼 左龍:ありがとうございます


*次週は放送なし
※最新の番組表等で確認の事


*最後の最後 中川アナ 締めの言葉 時間が間に合わず途切れてしまっていた


2008(H20)/09/08(月)の放送

2008-09-08 22:21:25 | 落語 演芸/放送後記
衛星落語招待席/衛星劇場
2008(H20)/09/08(月) 11:30-12:00
三笑亭夢花 「二人旅」  2008(H20)/02/15(金) 東京・池袋演芸場 収録


*再放送予定
 2008(H20)/09/17(水) 16:30-17:00 衛星劇場
※最新の番組表等で確認の事
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浅草お茶の間寄席/チバテレビ #232
2008(H20)/09/08(月) 19:00-19:55
三遊亭白鳥 「マキシム・ド・呑兵衛」
春風亭正朝 「祇園祭」
八代目 橘家圓蔵 「道具屋」
2008(H20)/七月下席 東京・浅草演芸ホール 収録(*01)


*(*01)2008(H20)/七月下席 の模様だと思われるが 収録された「日時」は定かではない
 2008(H20)/七月下席 白鳥「昼の部」 正朝「夜の部」 圓蔵「昼の部」
 (浅草演芸ホール 番組表より)


*再放送予定
 2008(H20)/09/10(水) 13:00-13:55 チバテレビ
※最新の番組表等で確認の事

*次週放送 出演予定
 三代目 柳家権太楼「強情灸」 三遊亭小圓歌「三味線漫談」 四代目 三遊亭金馬「夏の医者」
※最新の番組表等で確認の事
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真打ち競演/NHKラジオ第1
2008(H20)/09/08(月) 21:05-21:55
すず風にゃん子・金魚 漫才「二人はぴったり」 作:伊藤豊(*01)
ケーシー高峰 「医事漫談」
十一代目 金原亭馬生 「子は鎹」
2008(H20)/06/27(金) 北海道 標津町 標津町生涯学習センター 多目的ホール 収録
司会:河島康一(NHK釧路放送局アナウンサー)
*標津町制施行50周年記念


*(*01)NHKの番組表では「にゃん子・金魚」と掲載 番組でも「にゃん子・金魚」で紹介
 漫才の作は 漫才師の笑組の「ゆたか」


*次週 放送予定
 漫才:Wモアモア キーボード漫談:牧田博 落語:古今亭志ん五
(ブログ投稿時 NHKの番組表には未掲載だが 公開収録の情報等より)
※最新の番組表等で確認の事


*先週 「福田首相辞任」の記者会見で 放送途中で中断した放送分を放送

2008(H20)/09/07(日)の放送

2008-09-07 23:00:00 | 落語 演芸/放送後記
志の輔ラジオ 落語DEデート/文化放送 #074
2008(H20)/09/07(日) 06:00-06:40
三代目 三遊亭金馬 「くしゃみ講釈」  1959(S34)/04/17 東宝演芸場 収録 とのこと(*01)
出演:立川志の輔 ゲスト:松本明子
2008(H20)/08/**(月) 文化放送 スタジオで収録(*02)


*本日のゲストは 松本明子
*松本とは定期的には共演している と 志の輔

*松本 「生」で最初に落語を聞いたのは 立川藤志楼(高田文夫)の紀伊國屋ホールでの独演会 とのこと
 立川志らく 立川談春 立川志の輔 などの落語会には行った事がある 立川一門と知り合ってから

*「落語の説明から始めなくて楽だなぁ」 と 志の輔

*松本 今日の「くしゃみ講釈」は聞いた事がないらしい

*落語を聴いた観想等
 金馬師承はリアルタイムでは知らないが 面白い 声といい素晴しいですね と 松本
 自分もリアルタイムには知らない と 志の輔

 人物がはっきり別れているでしょう? と 志の輔
 それが何とも心地良い 変り目もはっきりしていて 初心者にも聞き易い と 松本

 金馬師承は「ラジオの時代が始まるぞ」と ラジオだと人物をきっちりと別けないと 分りにくいと
 頭の隅に きっとあった方で 声も別けた方が聞きやすくなると 考えていたんだと思う気がする と 志の輔


*番組後半 舞台出演の案内等

*芝居の話題に絡めて 春風亭昇太 最近は芝居に目覚めて年に2本位 長期に渡る芝居をやっていて
 稽古を含めると 年間の1/3位は芝居に関っている
 「そのまんま 芝居の世界に入って 落語に戻らなくても良いと思うんですが」と 志の輔
 飲みながら それを言うと 本人は「元々 いなくなってねぇよ」と怒っている とのこと

*「昇(春風亭昇太)ちゃんに良い嫁いませんかね?」と 松本
 「何で結婚しないの?」と聞いたら 「だって 志のさん(志の輔)もそうだけど みんなを見てても 結婚
 うらやましくないんだよ 全然」「お前達見てると だんだん結婚したくなくなるんだよ」と 昇太が言う
 とのこと
 松本爆笑
 「まぁ 合ってるけどね」と 志の輔
 笑点でも「嫁が来ないネタ」で 確立しちゃいましたから 逆に嫁貰った後は きついと思いますよ と 志の輔


*(*01)「1959(S34)/04/17 東宝演芸場 収録」と紹介だが ネットで調べた所 ラジオ京都での
 「放送日」らしい 収録日は不明 とのこと
*(*02)志の輔がゲスト紹介時 「私は高田(文夫)先生の作品の一つ 云々~」の発言より
 赤塚不二夫の告別式でのタモリの弔辞を真似て話している事から 08/07(木)以降だと思われる
 番組収録日は不明だが 番組ホームページのゲストとの写真画像の志の輔の服装より
 先週 先々週放送分と同日に収録した物と思われるが定かではない
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笑いがいちばん/NHK総合テレビ
2008(H20)/09/07(日) 13:35-14:05
ハリガネロック 「漫才」
桂三枝 「宿題」
2008(H20)/**/**(月) 収録日? 東京・渋谷 NHK放送センター 102スタジオ 収録
司会:九代目 林家正蔵 中川翔子

*それぞれ演目後に 短いインタビュー

*桂三枝 創作落語は200本以上 古典落語になる様な落語を創作
 演じた「宿題」も 自分の子供が小学生の頃の ほぼ実話(宿題が難しかった)
 ドリルを買って来て ネタになる様な問題を何問か選び 塾の先生に 解き方を教わり創作した とのこと


*次週放送 出演予定
 三代目 桂小米朝 三代目 桂米朝
※最新の番組表等で確認の事


*07/27(日)以来のレギュラー放送再開 本日は二演目だった
 (今後の出演も 二組程度にして欲しいものだ)
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お楽しみ演芸特選/NHKラジオ第1 #014
2008(H20)/09/07(日) 16:05-16:53
五代目 古今亭志ん生 「泣き塩」
 1960(S35)/10/11放送 NHKラジオ「ラジオ芸能ホール「志ん生五夜」」第二夜より とのこと(*01)
六代目 笑福亭松鶴 「天王寺詣り」  1974(S49)/03/09 NHK東西落語の会より とのこと(*02)
司会:内藤啓史(NHKアナウンサー)

「お楽しみ演芸特選!」
昭和を駆け抜けた「名人」「上手」の珠玉の芸が 時代を超えて輝き続けます
今は見る事が叶わない 一世を風靡した名人から ユニークな芸風を持った人気者迄
貴重な演芸の数々をお届けして参ります

◆解説(前半 演目放送前)
本日の「お楽しみ演芸特選」は 五代目古今亭志ん生さんと 六代目笑福亭松鶴さんの「落語二題」でお楽しみ
頂きます

御案内は わたくし アナウンサーの内藤啓史です

まずは 五代目古今亭志ん生さんでございます
明治23年(1899) 東京神田に生まれ 昭和14年(1939) 49歳の時に 五代目(古今亭)志ん生を襲名しました
志ん生さんの師承は 四代目(橘家)圓喬 二代目(三遊亭)小圓朝 初代(柳家)三語楼などですが
それぞれの師承から学んだ話術 芸風を継承し 加えて志ん生さん独得の語り口で 現在でも大人気の魅力溢れる
噺家さんです
「酒気を帯びたまま高座に上がった話」や「貧乏に纏わる話」等 沢山の逸話を残しましたが
「志ん生とは道場でやれば勝つが 野原の実戦になると斬られてしまう」と 六代目(三遊亭)圓生に言わせた程
奥深い話芸の持ち主でもありました

今日 お聴き頂く「泣き塩」は 東京では志ん生さん以外演じる方がいないという 大変珍しい噺でございます
上方でも途絶えていましたが (三代目桂)米朝さんが戦後復活させて「焼き塩」と 題を変えて演じています

NHKでは 昭和35年(1960)「ラジオ芸能ホール」で「志ん生五夜」を放送しましたが その「第二夜」
10月11日放送の録音です

それでは 五代目古今亭志ん生さん 「泣き塩」です
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●演目放送  五代目 古今亭志ん生「泣き塩」
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◆解説(前半 演目放送後)
五代目古今亭志ん生さんの「泣き塩」でした

若い頃には数多くの道楽をして来ましたが (四代目橘家)圓喬などの本格的な噺を身に付けたこともあり
演目が極めて多いことでも有名です
東横落語会では 高座で鼻血を出して急遽退場した 八代目(桂)文楽に代わって「サッ」っと登場して
「同じ噺を聞かせた」と云った 逸話が残っている程 余人には真似の出来ない力を持った噺家さんでした

昭和31年(1956) 芸術祭賞 その後 紫綬褒章を受賞し 昭和42年(1967)に 勳四等瑞宝章を授与されました
昭和48年(1973) 83歳で亡くなっております

それでは ここで音楽をどうぞ
ソニー・ロリンズの演奏で「セント・トーマス」
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◇16:20-16:23 中入り(音楽)(関東地方等 一部地域では 音楽をバックに道路交通情報)
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◆解説(後半 演目放送前)
さて「お楽しみ演芸特選」 後半は 六代目笑福亭松鶴さんです

松鶴さんは 大正7年(1918) 五代目(笑福亭)松鶴の次男として生まれ 正式に初高座を踏んだのは 28歳
(初代)笑福亭松之助を名乗りました
その後 昭和37年(1962) 六代目笑福亭松鶴を襲名致しました

三代目(桂)米朝 二代目(桂)春團治 五代目(桂)文枝と共に「上方落語の四天王」と呼ばれ大活躍
昭和43年(1968)に 上方落語協会の二代目会長に就任し 上方落語の保存 継承に力を注ぎました

今日は 昭和49年(1979)3月9日 「NHK東西落語の会」で収録された「天王寺詣り」をお聴き頂きます

この噺は 笑福亭代々のお家芸と云われており 松鶴さん生前のお話では「師承で実の父でもある五代目(笑福亭)
松鶴に指導を受けた唯一のネタ」なのだそうです

噺は お彼岸の天王寺境内の話が中心で 三遊亭百生が演じた「あほだら経」や 先代(笑福亭松鶴)が得意とした
「覗きからくり」が有名です
松鶴さんは 物まねで笑いを取る演出や 奇を衒う(てらう)事をせず 「大人の芸」に仕立て上げました

上方落語協会会長時代の録音 六代目笑福亭松鶴さんの「天王寺詣り」です
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●演目放送  六代目 笑福亭松鶴「天王寺詣り」
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◆解説(後半 演目放送後)
六代目笑福亭松鶴さんの「天王寺詣り」でした

昭和61年(1986)5月に 二代目(桂)染丸の思い出を高座で語ったのを最後に 9月5日 惜しまれながら 68歳で亡くなりました
この日は 奇しくも父親である 五代目(笑福亭)松鶴の誕生日でした
それから20年以上経った今でも 上方落語ファンの方々は鮮烈な印象を持っておられると思います
上方落語の保存と発展の為に 常に先導者として活躍された落語家でした

今日は 5代目古今亭志ん生さんの「泣き塩」 六代目笑福亭松鶴さんの「天王寺詣り」をお聴き頂きました

御案内は わたくし 内藤啓史でした
本日も「お楽しみ演芸特選」をお聴き頂き 誠に有難うございました


*(*01)客なしの録音
*(*02)途中サゲ近く 16:51頃 関東地方では「気象警報」で 25秒程度中断


*番組としてのアナウンスはなかったが
 「お楽しみ演芸特選」は「大相撲秋場所」両国国技館からの中継放送で
 09/14(日) /21(日) /28(日) は番組休止
 レギュラー放送再開はおそらく 10/05(日)からだと思われる
※最新の番組表等で確認の事
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※未チェック
「日本テレビ男子アナ はじめての落語/日本テレビ」 13:25-14:55
以前にTBSテレビで放送された「芸能人落語研究会「お後がよろしいようで」」と全く同様の
素人が落語に挑戦する「DVDの宣伝番組」
ドキュメンタリー風に本番に向けて落語に挑戦する姿を見せる
どちらも本編全部は放送せずに DVDで発売する

「HTB開局40周年記念特別企画 スペシャルドラマ「歓喜の歌」/テレビ朝日」 14:00-15:25
立川志の輔の新作落語「歓喜の歌」をドラマ化したもの 落語や映画とは少し違う設定になっている

2008(H20)/09/06(土)の放送

2008-09-06 20:28:26 | 落語 演芸/放送後記
上方演芸会/NHKラジオ第2
2008(H20)/09/06(土) 15:10-15:35
四代目 柳亭市馬 「雛鍔」
2008(H20)/03/03(月) 第273回 NHK上方落語の会 「文我・市馬の落語を聞く会」 NHK大阪ホール 収録
司会:井上善夫(元NHKアナウンサー)

*演目後 収録時の トークを短く放送

*この「文我・市馬の落語を聞く会」は 「2回目」とのこと

*番組では「八代目」と紹介
 「落語協会」「市馬の公式ホームページ」上のプロフィールでは「四代目」となっている


*参考
当日演目:
笑福亭由瓶「手水回し」 四代目 桂文我「質屋芝居」 四代目 柳亭市馬「雛鍔」
(中入り)
四代目 柳亭市馬「粗忽の使者」 四代目 桂文我「蜆売り」

2008(H20)/09/04(木)の放送

2008-09-04 23:59:59 | 落語 演芸/放送後記
演芸特選/NHK-FM(NHKラジオ第1)(「ラジオ深夜便」内)
2008(H20)/09/04(木) 01:10-02:00
四代目 柳亭痴楽 「西行」  (音源データ アナウンスなし)(*01)
五代目 古今亭志ん生 「粗忽長屋」  (音源データ アナウンスなし)
司会:川野一宇

●四代目 柳亭痴楽 プロフィール(演目放送前に紹介)
大正10年(1921) 富山県に生まれ 東京で育ちました
初め 豊竹巌太夫(とよたけ いわおだゆう)(*02)の内弟子になり修業しましたが
昭和14年(1939)に 七代目春風亭柳枝に入門します
間もなく師承が亡くなった為 五代目柳亭左楽の門に移ります
昭和16年(1941) 二ツ目で (四代目柳亭)痴楽
昭和20年(1945)9月 同名で真打に昇進 戦後初の真打でした
戦後 爆発的な人気があった (三代目)三遊亭歌笑の「純情詩集」と同様の形をとり
「痴楽綴り方狂室」で注目されました
昭和48年(1973) 大阪で襲名披露に参加中に病で倒れますが
平成5年(1993)に「綴り方狂室」「恋の山手線」等を演じました
「ラブレター」「お七」「幽霊タクシー」「野球狂時代」等があります

●五代目 古今亭志ん生 プロフィール(演目放送前に紹介)
紹介なし


*(*01)スタジオ録音 客なし
*(*02)義太夫の師承


*次回の「演芸特選」放送予定のアナウンスはなかった