スリナム7日目/仏領ギアナ1日目
今日はついにパラマリボを後にし、仏領ギアナへ向かいます。
朝8時半過ぎにはシェアタクシー乗り場に着いた。着いたと同時に、と言うよりは、付く前から目を付けられていて、客引きがワラワラ寄ってきた。
『アルビナか?この車だ』
紹介された車は明らかにまだ誰も集まっていない。数日前に訪れたときに、ここのシェアタクシー乗り場は何台も同時に客引きをしていることは分かっていた。なので、すでに何人か集まっている他の車はあるはず…
と考えながら渋っていると、それを察したらしく、明らかに客引きの仲間が車の中に乗り込み、『ホラ、客は集まっているだろ?』って必死にアピールしてくる。
いや、サクラなのは分かってるし…
でも、この光景アフリカでも見たな~と何だかオモシロくなってきた。なので、敢えてこの誰も居ない車に乗ることにした。国境のアルビナへ行く車やし、ヒトは簡単に集まるやろうと思って…
シェアタクシー乗り場。
実際、スグに1人のヒトがやってきて荷物を詰め込んだ。荷物スペースはいっぱいになったが、あと必要なのは2人。
その後は、なかなかヒトが集まらない。それらしきヒトが来ても他の車へ行ってしまう。
おいおい、客引き頑張れよ…(´Д`)ハァ…
1h以上待ったところで、なぜか『車に乗れ』と言われた。まだ2人なんやけど?
車は2人を乗せたまま、わずか100m程の距離を行ったり来たり…
移動することで、まだ来ぬ乗客へのアピールか? やることがイマイチ分からん。
そして、結局、そのまま走りだした。乗客は2人のまま。おかげで後部座席を広く使える。でも、どうせ途中でヒトを拾うんだろう…
と、思っていたが、結局そのままアルビナに着いてしまった。これで良かったのか?
なぜか小鳥も載せていました。
イミグレまで連れて行ってくれたので楽だった。イミグレの手続きもメッチャ楽。スリナムはなかなか良い感じだ。
建物を出たところで、一人の男が遠くから呼んでいる。どうやらスグに仏領ギアナのサン・ローラン・デュ・マロニー行きのボートが出るらしい。慌てて乗り込んだおかげで、船の代金も言い値のまま。ひょっとしてボラれたかな?
ボートの隙間から見るアルビナの様子。ボートはちゃんと屋根付きでした。
この人は何者?ボートの案内人?
そして、仏領ギアナに着きました。
最後にボートに乗り込んだから最初にボートを降りることができた。そして、イミグレの建物へ。パスポートを見せてすんなり通れるものと思っていたが、甘かった。
『ホテルの予約はあるのか?』
これには意表をつかれた。仏領ギアナへの入国でトラブったって話は聞いたことなかったからだ。まさかホテルの予約の確認を取られるとは…
あると答えるべきか、ないと答えるべきかで少し悩んだが、結局『ない』と答えた。すると、係官はウニャウニャと何か言っていたが、よく分からず、そうこうしているうちに後ろが詰まっていたので、とりあえず部屋の中に連行されてしまった。
『保険はあるのか?』
これなら大丈夫だ。ちゃんと保険には入っているから。
書類を取り出し、係官に見せた。
『これ、期限切れだぞ』
何言ってんの? 無茶な言いがかりもいい加減にしてくれよ…
と、思って書類を見た。
ん~っと、うん。切れてるね(笑)
えっ!!????
有効期間を見ると2012年9月4日~2012年9月3日となっている。
ハハハハ。記載ミスだ(笑)。
メッチャ焦って説明した。
『ほら、ここに1年て書いてるし、オカシイでしょ。1日戻ってるって』
とりあえず書類のミスであることは分かってくれたみたいだ。そして、なんとか入国スタンプを押してくれた。
焦った。
久しぶりに焦った。
ともあれ、無事に仏領ギアナに入ることができた。
イミグレを出たらカイエンヌ行きのシェアタクシーなりミニバスが待っているもんと思っていたけど、何もなし。タクシーもなし。仕方ないので街に向かって歩き出した。
サン・ローラン・デュ・マロニーの教会。
そして、30分程でバスターミナルに到着、の手前でミニバスの運転手に声をかけられて、そのままカイエンヌ行きのミニバスに乗り込むことができた。他に乗客(ひょっとしたら運転手の友達?)が一人居るだけ。
これから客集めをするのやろうと思っていたら、案の定、街の中を走りだした。住宅街へ行って、ガソリンスタンドへ行って、また住宅街へ行って、そして、街を出た。
乗客2人だけやけど?(笑)
なんかよく分からんわ。でも、ヒトがおらんと広々して楽で良い。
途中、ミニバスを乗り換えさせられたが、無事にカイエンヌに到着した。ちょうど5時を過ぎたところだ。
前もって調べていたホテルへ行ってみた。なんと一泊60ユーロ。しかも最低2泊せんとダメらしい。他の宿を探すことも考えたが、元々一泊か二泊かで悩んでいたので、そのまま二泊することにした。
ようやく荷物を置いて一段落。何も食わずにここまで来たから、何かを食べに外へ出た。
カイエンヌもパラマリボと同じで中国系の店が多い。商店もレストランもそうだ。結局1つの中華系レストランに入ってスープを頼んだ。
出てきたのは、なんとフォー。
いや~美味かった。高かったけど。
帰りにスーパーによると、なんと日本食材もたくさんあった。さすが中華系スーパー。アサヒビールまであった。500円以上したので、さすがに諦めたけど…
お菓子とビールを買って宿に戻った。お菓子はついつい日本語につられて買ってしまった。
<本日の移動>パラマリボ→アルビナ→サン・ローラン・デュ・マロニー→カイエンヌ
・パラマリボ→アルビナ
シェアタクシー。約2h。70スリナムドル(約22ドル)。
セントラルマーケットそばにシェアタクシーorミニバスが溜まっている。順番通りに出発するんじゃなくて、数台の車が同時に客集めをしているので効率が悪い。うまく客引きをあしらいながらヒトが集まっている車を見つけるべき。たぶん交渉すれば安くなる気がする。
・アルビナ→サン・ローラン・デュ・マロニー
ボート。約15分。20スリナムドル(約7ドル)。
イミグレを超えたところにボートが待機していた。5ユーロ。慌てて乗せられたのでボラれたかも…
・サン・ローラン・デュ・マロニー→カイエンヌ
ミニバス。約4h。35ユーロ。
イミグレから街のバスターミナルまで徒歩30分くらいだが、正式なミニバス乗り場は分からない。バスターミナル付近で通りがかったミニバスに拾われてカイエンヌに向かうことになった。
<宿泊地>グイアン・ストゥディオ(Guyane Studio) シングル 60ユーロ(約80ドル)
住所:カイエンヌ中心部のMole通り沿い。C.Colomb通りとBecker通りとの間にある。ミニバス乗り場から徒歩5分程度。
設備:トイレ&ホットシャワー付き。Wifi有り。キッチン付き。電子レンジもある。TV&エアコン付き。
備考:ロンプラに載っている安宿La Bodegaは潰れていた。真剣に探した訳じゃないので分からないけど、おそらくカイエンヌに安宿と呼ばれるものはないと思う。ここはアパートのような感じ。ただし、2泊以上のみ。
現在、中南米&カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v
今日はついにパラマリボを後にし、仏領ギアナへ向かいます。
朝8時半過ぎにはシェアタクシー乗り場に着いた。着いたと同時に、と言うよりは、付く前から目を付けられていて、客引きがワラワラ寄ってきた。
『アルビナか?この車だ』
紹介された車は明らかにまだ誰も集まっていない。数日前に訪れたときに、ここのシェアタクシー乗り場は何台も同時に客引きをしていることは分かっていた。なので、すでに何人か集まっている他の車はあるはず…
と考えながら渋っていると、それを察したらしく、明らかに客引きの仲間が車の中に乗り込み、『ホラ、客は集まっているだろ?』って必死にアピールしてくる。
いや、サクラなのは分かってるし…
でも、この光景アフリカでも見たな~と何だかオモシロくなってきた。なので、敢えてこの誰も居ない車に乗ることにした。国境のアルビナへ行く車やし、ヒトは簡単に集まるやろうと思って…
シェアタクシー乗り場。
実際、スグに1人のヒトがやってきて荷物を詰め込んだ。荷物スペースはいっぱいになったが、あと必要なのは2人。
その後は、なかなかヒトが集まらない。それらしきヒトが来ても他の車へ行ってしまう。
おいおい、客引き頑張れよ…(´Д`)ハァ…
1h以上待ったところで、なぜか『車に乗れ』と言われた。まだ2人なんやけど?
車は2人を乗せたまま、わずか100m程の距離を行ったり来たり…
移動することで、まだ来ぬ乗客へのアピールか? やることがイマイチ分からん。
そして、結局、そのまま走りだした。乗客は2人のまま。おかげで後部座席を広く使える。でも、どうせ途中でヒトを拾うんだろう…
と、思っていたが、結局そのままアルビナに着いてしまった。これで良かったのか?
なぜか小鳥も載せていました。
イミグレまで連れて行ってくれたので楽だった。イミグレの手続きもメッチャ楽。スリナムはなかなか良い感じだ。
建物を出たところで、一人の男が遠くから呼んでいる。どうやらスグに仏領ギアナのサン・ローラン・デュ・マロニー行きのボートが出るらしい。慌てて乗り込んだおかげで、船の代金も言い値のまま。ひょっとしてボラれたかな?
ボートの隙間から見るアルビナの様子。ボートはちゃんと屋根付きでした。
この人は何者?ボートの案内人?
そして、仏領ギアナに着きました。
最後にボートに乗り込んだから最初にボートを降りることができた。そして、イミグレの建物へ。パスポートを見せてすんなり通れるものと思っていたが、甘かった。
『ホテルの予約はあるのか?』
これには意表をつかれた。仏領ギアナへの入国でトラブったって話は聞いたことなかったからだ。まさかホテルの予約の確認を取られるとは…
あると答えるべきか、ないと答えるべきかで少し悩んだが、結局『ない』と答えた。すると、係官はウニャウニャと何か言っていたが、よく分からず、そうこうしているうちに後ろが詰まっていたので、とりあえず部屋の中に連行されてしまった。
『保険はあるのか?』
これなら大丈夫だ。ちゃんと保険には入っているから。
書類を取り出し、係官に見せた。
『これ、期限切れだぞ』
何言ってんの? 無茶な言いがかりもいい加減にしてくれよ…
と、思って書類を見た。
ん~っと、うん。切れてるね(笑)
えっ!!????
有効期間を見ると2012年9月4日~2012年9月3日となっている。
ハハハハ。記載ミスだ(笑)。
メッチャ焦って説明した。
『ほら、ここに1年て書いてるし、オカシイでしょ。1日戻ってるって』
とりあえず書類のミスであることは分かってくれたみたいだ。そして、なんとか入国スタンプを押してくれた。
焦った。
久しぶりに焦った。
ともあれ、無事に仏領ギアナに入ることができた。
イミグレを出たらカイエンヌ行きのシェアタクシーなりミニバスが待っているもんと思っていたけど、何もなし。タクシーもなし。仕方ないので街に向かって歩き出した。
サン・ローラン・デュ・マロニーの教会。
そして、30分程でバスターミナルに到着、の手前でミニバスの運転手に声をかけられて、そのままカイエンヌ行きのミニバスに乗り込むことができた。他に乗客(ひょっとしたら運転手の友達?)が一人居るだけ。
これから客集めをするのやろうと思っていたら、案の定、街の中を走りだした。住宅街へ行って、ガソリンスタンドへ行って、また住宅街へ行って、そして、街を出た。
乗客2人だけやけど?(笑)
なんかよく分からんわ。でも、ヒトがおらんと広々して楽で良い。
途中、ミニバスを乗り換えさせられたが、無事にカイエンヌに到着した。ちょうど5時を過ぎたところだ。
前もって調べていたホテルへ行ってみた。なんと一泊60ユーロ。しかも最低2泊せんとダメらしい。他の宿を探すことも考えたが、元々一泊か二泊かで悩んでいたので、そのまま二泊することにした。
ようやく荷物を置いて一段落。何も食わずにここまで来たから、何かを食べに外へ出た。
カイエンヌもパラマリボと同じで中国系の店が多い。商店もレストランもそうだ。結局1つの中華系レストランに入ってスープを頼んだ。
出てきたのは、なんとフォー。
いや~美味かった。高かったけど。
帰りにスーパーによると、なんと日本食材もたくさんあった。さすが中華系スーパー。アサヒビールまであった。500円以上したので、さすがに諦めたけど…
お菓子とビールを買って宿に戻った。お菓子はついつい日本語につられて買ってしまった。
<本日の移動>パラマリボ→アルビナ→サン・ローラン・デュ・マロニー→カイエンヌ
・パラマリボ→アルビナ
シェアタクシー。約2h。70スリナムドル(約22ドル)。
セントラルマーケットそばにシェアタクシーorミニバスが溜まっている。順番通りに出発するんじゃなくて、数台の車が同時に客集めをしているので効率が悪い。うまく客引きをあしらいながらヒトが集まっている車を見つけるべき。たぶん交渉すれば安くなる気がする。
・アルビナ→サン・ローラン・デュ・マロニー
ボート。約15分。20スリナムドル(約7ドル)。
イミグレを超えたところにボートが待機していた。5ユーロ。慌てて乗せられたのでボラれたかも…
・サン・ローラン・デュ・マロニー→カイエンヌ
ミニバス。約4h。35ユーロ。
イミグレから街のバスターミナルまで徒歩30分くらいだが、正式なミニバス乗り場は分からない。バスターミナル付近で通りがかったミニバスに拾われてカイエンヌに向かうことになった。
<宿泊地>グイアン・ストゥディオ(Guyane Studio) シングル 60ユーロ(約80ドル)
住所:カイエンヌ中心部のMole通り沿い。C.Colomb通りとBecker通りとの間にある。ミニバス乗り場から徒歩5分程度。
設備:トイレ&ホットシャワー付き。Wifi有り。キッチン付き。電子レンジもある。TV&エアコン付き。
備考:ロンプラに載っている安宿La Bodegaは潰れていた。真剣に探した訳じゃないので分からないけど、おそらくカイエンヌに安宿と呼ばれるものはないと思う。ここはアパートのような感じ。ただし、2泊以上のみ。
現在、中南米&カリブ海を旅行中。良かったら励みになるのでクリックしてやって下さいv(^o^)v