世の中には、不運続きで不幸な人だと思われる人が大勢います。
いま私も、そう思われているかもしれません。
家で介護をしていた母が急死。
最愛の妻も、葬儀後一週間目に乳がんで入院中。
なんて不運な人だろうと思われてもしょうがありません。
しかし、私たち家族は、いたって普通に生活しています。
現実はどうしょうも無い事実です。受け入れるしかしょうがない。
毎日不幸な気持ちで嘆き、悲しみ、不安な気持ちで過ごすのと、
「よし家族で頑張ろう!」と協力し合って生きていくのとでは、
ぜんぜん違う結果になっていくものだと思います。
娘も息子も気持ちが切り替わったみたいです。
私に対して協力的です。
昨晩は、家族3人でゲームを楽しみました。
笑顔や笑い声も出ます。
「うちは大丈夫だ!」と、不安も安心に変わりました。
ご近所の方も、おかずの差し入れをしてくれたり、暖かく見守ってくれる。
人は、一人では生きていけません。
こんな私たちに積極的に接してくれる友人がいます。
感謝です。
会社が破綻し、借金のかたに家が取られ自己破産した人も知っています。
でも、その人も別の人生を歩みしっかり生きています。
自分に振り掛かる不幸や災難をどのように受け止めるか。
もうだめだと死を選ぶ人。
「よし、また頑張るか!」と夢を持って生きて行くのか。
この違いで、数年後はぜんぜん違う結果になるものです。
その違いはどこにあるのか。
「諦めない」とか「頑張る!」とかだけではなく、「感謝」することが大事だと思いました。
「感謝」は全ての宗教や思想を超えた素晴らしい態度だと思います。
「感謝」は常に前向きな気持ちを起こしてくれます。
次の行動に駆り立てる、チャレンジの原動力です。
亡くなった母にも、介護で頑張った妻にも、感謝の気持ちです。
そして子供にも。
お葬式に来てくれた人、昨日妻の面会に来てくれた人。
皆さん、優しい。
ありがとうございます