私の 37か国の 旅日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

モネの館にて

2016-10-03 09:06:58 | 日記
今日はフランスが誇る、世界遺産のモンシャンミッシェルの修道院へ。
ブルタニュー地方の見渡す限り平坦な農耕地帯が続く中を行く。道路は快適で、
日本のように渋滞も信号も無い。走る車も少ない。3時間かけて到着した。
 
修道院の起源は8世紀。イギリスとフランスの7年戦争の時も、ここだけは
守り通したところ。ピラミッド型をした修道院の中には、空中庭園も有った。
私の嫌いな階段を昇りつめて最上階まで行ってきた。360度の展望。一見
の価値大いにあり。

遠浅の海の中に浮かぶように建つ修道院は、人気の観光スポット。次から
次と大型観光バスが大勢の客を乗せ到着する。 
ヨーロッパからは陸続きで、簡単に来れて来れてしまう。羨ましいね。

今日はサンマロ泊まり。夕食のご馳走はムール貝のワイン蒸し。私は酒類が
全然ダメ。ワインと食したら美味しかっただろうな。

今日はのどかなノルマンデー地方をバスで行く。画家たちが愛した港町オン
フェールへ到着。16世紀から17世紀にかけて港町として発展。
港の朝は漁船が錨をおろし、取れたての魚を露店で売っていた。魚を買う客
で、小さな漁港は賑わっていた。
  
木造りの小さな教会に入り、十字架に旅路の無事を祈る。

昼食後、モネの館へ。陽だまりの小さな村の中にモネの館はあった。館は
思いの外、こじんまりとしていた。秋も終わりで、庭の植物や花は少なかった。
睡蓮の池から見学を始めた。モネの絵画のように、柳が水面に枝をたらして
いた。その柳を映す池は静寂で、水面は鏡のようだった。モネも観て描いた、
同じ風景の中にいる自分は、夢の中にいるようだった。
明日に続く。