空飛ぶ!気まぐれ雑記帳

The Flying Capricious Notebook
気分次第で 気ままに書き込むつもりの『雑記帳』です。

2007(H19)/03/31(土)の放送

2007-03-31 17:00:00 | 落語 演芸/放送後記
志の輔特選落語/文化放送(志の輔ラジオ「土曜がいい!」内 コーナー)
2007(H19)/03/31(土) 12:05-12:25
立川志の輔 「みどりの窓口」  2002(H14)/01/12 東京・サントリーホール・小ホール 収録 とのこと
(*01)
出演:立川志の輔  番組アシスタント:吉田涙子(文化放送アナウンサー)


*(*01)本日の「みどりの窓口」 放送時間の関係で 冒頭のマクラ部分を編集でカットして放送
 収録時の「みどりの窓口」は もしかしたら原型に近い形ではないか? 現在とは少し違う部分もあるかも?
 とのこと

*「志の輔特選落語」は 3年半続いた(「志の輔ラジオ「土曜がいい!」」も)
 「落語ブーム」と呼ばれる少し前 世の中の気運的に「落語って面白いらしいよ」と 少しずつマスコミでも
 取り上げられてきた頃
 2時間の番組中に 落語を放送したいと考え 膨大な文化放送の落語音源のライブラリーより
 故人となってしまった名人上手の名演で「放送時間に合うもの」「季節にあったもの」を放送してきた

*「みどりの窓口」は 作家 清水義範氏の作「みどりの窓口」を元にして 1995年頃に創作した噺 とのこと

*「志の輔ラジオ「土曜がいい!」」は 今回で放送終了
 次週 04/07(土) 07:00-08:00 文化放送 新番組「志の輔ラジオ「落語でデート!」」が始まる
 (番組名称文字表記 詳細不明)
 立川志の輔が 男女を問わず有名人をゲストを迎え 文化放送の音源を中心に ゲストと一緒に落語を聴いて
 落語についての感想等 会話を進めていく番組 とのこと
 (「生放送」なのかな? 詳細不明)

*今日現在(03/31) 文化放送の4月からの「番組表」は未掲載
 04/02にネット上に掲載されるらしい

*04/01追記 志の輔の新番組は 毎週土曜日 07:00-07:55 「志の輔ラジオ 落語DEデート」 らしい
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本日「日本の話芸/NHK教育テレビ」は 放送なし
明日早朝「NHK総合テレビ」では 十代目 柳家小三治「うどんや」 を放送予定

2007(H19)/03/30(金)の放送

2007-03-30 22:37:25 | 落語 演芸/放送後記
上方演芸ホール/NHK-BS2
2007(H19)/03/30(金) 16:45-17:58
「NHK上方落語の会から(2)」
桂つく枝 「ちりとてちん」
桂雀々 「鶴満寺」(かくまんじ)
四代目 桂福團治 「藪入り」
2007(H19)/02/14(水) 第262回 NHK上方落語の会 NHK大阪ホール 収録
案内役:小佐田定雄(落語作家)


◆解説(演目前に案内役が紹介)(抜粋)
●桂つく枝
笑顔がとてもチャーミングなお人 彼が楽屋にいるだけで その場の空気がとても和む
一旦高座に上がると 歯切れの良い噺を聴かせてくれる優秀な若手に変身致します
趣味が「食べる事」 落語の中でも「実に美味しそうに」食べる演技を見せてくれます

●桂雀々
二代目桂枝雀師承に入門したのが 1977(S52)の6月 今年の6月で「芸歴満30年」を迎える
それを記念して 大阪で6月12日から 6日間連続の独演会「雀々十八番」を行う予定
東京でも 9月に「雀々十八番」を行う予定 関東の皆さんもお楽しみに(*01)

小佐田 本人も 枝雀師承に落語を書かせて貰うようになったのが 1977(S52)の6月
職種こそ違うが 雀々とは「同門の同期」
最初に雀々に会った時は 丸坊主の16歳の少年だった 思い返すと その頃から「顔は長かった」 とのこと

「鶴満寺」は 狂言の「花折り」が 元になった噺 とのこと

「鶴満寺」は実在のお寺 大阪の地下鉄 天神橋筋6丁目駅から 歩いて数分の場所にある
昔は 噺の様に「枝垂れ桜」が沢山有り 花の名所だったが 明治18年(1885)に大洪水に遭ったのが元で
境内から桜が消えて行った とのこと

●四代目 桂福團治
御陽気で賑やかな「お花見」の後は 親と子の情を描いた お噺をじっくりとお聴き頂きましょう
本日のトリ 福團治さんに しっとりと締め括って頂きます
お聴き頂きますのは 「薮入り」というお噺

「薮入り」というのは 奉行人が御主人の許しを得て 実家に戻して貰える休暇の事
「その実家は 田舎の草深い薮の中にあるであろう」という事から「薮の中に帰る」という意味で「薮入り」と
云うそうです
その「薮入り」の日のエピソードです


*(*01)「落語家生活30周年 雀々十八番」
 大阪公演 2007(H19)/06/12(火)~06/17(日) 大阪市・中央区「シアターBRAVA!」
 東京公演 2007(H19)/09/05(水)~09/09(日) 東京都千代田区・内幸町「千代田区立内幸町ホール」

 タレントの やしきたかじん がプロデュース 藤山直美 円広志 他ゲスト多数参加 とのこと


*雀々 お馴染みの「またの名を「ケイ ジャンジャン」です じゃんじゃん笑って下さい」
*福團治 これも お馴染みの 面倒臭そうに「ここに出て来るだけで疲れた」などと挨拶

*参考
当日演目:
笑福亭風喬「犬の目」 桂つく枝「ちりとてちん」 桂雀々「鶴満寺」
(中入り)
桂枝女太「持参金」 四代目桂福團治「藪入り」

*当初は 三代目桂春團治 が出演予定だったが体調不良で 四代目桂福團治 が代演したらしい

2007(H19)/03/29(木)の放送

2007-03-29 21:38:51 | 落語 演芸/放送後記
落語の極/テレビ東京 #020 最終回
2007(H19)/03/29(木) 03:15-04:10
六代目 五街道雲助 「猫定」
2007(H19)/01/11(木) 東京・深川江戸資料館小劇場 収録(第3回収録)

◆番組オープニング ナレーション
時空を超えて愛されてきた庶民の文化 「落語」
そして 寄席に集う観客達を 抱腹絶倒の渦に包み込む「名人」「上手」の燻し銀の話芸
「大看板」が繰り広げる 笑いと人情の物語り
さぁ その醍醐味をたっぷりと御覧あれ   「落語の極」

◆インタビュー(雲助 自宅)(インタビュー内容 要約)
「演じる人の「おもしろさ」に 落語の妙味がある」 五街道雲助 (画面に文字で)

雲助:壁に向かって100遍 稽古をするよりは 3日間 酒食らって飲んだくれてた方が えへっ(笑)
   噺が面白くなるという 可能... 所もある訳ですねぇ 落語というのは
   その辺が難しい所で きっちり稽古して上手くなるもんだったら きっちり稽古すれば良いんだけれども
   それだけでは面白くならないという所に 「落語の妙味」というか
   だから そのぅ 「人間の持ってる面白味さ」というのも随分影響してくるんじゃないかなぁ という
   気がするんですけどねぇ

◇(ナレーション)
本日の出演は 「芝居噺」「人情噺」の名手と謳われる 五街道雲助さん

雲助さんは 昭和23年(1948) 東京・本所の生まれ
明治大学を中退後 20歳で(十代目)金原亭馬生に入門
大ネタを得意とする その芸域の広さは つとに有名で
落語以外にも「義太夫」や「地唄舞」等 古典芸能にも精通している

昭和47年(1973) 二つ目で 現在の五街道雲助を襲名
商業演劇等への出演もこなし そのままの名で 昭和56年(1981) 真打へと昇進した
 (ナレーション中の画面 写真が数枚写し出される)(*01)
   *着物姿のブロマイド風?
   *前座時代? 楽屋で修行中 先輩師承に着物を着せる手伝い
   *若い頃 飲み屋さんで 柳家権太楼と一緒に
   *寄席の楽屋 火鉢の前で(横には太鼓が見える)
   *弟子の真打昇進で? 金屏風の前で
   *浴衣姿で 圓朝祭?

そんな雲助さんが この日訪ねたのは 本日の演目「猫定」縁りの回向院(えこういん)
 (画面は 両国 回向院へ向かうので歩いている姿)

◆インタビュー(史跡を紹介する案内板?のアップ それを指差しながら)(インタビュー内容 要約)
雲助:「猫に小判」の噺 「猫塚」
   これが「猫定」の噺の元なんですけど この「猫塚」の噺と 回向院の「猫塚」の噺と 落語の方の
   「猫定」とでは ちょっと筋が違ってたりなんかするんで どっちが本当だが良く解らないんですけどねぇ

雲助:えぇ~ 私も久しぶりだなぁ
 (画面は 回向院へ向いながら)

◇(ナレーション)(画面は 回向院 墓地内)
ここは また「「勧進相撲」発祥の地」としても有名な所
「猫塚」の他にも 近松門左衛門や 鼠小僧次郎吉の墓等 歴史にその名を遺す 数多くの有名人達が眠っている
さっそく 雲助さんの案内で 目当ての「猫塚」を訪れてみると そこには立派なお墓が

◇Q.「猫定」について(画面に文字で)(回向院「鼠小僧次郎吉の墓」「猫塚」の前で)(*02)
雲助:え~ これからやる あのぅ「猫定」というお噺なんですけども
   それは 別名を「両国回向院 猫塚の由来」とも言いますね
   ここが あのぅ 両国の「回向院」でございまして 噺の最初に出て来ますけれども こちらに在るのが
   「鼠小僧次良吉の墓」という お墓でございますねっ
   「教學速善居士(きょうがくそくぜんこじ)」と言いますけども
   え~ 確か生涯に「三千百二十一両 二分九厘二百六十文 銀四匁三分」盗んだという 大変な人で
   ございます
   で 大概 このお墓削られちゃうんですね
   「削って行くと博打に当る」と云うので ご覧の通り もう 削られて無くなって
   これは「削られ用」の前の墓ですね これを削って持って行く
   「本体の方は削らないで下さい 削るんでしたら こっち持って言って下さい」って 洒落たもんですね
   「どうぞ 持ってって良い」という そういう縁起担ぎのお参ですけれどね
   その脇にある まぁ 小さい これが「猫塚」ですねぇ
   ですから こちらは 自分のペットが亡くなると 幾らか持って来て「お願いします」と云うと
   向うの方へ祀ってくれるんです
   そもそも 最初に祀られた猫というのが この「猫塚」の猫
   ですから  そのお噺を これから私が申し上げよう こういう訳です

◇(ナレーション)
噺の原点 「猫塚」への参拝も済ませ いよいよ本日の高座へと向かう 雲助さん
こうして現場を訪ねてみるのも「芸の肥やしになる」と云う
こよなく愛する「落語への思い」と「その未来について」も 語って頂いた
 (画面は 雲助「猫塚」を拝んでいる姿)

◆インタビュー(雲助 自宅)(インタビュー内容 要約)
雲助:え~ そうですねぇ~ 変わって行くんでしょうねぇ 自然にやっぱりだから 私達が入った時の「落語界」
   というのは 圓生師承とか文楽師承とか もう「名人上手」が きら星のごとくに居て
   そういう人達の「芸を受け継ぐ」というのが 何か 我々の役目みたいなとこがあったですけども
   今は あのぅ 「落語」という芸が 日本全国の「全国区の芸」になったきたと云うところがあって
   今迄は あのぅ 東京 或は大阪の「地域芸能」だった物が「全国区の芸能になってきた」というとこが
   あるんで もっと幅広くなる
   あのぅ なにも 昔からの「名人上手の芸を伝える」と云うのも必要ですけども
   それ以外に どんどん他の人も入り易くなって やっていける芸能に変わって行くんじゃないかなぁ と
   そういう面があっても また良いんではないかなぁ という気はしてますけどもね

◆高座の模様(インタビュー後 CM明け)

◆エンディング(提供 アナウンス)(CM明け)
(画面 高座座布団とマイクロフォン)

◆番組最後に画面に文字で
「落語の極」
「この番組は‥‥
 落語本来の魅力を損なわないために 出演者の高座をそのまま放送しました」
「終」

*(*01)先週の放送と写真は同じ 写真の「*」の説明は間違ってるかも知れない
*(*02)キャプションでは「鼠小僧次良吉の墓」と表示

OLYMPUS HDD内蔵ラジオレコーダー Radio Server VJ-10

2007-03-28 22:42:20 | 雑記
数日前 ラジオを聴いていたら「ラジオCM」で「長時間録音できる ラジオ 云々~」というCMが放送されていた
「オリンパス」と放送されていたので 早速「オリンパス」のホームページを検索してみた
製品名は「Radio Server VJ-10」という製品だった

ハードディスクが登載されている「ラジカセ」の様な製品(カセット機能は付いていないが)
操作も「ラジカセ並」に簡単に操作できるみたいだ

製品のホームページを見てみると
「タイマー録音予約件数20件」「最長で約2500時間録音」(高音質=約625時間 標準音質=約1250時間)で
標準販売価格は39,800円
メーカー直販と三省堂書店での販売らしい(それぞれネット販売もあるとのこと)

ラジオの「語学学習」の他でも リアルタイムには聴けない時間帯の番組だったり 長時間放送の番組でも
放送後に聴けたり 録音した番組等を携帯音楽プレイヤーにも転送して 時間がある時にも聴く事が出来る
(他のオーディオ機器との音声接続や パソコンや携帯音楽プレイヤーからの音声データもやり取りできる)

「語学学習」等で 頻繁に定期的に聴く 録音する機会の多い人向き 中高年向きな製品との位置付けで
長時間の放送も「カセットテープやMDに録音するよりも長時間録音できますよ」とのふれ込みで
パソコンが不馴れな人でも 本体だけで長時間録音出来たり ファイル管理もできる様だ
スピーカーも登載されていて 通常のAM/FMラジオとして ベットサイド等にも置いても使えるサイズ

今迄にも ラジオ録音に特化した内蔵メモリー等に記録する 他社製品はいくつか発売されてはいるが
その製品の 不満点を少しは解消し操作性の向上もしているみたいだ


最近は マンション等の集合住宅に住んでいる人も多くいるので 製品のラジオ感度はどうなのかな?
「住んでいる場所(送信所からの距離)」「建物の構造」「ラジオの設置場所」によっては 受信しにくい
地元地域の放送局もあったりもする

別売の「AMループアンテナ(AN1)4,500円」もあるが「感度はどうなのかな?」
専用のAMアンテナとの事で 他のラジオやオーディオ機器には使えないようだ 残念


個人的には 頻繁に「落語」を放送する番組を録音する事が多いので タイマー設定件数が多いのと
録音できる時間が長いので 魅力的な製品
「遅聞き」や「少し前再生」もできるので「文字起し」をするのには便利しそう
もう少し価格が安ければ ぜひ使ってみたい製品


製品モニターになって 使用報告等をレポートするので「製品本体+別売AMループアンテナ」を無償で
提供してくれないかなぁ?

無理かなぁ?

関係者の方 御連絡をお待ちしております

2007(H19)/03/27(火)の放送

2007-03-27 22:39:46 | 落語 演芸/放送後記
*本日 関東地方は「東京都知事選挙」の政見放送の為 特別編成で「真打ち競演/NHKラジオ第1」は放送なし
 関東地方以外では通常通りの放送がされている地域もある模様

※関東地方は
21:05 ラジオ名人寄席
21:30 東京都知事候補者 経歴・政見放送
21:53-21:55 音楽

ラジオ名人寄席(再)/NHKラジオ第1
2007(H19)/03/27(火) 21:05-21:30
初代 金原亭馬の助 「棒鱈」  1965(S40)/ 上野鈴本演芸場 収録 とのこと
席亭:玉置宏

*過去に放送の25分番組だった頃の「ラジオ名人寄席」の再放送
 2004(H16)/03/15(月) 21:30-21:55放送 NHKラジオ第1
 2005(H17)/03/28(月) 2006(H18)/03/27(月) 12:10-12:35再放送 NHKラジオ第2

*番組内容詳細は「空飛ぶ!気まぐれ雑記帳 2006(H18)/03/27(月)の放送」に 以前に書きましたので
興味のある方は読んでみて下さい

*当初の「真打ち競演/NHKラジオ第1」放送予定は
漫才:ナンセンス
ウクレレ漫談:牧伸二
落語:三遊亭歌之介 「替り目」
2007(H19)/02/15(木) 徳島県・海南町 阿波海南文化村 海南文化館 収録
司会:???? (NHK徳島放送局アナウンサー)
*海陽町誕生記念

*三遊亭歌之介師 放送で演じる演目は 自作新作落語が多く 久しぶりに古典落語が聴けると
 期待していたが 番組自体が放送されなくて 大変に残念

*お願い
 本日「真打ち競演/NHKラジオ第1」が放送された地域の方で 聴かれた(録音された)方で
 演目名等の詳細をご存じでしたら コメントに書いてくれたら 有難いです
 宜しくお願いします
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*未チェック

シブヤらいぶ館「お好み寄席」(再)/NHK-BS2 #048
2007(H19)/03/27(火) 18:00-18:45
「長講一席」
落語:六代目 三遊亭圓窓「叩き蟹」
2006(H18)/06/26(月) 東京・渋谷 NHK放送センター みんなの広場ふれあいホール 収録
司会:中川緑(NHKアナウンサー)

*2006(H18)/08/01(火)放送 再放送

2007(H19)/03/26(月)の放送

2007-03-26 22:11:25 | 落語 演芸/放送後記
浅草お茶の間寄席/チバテレビ
2007(H19)/03/26(月) 19:00-19:55 #156
六代目 古今亭志ん橋 「出来心」
桂文生 「蒟蒻問答」
2007(H19)/二月中席 東京・浅草演芸ホール 収録(*01)

◆お店紹介/(一席目放送後 CM明け)
東京都台東区浅草 「山本そろばん店」
案内人:田代沙織

*(*02)2007(H19)/二月中席 の模様だと思われるが 収録された「日時」は定かではない
 どちらも「夜の部」 文生は「夜の部主任」

*チバテレビの番組ホームぺージに 4月放送予定が更新されていた


2007(H19)/03/25(日)の放送

2007-03-25 22:11:05 | 落語 演芸/放送後記
らんまんラジオ寄席/TBSラジオ
2007(H19)/03/25(日) 20:00-20:55
漫才:昭和のいる・こいる 「のいるの腹立ち日記」
医事漫談:ケーシー高峰
落語:三遊亭圓丈 「手紙無筆USA」
2007(H19)/03/04(日) 青森県・八戸市公会堂 収録
司会:原口太平(RAB青森放送アナウンサー)

*来週はTBSラジオのスタジオから放送 とのこと

*先週の当方ブログ記事で「「らんまんラジオ寄席」は 今回で今年度は最終回」との記事を書きましたが
 間違いでした
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*本日番組放送なし
「笑いがいちばん/NHK総合テレビ」は「選抜高校野球」甲子園球場よりの中継放送で番組休止
来週も「選抜高校野球」準決勝の中継放送で番組休止

「ラジオ名人寄席/NHKラジオ第1」「大相撲春場所」大阪府立体育館よりの中継放送で番組休止
来週からレギュラー放送再開予定だが 「選抜高校野球」準決勝の中継放送も予定されているので
試合が長引けば放送休止になる場合もある
NHKの番組表には「ラジオ名人寄席」の放送予定は掲載されている
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*未チェック
「笑う岐阜に福来る ~第4回 全日本学生落語選手権~/NHK-BS2」
2007(H19)/03/25(日) 08:00-08:55
出場者:伊藤豪康 斉藤豊 成田芳 島井謙太郎 梅澤香織 國枝明弘
審査員:上方落語協会会長:桂三枝 落語家:立川志の輔 アーティスト:日比野光希子
    岐阜市長:細江茂光 NHK岐阜放送局局長:堤俊行
司会:廣田直敬 春山恵里
2007(H19)/02/25(日) 岐阜市・長良川国際会議場 収録
*学生落語の選手権

「演芸特選/NHK-FM(NHKラジオ第1)」 今後の放送予定

2007-03-25 00:19:09 | 落語 演芸/今後の放送予定
※放送時間 詳細等は 各種番組表等で確認のこと

演芸特選/NHK-FM(NHKラジオ第1)(「ラジオ深夜便」内)

今後の放送予定(「ラジオ深夜便番組表」より)

2007(H19)/04/04(水) 01:00台 六代目 春風亭柳橋「小言幸兵衛」 四代目 三遊亭圓遊「堀の内」
2007(H19)/04/05(木) 01:00台 五代目 柳家小さん「長屋の花見」 三代目 春風亭柳好「羽織の遊び」

「上方演芸ホール/NHK-BS2」 今後の放送予定

2007-03-24 21:49:00 | 落語 演芸/今後の放送予定
今後放送の落語番組
※放送時間 詳細等は 各種番組表等で確認のこと

「上方演芸ホール/NHK-BS2」
2007(H19)/03/30(金) 16:45-18:00
「NHK上方落語の会より(2)」
出演:桂つく枝「ちりとてちん」 桂雀々「鶴満寺」 桂福団治「藪入り」
案内役:小佐田定雄(落語作家)

2007(H19)/02/14(水) 第262回 NHK上方落語の会より

2007(H19)/03/24(土)の放送

2007-03-24 21:48:00 | 落語 演芸/放送後記
志の輔特選落語/文化放送(志の輔ラジオ「土曜がいい!」内 コーナー)
2007(H19)/03/24(土) 12:05-12:25
二代目 三遊亭円歌 「紋三郎稲荷」  1963(S38)/06/12放送 ニッポン放送 音源 とのこと

出演:立川志の輔  番組アシスタント:吉田涙子(文化放送アナウンサー)
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日本の話芸(再)/NHK教育テレビ
2007(H19)/03/24(土) 14:20-14:50
柳家さん喬 「八五郎出世」
2006(H18)/11/17(金) 第569回 NHK東京落語会 東京・霞が関 イイノホール 収録

*2007(H19)/01/13(土)放送予定だったが 北海道 大平洋沖千島海溝発生の地震での津波情報で放送中止
 2007(H19)/01/14(日) 05:15-05:45 NHK総合テレビ で初回放送の再放送

*次週も再放送分 14:20-14:50 十代目 柳家小三治「うどんや」

2007(H19)/03/22(木)の放送

2007-03-22 21:51:19 | 落語 演芸/放送後記
落語の極/テレビ東京 #019
2007(H19)/03/22(木) 03:35-04:30
六代目 五街道雲助 「明烏」
2007(H19)/01/11(木) 東京・深川江戸資料館小劇場 収録(第3回収録)

◆番組オープニング ナレーション
時空を超えて愛されてきた庶民の文化 「落語」
そして 寄席に集う観客達を 抱腹絶倒の渦に包み込む「名人」「上手」の燻し銀の話芸
「大看板」が繰り広げる 笑いと人情の物語り
さぁ その醍醐味をたっぷりと御覧あれ   「落語の極」

◆インタビュー(雲助 自宅)(インタビュー内容 要約)
「落語とは 奥行きがあり間口が広い 日本独得の「芸」である」 五街道雲助 (画面に文字で)

雲助:あのぅ 「落語」という芸は大変に面白い芸で 割とシンプルと云えばシンプルなんですよねぇ
   一人でもって演じ別けていくという
   でも これぇ 深めるとどんどん深くなるし 奥行きもかなりある それでいて あのぅ割と取っ付き易い
   まぁ 一人でもって演じる訳ですから 間口も広いという あのぅ 独特な 日本独得な芸だと思うんです
   よね

◇(ナレーション)
本日の出演は 五街道雲助さん

雲助さんは 昭和23年(1948) 東京・本所の生まれ
明治大学を中退後 20歳で (十代目)金原亭馬生に入門
「義太夫」「地唄舞」等 古典芸の習得にも務め 「芝居噺」に織り込む台詞は天下一品

昭和47年(1973) 二つ目で 現在の五街道雲助を襲名
昭和56年(1981) 真打へと昇進した
 (ナレーション中の画面 写真が数枚写し出される)(*01)
   *着物姿のブロマイド風?
   *前座時代? 楽屋で修行中 先輩師承に着物を着せる手伝い
   *若い頃 飲み屋さんで 柳家権太楼と一緒に
   *寄席の楽屋 火鉢の前で(横には太鼓が見える)
   *弟子の真打昇進で? 金屏風の前で
   *浴衣姿で 圓朝祭?
 
そんな雲助さん「何事も体力が大事」と 暇を見つけては スポーツジムで汗を流す
 (画面は スポーツジムでウォーキングマシンで歩いている)

当然 落語を演じる上でも 体力は「基本中の基本」
稽古同様 日々の精進が「高座の出来も左右する」という
 (画面は スポーツジムでマシンで運動)

◆インタビュー(スポーツジム内で 床に座りストレッチ)(インタビュー内容 要約)
雲助:あのぅ やっぱり 長い噺で息が切れなくなる様になるというのは ありますよねぇ
   太ると あのぅ 高座で足が痺れちゃう あと 汗かいたりねぇ ええ
   だから ある程度体重を落しておくと それが無くなるっていうのはあるんで
   そういう分では 効果あるんじゃないでしょうかね?

スタッフ:お一人で大体 ここはいつも来るんですか?
雲助:そうですねぇ あんまり 連れ立って来る所じゃない
 (画面は スポーツジムでバイクマシンを漕いでいる)

◇(ナレーション)(画面は 自宅ビル玄関) 部屋で写真を選んでいる)
今や 玄人筋も唸らせる「芝居噺」「人情噺」の名手とされる雲助さん

生まれ育った本所にある自宅で 懐かしい写真を見せてもらいながら 若き日に落語家を目指した
動機について聞いてみると...
 (画面は 部屋で写真を選んでいる)
 
◆インタビュー(雲助 自宅)(インタビュー内容 要約)
雲助:え~ 要するに 「落語をどうしてやろう」とか「こうしてやろう」とかというんで噺家になった訳
   じゃなくて
   要するに まぁ 「遊んで暮らせる様な商売 ないかなぁ」と思って そんで 探して 行き着いたのが
   「噺家」という様なところがあるんで
   正直云って 良く「落語に対する抱負」とか何とか言われたり 聞かれたりするんですけども
   「あまり 持ち合わせてない」というタイプですなぁ 私の場合は

雲助:ですから まぁ「落語とは何ぞや?」と聞かれても 「まぁ 何でもいいでしょう」みたいな
   家(うち)の一門の「門是(もんぜ)」というか それが「何でもいいんだよ」というのが有りましてねぇ
   志ん生師承もそうだったし 私の師承もそうだったし
   何か「あそこ 師承 どう遣ればよろしいんでしょう?」ってぇと
   「何でもいいんだよ 別に おまわりに捕まる訳じゃないんだから」みたいな事言われて
   割と自由な「門風(もんぷう)」というか そういうところがあったんで それも私は だから この一門に
   はまって 「ここへ来て良かったなぁ」という気がしてますですねぇ

◇(ナレーション)
そんな 自由闊達な芸風を愛する雲助さん
今と昔で「落語家気質」の違いにも 思う所があるという
 (画面は 落語会? での高座風景)

◆インタビュー(雲助 自宅)(インタビュー内容 要約)
雲助:う~ん 私らの若い頃 まぁ 私らが若い頃でも そうですけど その先輩に言うと「私らが若い頃は
   もっと...」と云う言い方 だからずっと そういう感覚なんでしょうけれども
   もっと 「破天荒」な 乱暴な生き方をしていた様なところがあるんですよねぇ
   今は大変に あのぅ 前座さんにしても「マニュアル通り」やってるという様な きちんとはしてんだけど
   何か「面白味がない」というか
   昔は それこそ前座の癖に「途中で居なくなって映画を観に行った」とか「酒飲んで帰って来た」とか
   そういう猛者が随分といたんですけど
   今 うっかり そんな事すると「クビだ!」なんて事になっちゃって
   うちの一門あたりだったら「酒飲んではクビにならない」という様な 鉄則があったりなんかして
   割と乱暴なところがあったんですけども 今はだいぶ「きちんとしてきたなぁ」という
   まぁ その分「ちょっと つまんないかなぁ」という気がしないでもないですねぇ

◇(ナレーション)
とは言え 自らの芸を磨くための 読書や研究を怠る事はなく 「日々これ精進」を地で行く様な人
本日の演目「明烏」も 古典落語を代表する名作の一つだ
 (画面は 部屋に飾ってある写真 落語全集など落語関連の本が沢山並んでいる書棚)

◇Q.「明烏」について(画面に文字で)(雲助 自宅)
雲助:え~ これから私がやります「明烏」という お噺なんですけども
   まぁ~ 良く「あなた 好きな噺は何ですか?」なんて聞かれるんですけども
   まぁ 落語は大概好きで どれも好きなんですけども それでも「強いて挙げろ」と言われると
   あたしゃ この「明烏」が一番好きな噺なんです
   「粋で」「洒落てて」「ほんわかとしてて」「落語らしくて」 そういう所が横溢してるという
   洒落の 「遊びの精神」みたいのも出てるという事で あたしの一番好きな「明烏」なんですよ
   それをひとつ 聴いて下さい

◆高座の模様(インタビュー後 CM明け)

◆エンディング(提供 アナウンス)(CM明け)
(画面 次回出演の 六代目五街道雲助 どこかの誰かのお墓? 記念碑?の前で 拝んでいる)

◆番組最後に画面に文字で
「この番組は‥‥
 落語本来の魅力を損なわないために 出演者の高座をそのまま放送しました」

*(*01)写真の「*」の説明は間違ってるかも知れない


*最後の出番らしく 観客の反応も薄いし 観客も減っている感じ

*次週「落語の極/テレビ東京」は最終回 六代目五街道雲助「猫定」を放送予定

2007(H19)/03/21(水)の放送(2)

2007-03-21 23:29:18 | 落語 演芸/放送後記
ラジオ名人寄席 お彼岸特別興行/NHKラジオ第1
2007(H19)/03/21(水) 19:20-21:30
桂吉朝 「天災」  1997(H09)/10/16 NHK上方落語の会 収録 とのこと
六代目 笑福亭松鶴 「崇徳院」  NHK上方落語の会 収録 とのこと(詳細アナウンスなし)
四代目 柳亭痴楽 「宿題」  1964(S39)/ 収録 とのこと
五代目 古今亭志ん生 「鮑のし」  (音源アナウンスなし)
席亭:玉置宏

「残しておきたい江戸情緒 下座のお囃子 寄席幟」
「ラジオ名人寄席」 あたくしは席亭の玉置でございます 御来場 誠に有難う存じます

さて 本日は9時30分迄 え~「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」でございます
え~ 今回は「落語東西会」
え~ 東西の本当に人気の有り 力も有った噺家さんを 心行く迄楽しんで頂きたいと存じます

◆「第一部」席亭解説(19時台 演目放送前)
え~ まずは 上方でございます 何と「名人寄席」初登場
「歩く古典芸能」と云われました 桂吉朝さんでございます
え~ 他の古典芸能のジャンルとの交流を 実に積極的に実行した方でございました
特に話題になりましたのは 大蔵流の狂言「茂山家」との競演でございました
「お米とお豆腐」 この狂言と落語の会では も~う舞台を縦横に動き回りました 最も油の乗っている
茂山千五郎さんら3人を相手に たったの1人で高座で対抗を致しました
でぇ 狂言ファンを落語のファンにも引っぱり込んだ まぁ とにかく「噺家」と「狂言師」が台詞のやり取りを
する
これをですねぇ 「落語」と「狂言」をくっ付けましてねっ 「落言(らくげん)」と云う 新しい言葉を造った
のも この吉朝さん達でございました
え~ 「落語と文楽の怪しい関係」 こういう まっ 決して怪しくない交流の会も開かれております
まっ この様に 他の芸能とのコラボレーション これが自然に出来る そういった吉朝さんが それぞれの芸の
枠を弁え(わきまえ)ていらっしゃる これ以外に表現のしよう 私 無かろうかと思います
え~ (三代目桂)米朝さん これは吉朝さんの師承でございますがねぇ
「歌舞伎」「文楽」「能狂言」 とにかく他の古典芸能の第一人者と 対等に交流をされた方でございます
その財産を受け継いで「古典芸能の世界」 この繋がりを大切にしながら 落語の世界を ず~っと広げて行った
方でございます
え~ 2001年(H13)の暮れに「第30回 上方お笑い大賞」 また 2001年度「芸術選奨」の
「文部科学大臣新人賞」を受章しております
あれは 1999年(H11)で ございましたかねっ 体調を崩しました
しかし 翌年 見事に復活をしてらしたんでございますが 平成17年(2005)の11月8日 なんと 50歳という
若さで世を去っております

では 「落語東西会」 一席目 初登場の桂吉朝さんの「天災」でございます
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◆「第一部」席亭解説(19時台 演目放送後)
桂吉朝さんの「天災」でございました
これは 「NHK上方落語の会」 1997年(H11)10月16日の収録でございます

とにかく熱心な方だった様でございます 「錦影絵(にしきかげえ)」 滅多に遣り手の無い芸でございますがねぇ
もちろん「お芝居」「踊り」 それから芸人しゃん(さん)の「模写」が上手かったそうです
私は残念ながら あんまり拝見してないんでございますが こぉれはもう「大変な才能だ」と え~ 御贔屓の
評判でございました

米朝さんは「古典をきっちりと演じて 面白がられるセンスがあった」「洒落た人間でしたよ」と 亡き弟子を
偲んでいらっしゃいます
「丹精な芸風」と申しましょうかねぇ? ウィットに富んだ語り口が冴える まっ「話巧者」とでも申しましょうか
「古」 とにかく「古い」という字が付くと 何か興味を示す
「滑稽噺」から「芝居噺」迄 え~ 洒脱なクスグリにセンスが光った 本当に力のある若手でございました

米朝師承の 吉朝さんの訃報は 大変な悲しみに繋がった様でございます
と 申しますのも 平成11年(1999)の4月に これも 59歳という若さで お弟子さんの一人 二代目の
(桂)枝雀さんを失っております
枝雀さんが 小米(こよね)を名乗っていた時代の芸風を 枝雀さんは襲名後「一変」させましたねぇ
で 漫画的な動作 もう とにかく変幻自在な語り口で 笑いを無限大に広げた枝雀さん
その6年後に 何と 吉朝さんを失うという 米朝師承にとっては大変 悲しい出来事でございました

何せ 吉朝さんは入門した時 これは昭和49年(1974)でございますがねぇ
既に「東の旅」の発端をすっかりマスターしていて 師承がびっくりなっすったと云う お話でございます
まっ 「「繊細な描写」 これを心掛けなさい」と ず~っと教えてこられた様でございます

さっき「落言(らくげん)」という お話を致しましたけれども これは吉朝さんが 大変大きい手術をなすった
それから挑戦した分野でございます 意欲の程が分りますねぇ

お亡くなりになる12日前に「米朝・吉朝の会」というのが開かれたそうでございますが
その高座から「今日あるも 師承のお陰でございます」と 高座の上から お別れを告げた
その辺もまた 律儀な性格の現れでございましょう

「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」「第一部」は この辺で「お中入り」という事でございます
8時5分からの後半では 六代目笑福亭松鶴さんの「崇徳院」を予定しております
どうぞお楽しみに
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◇19:55-20:05 中入り 天気予報・交通情報・ニュース
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◆「第二部 前半」席亭解説(20時台前半 演目放送前)
「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」
8時を廻りましたところで これからが「第二部」でございます
え~ 今回は「落語東西会」
前半を「上方落語」 後半を「江戸落語」でお楽しみ頂こうと こういう趣向でございます
え~ まずは 7時台に 桂吉朝さんの「天災」をお送り致しました
さて ここからは 六代目笑福亭松鶴さんの「崇徳院」という 上方のお噺でございます

上方落語を滅亡一歩手前から隆盛に導いた「四天王」の筆頭が これから聴いて頂く 六代目笑福亭松鶴さんで
ございます
昭和22年(1947) 28歳で正式に初高座を踏んでおります
五代目(笑福亭)松鶴さんの実子でいらっした訳ですねっ
芸名は (笑福亭)松之助 から 三代目の(笑福亭)光鶴(こかく) 四代目の(笑福亭)枝鶴(しかく)を経まして
昭和37年(1964) 六代目(笑福亭)松鶴を襲名してらっしゃいます
昭和43年(1968)に「上方落語協会」の 二代目会長に就任を致しまして
昭和61年(1986)9月5日 68歳でお亡くなりになる迄
20年経った今も鮮烈な印象を 上方落語ファンは持ち続けていらっしゃると思います

え~ 今日の「崇徳院」と云うお噺 あん~まり高座に掛けていらっしゃいませんでした
残っている音源の数も非常に少ないんでございますが 今日聴いて頂くのは「NHK上方落語の会」で収録した物で
ございます
六代目笑福亭松鶴さん「崇徳院」でございます
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◆「第二部 前半」席亭解説(20時台前半 演目放送後)
六代目松鶴さんの「崇徳院」でございました
東京で お馴染みのサゲとは違っておりましたねっ

大変個性的な師承でございましたが 今「笑福亭松鶴」という名前は空きでございます
平成8年(1996)に 44歳の若さで亡くなりました お弟子さんで 笑福亭松葉さん この方が「七代目」の
松鶴を襲名する もうこれは決りでございました
で その「七代目襲名披露の会」の当日に この松葉さんが亡くなってしまったんでございます
平成9年(1997)の2月9日 晴舞台になるはずでございました 道頓堀中座で「七代目松鶴追贈興行」
つまり 御当人は居ないけれども「七代目」を譲りましょう という催しが行われました
口上で (三代目笑福亭)仁鶴さん (三代目桂)春團治さん 今は故人になってしまわれました
(五代目桂)文枝さん 東京からは(三代目古今亭)志ん朝さん が駆け付けて
で この大師承が並ぶ中 中央に置かれました主人公の代りに「扇子」が置かれてございました
何とも その無念さが お客様に伝わった こんな話を伺いました
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◆「第二部 後半」席亭解説(20時台後半 演目放送前)
さぁ 上方から二席お聴き頂いて 後半は 東京落語でございます

太平洋戦争に敗れ 笑える物が欲しかった私達 そんな戦後の人達が求めたのは 小難しい様に聞こえます
「正統派の古典落語」よりも もっと「直接的な笑い」であったと云ってよろしいかと思います
「歌笑純情詩集」の(三代目)三遊亭歌笑さん そして「痴楽綴り方狂室(教室)」の(四代目)柳亭痴楽さん
まずは 寄席もラジオの前も爆笑の渦でございました
それでは 四代目柳亭痴楽さん これは 昭和39年(1964)の収録でございます
「綴り方狂室(教室)」ってのは その時々を「狂室(教室)」の中に入れております
そんな関係で 今日のは 昭和39年(1964) ご存じの方は ちょっと思い浮かべて頂くと
「綴り方狂室(教室)」が余計 楽しめると存じます
それでは 四代目柳亭痴楽さん 「宿題」でございます
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◆「第二部 後半」席亭解説(20時台後半 演目放送後)
昭和39年(1964)の 四代目柳亭痴楽さん 「宿題」でございました

「新作落語」 これは 今にも通じますんでございますが う~ん「時代のニーズとピタリと合ったネタ」
これが やはり 大勢の指示を受ける事になります
戦後 「歌笑純情詩集」を引っ下げて登場した 三代目の三遊亭歌笑さん
その若い死の後を受け継いだ 四代目の柳亭痴楽さん
今日の様に 今日はプロ野球の選手のお名前を バ~っと「綴り方狂室(教室)」に 放り込んで
らっしゃいましたがねっ
いやぁ~ もう とにかく 良~く様々を身に付けた また勉強をなすっていた もう~ 新聞も週刊誌も
沢山お読みになった方でございましょう

お送り致しております「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」
ここで 二度目の「お中入り」を頂きます
今回は「落語東西会」 前半で「上方落語」二席 後半は「江戸落語」二席
9時を廻りますと 五代目志ん生さんの登場でございます
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◇20:55-21:05 中入り ニュース・天気予報・交通情報
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◆「第三部」席亭解説(21時台 演目放送前)
「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」
二度目の「お中入り」を頂いて これから「ラストコーナー」でございます
今回は「落語東西会」 前半で「上方落語」 後半は「江戸落語」 こんな構成にしてみました

今日は3月21日春分の日 あと10日経ちますと「放送の世界」も 新年度に入ります
この「ラジオ名人寄席」 丸10年間 皆さんに聴いて頂きました
いよいよ 4月から11年目に入る訳でございます
平成8年(1996)の 4月1日が月曜日でございました こっから番組が始まって で 4月いっぱいは
「五代目志ん生特集」を 放送したんでございます
でぇ~ 初日 4月1日は「鮑のし」を お送りしたんでございますがねぇ
そこで 満10年の締め括りとなります 「春分の日 特別興行」のトリは その第1回に放送した
五代目古今亭志ん生さんの「鮑のし」で 笑って頂こう と こう思いました
でも 今日聴いて頂く噺は 第1回の「鮑のし」とは違う場で え~ 採った音でございます
おんなじ物は あ~ 出しません
でぇ~ 志ん生さんは 1973年(S48)に亡くなってらっしゃいます もう30年以上も経ってるんですが
未~だに大変な人気でございます CDも売れ続けております
理由は簡単 「面白いから」でございます

それでは 今日のトリ 五代目古今亭志ん生さん 「鮑のし」でございます
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◆「第三部」席亭解説(21時台 演目放送後)
爆笑の連続でございます
五代目古今亭志ん生さん 「鮑のし」でございました

本日は「ラジオ名人寄席 春のお彼岸特別興行」 「東西会」と題しまして 上方二席 東京二席
落語をお楽しみ頂きました


お相手は席亭の わたくし玉置でございました
え~ どうぞ 新年度も「ラジオ名人寄席」 日曜日の夕刻4時5分 是非お楽しみ頂きたいと存じます
本日も御来場 誠に有難う存じました


*「ラジオ名人寄席」特別興行の第5弾



2007(H19)/03/21(水)の放送(1)

2007-03-21 23:20:58 | 落語 演芸/放送後記
志の輔らくごの世界へようこそ 其の壱/WOWOW
2007(H19)/03/21(水) 11:30-13:50
立川志の輔 「メルシーひな祭り」
立川志の輔 「中村仲蔵」
2007(H19)/01/06(土) 「志の輔らくご in PARCO 2007」 東京・渋谷 PARCO劇場 収録(*01)

出演:立川志の輔 ナポレオンズ(バルト小石 ボナ植木) 四代目 中村梅玉
ナレーション:石川静

*(*01)「志の輔らくご in PARCO 2007」
 「プログラム其の壱」演目:
 「七福神」「メルシーひな祭り」(中入り)「中村仲蔵」

*「舞台セット12トン」「照明150機」
 「高座の往復75回」「笑わせたお客さん1万2000人」「しゃべった時間4500分」
*ハイビジョンテレビカメラ8台を駆使して 高座の模様を収録
*ナポレオンズも 今回の公演に協力したとのこと

*演目前後に 志の輔がナポレオンズを相手に 今回の公演の裏話を語る
(話の途中 舞台装置を準備している スタッフの映像等が挟まれる)

*「メルシーひな祭り」演じ終わり 志の輔が舞台袖にはけると 高座の後が開き セットの神社の階段に
 雛壇のようにエキストラが衣裳を着て並んでいて 音楽に合わせて踊り フランス国旗のフリップを 裏返し
 「中入り」の案内をする
 志の輔も 途中から 不足分のフリップを持って登場し 踊る

*「中村仲蔵」は 志の輔が以前から「パルコ」で遣りたかった演目とのこと
 歌舞伎の忠臣蔵「五段目」を お客さんに説明するのに 実際に演じて貰う事も 衣裳も変える事も出来ない
 志の輔の当初のアイディアとしては 「照明(ピンスポット)」を「役者に仕立てて 歌舞伎の動き通りに照明を
 移動させて表現できないか?」と考えて 照明担当者に相談したが「費用も掛かるし 技術的にも難しい」
 とのこと
 噺の中で「五段目」を説明するのには 少なくても7~8分掛かる
 「もし 照明を使う事が出来たとしても 使うのは1分程度迄でないと お客さんに飽きられてしまう」
 とのことで 実現はできなかったとのこと
 照明では パルコ劇場には実際にはないが「花道」を表現するのに使っている
 歌舞伎の「五段目」の時に 実際に演奏している「長唄」「三味線」の方に遣ってもらい
 「附け(つけ)」と呼ばれる木で「バタッ バタッ」と音を付ける「附け打ち」も遣ってもらった
 一種の「音曲入り」で表現した

*「中村仲蔵」 公演3日目位迄 噺と「附け打ち」との呼吸が合わなかった
 公演後 顔を合わせて「合わないね どうしてだろう?」と 関係者一同皆で悩んだとのこと
 「附け打ち」をしている人は(滝沢さん) 実際に歌舞伎の「大道具方」で「附け」を担当
 実際の歌舞伎では 役者さんを見ながら付けるが 今回はイメージで付ける
 志の輔のイメージ(言葉に出している事)と 歌舞伎では「花道」での登場の仕方(スピード)が違うので
 ずれてしまう
 実際の歌舞伎の事を白紙にして 噺のイメージに統一してやってもらい解決したとのこと
 公演での「中村仲蔵」を演じた最終日に 一緒に飲んだ時 滝沢さんが「長い間やっているが 何も無い所で
 付けるのは 初めてで 非常に面白かった」と言ってくれて 志の輔嬉しかったとのこと

◆四代目 中村梅玉 インタビュー(歌舞伎座2月公演で「斧定九郎」役を演じた 歌舞伎役者)
 志の輔の演じる「中村仲蔵」を観た感想
 1時間近い噺だが 歌舞伎役者の噺なので身近に感じられて引き込まれた

 当時の「定九郎」役は「名題下」クラスのやる端役だったが 仲蔵のアイディアで今の様なインパクトのある
 形になった

 歌舞伎は300~400年前からある「狂言」だが 演出や演技は その時代 時代の役者さんが改良して
 洗練されて 先人達の努力によって 今の形になって残っている

◆志の輔インタビュー(楽屋にて)(抜粋)
 どこで初めて落語を観ても良いけど 渋谷(パルコ公演)で観てくれたら それはそれで面白い「落語ファン」
 人生のスタートになるので「こういう落語でも良いじゃないか」と思う所もある

 去年も思ったけど 今年も思ったのは 素晴しいパルコの劇場に出会えた事と そこにいるスタッフが素晴しい事
 改めて思った
 スタッフと劇場とで 出来上がってくる落語は「余所ではない」「味わえない」事 「総合的落語」なので嬉しい


*来月 2007(H19)/04/30(月)(祝) 11:00-13:20
 「志の輔らくごの世界へようこそ 其の弐/WOWOW」
 「徂徠豆腐」「しじみ売り」 他 放送予定


○観た感想
 テレビカメラ8台を駆使して 高座の模様を収録したとのことで 様々なアングルから高座での表情が見られる
 が  スイッチングが頻繁すぎて「せわしない」 噺に集中できない
 通常の落語の高座放送を見慣れているからかもしれないが 「上下(かみしも)」とか 会話に合わせての
 カメラのスイッチングは不要 「俯瞰」や「あおり」もいらない
 撮影意図が一種の「舞台中継」との位置付けでの収録なので そうしているのかと思われる
 「これがテレビでの落語放送のカメラワーク」と思われては大変に困る 特殊なケース
 (「落語=笑点」のように 勘違いされない事を望む)

 オーソドックスに カメラ2~3台程度で 「全景」と「全身」「上半身」程度のカメラサイズで十分
 仕草がちゃんと判る程度でOK
 無いとは思うが オーソドックスなカメラワークでの公演の模様も観てみたい

 「こういう落語でも良いじゃないか」と 志の輔も語っていたが その通りの落語

2007(H19)/03/20(火)の放送

2007-03-20 22:20:43 | 落語 演芸/放送後記
真打ち競演/NHKラジオ第1
2007(H19)/03/20(火) 21:05-21:55
漫才:すず風にゃん子・金魚 「私たちの花嫁修業」 作:加藤恭子
動物ものまね:江戸家小猫
落語:九代目 春風亭小柳枝 「崇徳院」
2007(H19)/01/25(土) 北海道・新冠町 新冠町レ・コード館 収録
司会:和田哲(NHK室蘭放送局アナウンサー)

*新冠町レ・コード館 開館10周年記念
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*未チェック

シブヤらいぶ館「お好み寄席」(再)/NHK-BS2 #047
2007(H19)/03/20(火) 18:00-18:45
「長講一席」
落語:三代目 柳家権太楼 「天狗裁き」
2006(H18)/03/20(月) 東京・渋谷 NHK放送センター みんなの広場ふれあいホール 収録
司会:中川緑(NHKアナウンサー)

*2006(H18)/05/02(火) 再放送

「笑いがいちばん」で

2007-03-19 22:45:21 | 落語 演芸/雑記
日曜日の昼下がりに放送中の「笑いがいちばん/NHK総合テレビ」で 4月から司会を起用するそうな
司会は 九代目 林家正蔵 と タレントの中川翔子 とのこと

以前にも司会者がいたり 爆笑問題 等がコント風な小芝居をやっていた事もあった

個人的には 現在放送の形で司会なしで 出演者も色物+落語で毎回2組程度の方が良いんだけどなぁ

中川翔子のブログは人気で「ブログの女王」らしいので 番組の裏話的な事も記事に書くのかな?
それにしても お父さんに顔がそっくりだね

しょこたん「笑いも勉強したい」:芸能:スポーツ報知