ウィンザー城へ

電車は50分程でウィンザーへ到着。ロンドンの西へ３３Ｋ。テムズ川に面した
ビクトリア朝の小さな街だった。

電車を降りると、左側前方に城が現れた。見上げる城はグレー一色の石造りで
丘の上にそびえ建つ。９００年の歴史を持つ英国王家の離宮。

女王や国賓が不在時に限り、城内を見学できた。１９９２年の大火で、その
復興資金を得るため開放されたが、現在は女王陛下の滞在中でも、見学できた。

ヘンリー８世門から入場し、チケットを買った。入場料は８．５￡で、他の
入場料と比較すると、かなり高めだった。

まず、城の裏側に周り、クイーンエリザベス人形館に入る。大英帝国博覧会に
出展されたもので、全て手造りで、アパートの室内の照明、水道、に至るまで、
今も使える状態。ガレージの車は、エンジンを備え走行可能。
可愛い人形達のドレスも凝りに凝って作られ、一見の価値大いに有り。

そして、城の中へと入って行く。城内は木材が使用され重厚な造り。始めの室内
は、世界のブランド品で、しかも特注の陶器が、キャビネットの中に飾られていた。
王家主催の晩餐会や重要な行事の時に、現在も使用されているもので、食器とゆう
より芸術作品。どんな料理が、この皿に並ぶのかな。それも興味深い。

城内を矢印の方向へ観て行く。格部屋には豪華な武具や鎧、家具調度品、装飾品
で埋め尽くされ、質量共、今迄観てきた、ヨーロッパのお城とは、やはり格が違う。
　
どれもこれも素晴らしい物で”　さすがイギリス　”。城の中の見せられる物は、
何でも観てもらおう。このサービス精神も観光客に人気がある。

❤　明日に続く。日一日　寒くなって　もう一枚と重ね着が増えてゆく　今日この頃。