きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

ゲキ×シネ 偽義経冥界歌

2020-10-31 20:13:31 | 演劇
劇団新感線の「偽義経冥界歌」がゲキシネになって公開されているので、観て来ました。



この公演は昨年の春と今年の春に上演される計画だったのですが、今年の上演は途中で中止になってしまいました。

個人的に題材には惹かれるものがあったのですが、他の公演の上演と重なっていて、生で観る事もライブビューイングに参加する事もできないままでしたので、ゲキ×シネになるという情報が出た時には、絶対に行きたいと思いました。



物語は奥州藤原氏の黄金伝説がモチーフになっていて、史実もあるけど、フィクションたっぷりで展開してゆくのが、新感線らしいというか、面白い。
出演者の皆さんも熱演で、どんどん引き込まれて行きます。

主演の生田さんはお芝居がしっかりしていて、動きも姿も美しく、個性的な共演者の中にいても、存在感があって、物語を牽引していく姿が素晴らしかったです。

この素敵な生田さんよりも、私的に印象に残ったのは、黄泉津の方のりょうさん。

声のメリハリが素晴らしくて、凛としたお芝居が抜群にかっこよかったです。

りょうさん以外の女優さんも皆さん怪演で、良かったですし、早乙女さんの殺陣が絶品でした。

リアルタイムで観られなかったけれど、こうして観る事ができて、良かったです。

そして、こんな楽しい作品を観る予定だったのにダメになってしまった方々に又、観劇の機会があるといいのになあと思いました。


ところで、今回、久しぶりのゲキ×シネで、映画館にもあまり行かない私はどうすれば確実に観る事が出来るのかがよく分からず心配でした。

以前にゲキ×シネを観た時は映画館ではなくてホールでした。そのためか指定席の前売りがあったので、観劇とほぼ同じ形で観る事ができました。

今回は会場ごとに上映開始時間の設定も違うし、上映期間もいつまでと区切られていないため、早めに行かないと観れなくなるかもと開始10日間ぐらいの間に行く事にして、少し不便でも時間が遅くならない回がある会場を選びました。
(名古屋に行くなら、もう少し後でも良かったのですが、通常上映が1日1回しかなく、しかも開始が遅い・・・

たまに映画を見る時は、窓口で料金を払って空いている席に座って観ていましたが、今回は、どの程度の混雑なのかも分からないため、事前に予約をする事にしたのですが、どの辺りの席が良いのかも判断できず、迷って取った席が思ったよりもスクリーンに近くて、ちょっと失敗だったかもと着席してすぐに思いましたが、眼鏡無しで観られたので、多少、首は疲れましたが、楽しい時間を過ごせたので、行って良かったです。
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観られなかった舞台 4

2020-07-05 20:34:04 | 演劇
5月25日に緊急事態宣言が全面解除され、演劇の再開に向けたお知らせも流れはじめたので、もう中止のコールは無いのかなと思っていたところに、6月にも悲しいお知らせが届いて、観られなかった舞台が増えてしまいました。

演目は「スクールオブロック」。

この作品も子役さんたちが活躍する舞台で、自粛期間中もリモートでレッスンを続けていたという話を聞き、本当に悲しくなりました。

でも、子供たちのパフォーマンスをどこかで披露させてあげたいとホリプロの社長さんがおっしゃっておられましたから、その実現に期待しています。

本編もいつか上演して下さいね。楽しみにしていますから。


スクールオブロックの中止案内が届いた時、「ビリーエリオット」の9月開幕も危ないのではと心配しましたが、こちらは何とか9月の開幕が発表され、PVも公開されました。

公演数が少なくなった上に客席数も半分になってしまうので、観れないかもしれないですが、公演の成功をお祈りしています。

昨今の東京の感染状況を見ると不安も一杯ありますが、9月に幕が上がるといいなと思っています。

宝塚も東宝も四季も今月から、公演が再開されます。

もう、中止コールは来ないと思いたいですが、来年2月に予定されていた作品が2022年に延期にという話も流れてきたりしたので、まだ、不安を抱えています。

やはり、ライブ配信との組み合わせが現実的なんだとは思うけど、配信よりはライブビューイングが良いな。

自室での視聴は特別感が無さ過ぎだし、こういう時に限って、人が訪ねてきたりしそう・・・。
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観られなかった舞台 3

2020-06-05 20:31:24 | 演劇
このタイトルで3回目の投稿をする事になるのは大変辛いのですが、5月中にも観るつもりだった公演の中止がいくつか発表された。

「やはりダメか」という思いと「残念」という思いが交錯するのは今回も同じ。グチを並べるだけですが、一応、記録として残します。


5月15日に東宝さんからいくつかまとめて公演中止のお知らせが届きました。

その中には大阪で観劇するつもりだった「四月は君の嘘」と「ジャージーボーイズ」の2本が含まれていました。

 

「君嘘」舞台化はされていたようですが、ミュージカル化は初めてで、音楽をワイルドホーンさんが担当されていました。

私は原作は知らないのですが、TVの音楽番組で出演者の方達がパフォーマンスをされているのを観て、とても楽しそうで良い印象を受けたので、急遽、観劇を決めたので、観られなくなって残念。

又、上演の機会がある事を祈っています。

「ジャージーボーイズ」は日本の初演から観ている作品で、今回、メンバーの交代もあったので、新しいハーモニーを目撃したかったです。

せめて、歌唱パフォーマンスだけでも、どこかで観られると嬉しいのだけど、無理かしら。


この日はホリプロさんからも公演中止のお知らせが。

その中には大好きな「ビリーエリオット」の開幕延期のお知らせがありました。



「ビリー」は7月開幕予定でしたが、7,8月分が中止で、9月以降に開幕を目指すようです。

まだ、希望は残っていますが、どうなるかは何ともいえないですね。

でも、気持ち的には短い期間でも良いので、やらせてあげたいです。

この作品には多くの子役さんが出演されていて、長いオーディションを勝ち抜いて役を手にした子供たちが沢山いるからです。

それにビリー役は声変わり前の男の子という条件があり、今回キャスティングされた子供たちに次の機会はかなり厳しいのではと思うからです。


その後、シスカンパニーから「アンナカレーニナ」の中止の発表があって、ストプレも、まだ、まだ、難しいんだなと感じました。

お稽古できないから、仕方が無いんだけど、宮沢りえさんの「アンナカレーニナ」観たかったなああああああ。

京都で上演予定で、楽しみにしてたのに、本当に残念。


緊急事態宣言が全面解除になったのを受けて、エンタメ再始動の動きも出てきていますが、劇場に笑顔があふれる日はいつになるのかな。
首を長くして待っていますが、まだ、厳しそう・・・。
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観られなかった舞台 2

2020-04-24 20:41:30 | 演劇
この題材で2を書くことになるなんて、かなり辛いですが、チケット回収されてしまったので記録として、残したいです。

緊急事態宣言が7都府県に出されたことを受けて、各主催者から公演中止と払い戻しのお知らせが何通も届いて、気持ち的にかなり凹んだ。

宣言が出された7都府県は千葉を除いて、観劇でお世話になった事がある都府県ばかりだったし、中止は頭の中では、そうだよね、仕方が無いよねと理解していたけど、チケット確保に費やした時間と楽しみに過ごしてきた時間がすべて無になるって、かなり虚しい。

今年はミュージカルの上演計画がいつもにも増して多かったので、観る作品を選ぶ、取捨選択も大変だったのに、もはや、上演できる作品があるのかさえ、見通せない状況です。

以下、中止決定で払い戻しを受けた公演です。

最初は梅芸での観劇を予定していたアナスタシア。

 

帝政ロシアの最後の皇女・アナスタシアは革命で命を落とさず生きていたという伝説をミュージカルにした作品。


かつて宝塚でも、アナスタシアが助けられる作品があって、ぼんやりと覚えていたのと、久しぶりに山本耕史さんがミュージカルにキャスティングされていたので、楽しみにしていただけに残念です。

東京公演は少しだけ上演されたのですが、大阪は全休。

同じキャストで再演して欲しいけど、無理?


次も梅芸で観る予定だったホイッスルダウンザウインドウ。

こちらも東京は数回上演されましたが、地方は大阪を含めすべてが中止。

 

アンドリューロイドウエイバーの作品で翻訳上演が初めで、白井さんのミュージカル演出も楽しみにしていたのに、本当に残念。

再演あったらいいな。でも、キャストは変わるよね。


次は帝劇と梅芸での観劇を予定していたエリザベート。

4月の帝劇では愛希シシィを5月の梅芸では花總シシィを観る予定で、大阪では、昨年、観られなかった香寿ゾフィも観られるはずでした。



 

エリザはこの中では一番再演が期待できる作品だと思うのですが、今回のキャストが揃う事は無いでしょうから、残念。

松也ルキーニも観れるはずでした。

少年ルドルフくんたちは次回は無いかもと思うとかなり辛い。



次はやはり梅芸で観劇する予定だったニューシーズ。

この公演にいたってはチケットが発送される前に中止が発表されて、チケットにも会えなかった。



本国公演の動画を観て、ダンス場面が多くて、楽しめそうと感じたのがチケット確保の動機でした。

又、仕切り直して上演して欲しいですが、難しいのかな。


そして、本日、私の手元に唯一生き残っていたヘアスプレーの中止のお知らせが。



今の状態では、多分無理だとは分かっていたけど、もしかしたらと一縷の望みを抱いていたので、やはり悲しい。

こちらもチケットにも会えないまま、すべてが消えた。

ぴったりのキャスティングだったのに。次回がある事を願っています。
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観られなかった舞台

2020-03-15 20:07:46 | 演劇
3月の上旬に行くはずだった梅芸の「天保十二年のシェイクスピア」。

今回の新型コロナウイルス感染拡大防止のために公演が中止に。

 

かつてコクーンで上演された蜷川版の「天保十二年のシェイクスピア」を観ているので、藤田版の上演もとても楽しみにしていたのに、本当に残念。

チケットは払い戻しになるけれど、感動は得られないまま・・・。

仕方が無いというのは分かってるけど、振り替えも無いし、再演も未定だろうから、幻になってしまった。

でも一番悔しい思いをされているのは演者さんをはじめ関係者の皆さん。

BWも中止になってるけど、日本とは上演の形態が違うので同じには語れない。

再開した舞台も再び中止に追い込まれてるし、先が見えなさ過ぎて辛い。

いつか観れる日が来るのかな・・・。

それにしても、名古屋の御園座は公演続けてるのにあまり批判の声聞かないけど、何故?

宝塚やアナスタシアは批判の的になってたのに不思議だな・・・。
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