韓国の汚職防止法

韓国で9月ころから新しい汚職防止法が施行されました。

4000円くらいの接待で，裁判にまで発展しています。

どの国でも，物価の違いはあれ，数千円での賄賂で，立件される事はありませんでした。

韓国のこの事例は，その例外といえますので，注意が必要です。

『Start with Why』

電子書籍で。

電子書籍（iPad）だと，英単語の意味が，その「単語を長押し」するだけで出て来るので，読みやすい。
電子書籍は英語の書籍を読む際には不可欠ですね。

さて。WHYから始めよ，という有名な本。
世界中のENTREPENERは知っているでしょう。

アップルの製品がなぜ売れるのか？
スペックがいいからか？違う。
アップルのファンだから。ジョブズのファンだから。

アップルやジョブズはなぜ他と違う？
THINK　DIFFERENTに象徴されるように，革新的なサービスのみならず，その企業文化が人を惹き付けるから。

なぜ（WHY）アップル（製品）があるのか？
そこから解きほぐす。

その，「他社と違う企業理念」が人を惹き付ける。
だからファンができて，製品・サービスが売れる。

決して，アップル製品の，スペックがいいから，ではない。

だから，起業するには，WHYから始めよ，ということです。

「褒める」と「労う（ねぎらう）」の違い

シンガポールつながりの小阪さんの本に，

　褒めるのではなく，ねぎらうのが大事

両者の違いは，

　ねぎらい　には敬意が伴う

と書いてあった。なるほど。

単に褒めるより，ねぎらう方がいいのかもね。

■ 汚職防止の最近の執行強化

２０１０年　イギリスのBribery Act制定以降，アジアでも執行ラッシュといえるでしょう。
例えば，以下の国で新たに汚職防止法が施行されています。

２０１１年　タイ　汚職防止法改正
２０１３年　ミャンマー　汚職防止法施行，ベトナム　改正汚職防止法施行
２０１４年　ブラジル　汚職防止法施行

数年前にアジアに滞在されていた方で，「いやあアジアなんて汚職まみれだから…」とタカをくくってしまうことがないように！
世界の法律は日々刻々と進化しています！

■ フィリピンの汚職

Transparency International のランキングでは世界で９９位

フィリピンは，「１％の財閥が９９％の富を支配している」と謂われるような，歪な権力構造を持っています。
マカティ（日本でいう丸の内）の土地の権利をすべて持っているといわれる，スペイン系のアヤラ財閥が有名ですね。

４０年位前は，フィリピンは，実は東南アジアで最も有望な国と考えられていました。
だからアジア開発銀行の本部もマニラに置かれました。

しかし，財閥絡みの利権を，どの大統領も断ち切ることができなかったと謂われています。
その政治の貧困が，現状のフィリピンの停滞の原因になっていると謂われています。

そんなフィリピンは，アキノ大統領時代に，いろいろな政治改革等を行い，汚職撲滅に向けて頑張りました。
その後を継いだデュテルテ現大統領が，汚職撲滅に対してどのような手腕を発揮するか，注目されるところです。

総じて，フィリピンの汚職対策として，「これ」と言った特徴がない，というのが正直なところです。

10月22日(土)のつぶやき

■　アメリカFCPAの注意点 goo.gl/GJ4Me6

— 中山達樹 Tatsu Nakayama (@77Tatsu) 2016年10月22日 - 08:52

お勧め温泉　長野の「岩の湯」 goo.gl/uz88LV

— 中山達樹 Tatsu Nakayama (@77Tatsu) 2016年10月22日 - 17:28