山本モナ降板

ここ数年、地上波テレビは「ＷＢＳ」とか「世界遺産」とか特定の番組以外あまり見なくなってしまったので仕方がないといえば仕方がないし、当然といえば当然なのだが、正直、民主党の細野議員との不倫話が出るまでは、山本モナなるキャスターの存在を知らなかった。

山本モナは1998年に学習院大学を卒業後朝日放送に入社、当初はアナウンサーとして活躍、2001年に記者に転向、その後2004年にアナウンス部に復帰、報道番組のキャスターを務めた後2006年に「家庭の都合で」退社したそうだ。

関西局のアナウンサーといえば、まずはローカル枠のバラエティーに出て、吉本芸人の襲撃を受けて育っていくというイメージがある。
父はノルウェー人、そして名前だけでも格好のネタになりそうな山本モナだが、そんな環境になじめなかったのだろう。

「家庭の都合で退社」というくだりも、恐らくは東京進出→全国ネットの報道番組でキャスターとしてデビューという青写真を描いていたのではと勝手に勘ぐってしまう。

そして2006年10月、ようやっと手に入れたＮＥＷＳ２３のキャスターの座。
それをたったの１週間で手放してしまった。
気持ちはわかるけれども、既婚者である若手国会議員との路上キスは、あまりにも軽率だった。

山本モナは実績を作る前に「不倫キャスター」として全国にその名を知られることになってしまった。
再び報道番組のキャスターとして出られる日は来るのか。
半年や１年後ではなさそうだけど。

山本モナの所属事務所はオフィス北野。
世界の北野武大先生は、彼女についてどう思っているのやら。
昨晩の放送で「短い間で残念でした」と短くコメントした筑紫哲也には、彼女に対する思いはあまりないみたいだが。

山本モナ「ＮＥＷＳ２３」を降板(スポーツニッポン) - goo ニュース