田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

柴原引退

2011-11-09 09:49:33 | 野球
柴原が現役引退=プロ野球・ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース

ホークスの歴史の中で1997年に入団した松中、井口、そして柴原の存在が球団の流れを変えたといっても言い過ぎではないだろう。
1999年、3人はレギュラーに定着し、そしてBクラスの常連から日本一まで駆け上がった。
その時の1番、センターと言えば柴原だった。
左投手にはなかなかタイミングが合わず、一度不調になれば長続きしてしまうタイプで、スタメンの座を奪われることはしばしばあった。
ただ、走攻守それぞれが高いレベルに遭ったことは確か。

柴原のキャリアハイは2003年、8番バッターとして出場し日本一になったシーズンだろう。
その後背番号を1番に変えるも打率が伸びず、やがて長谷川に居場所を奪われた。
見るからに走る方で衰えが目立っていたここ数年。代打として生きる道はあったと思うが、思うような成績は残せなかった。

そのような状況だけに、引退は致し方ないかなと思う。
柴原はブログの中で「打って 守って 走る それが できてこそ 野球だと おもっていたので それができなくなった自分には もう 野球をやる資格はないとおもいました」と語っている。
選手寿命が大幅に伸び、40代の選手が珍しくなったが、打つ方ではなんとかなっても特に走ることに関しては選手寿命を延ばすことは難しいのかなと思う。

ともあれ、億単位の年俸をもらっていた選手でも現役にこだわる姿が多くなった中で、ホームタウンプレイヤーとしての姿のまますっとユニフォームを脱ぐ柴原だ。
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