Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

山田村鳳凰寺・薬師寺(2017年3月4日参拝)

2017年03月26日 | 伊賀四国八十八ヶ所霊場


三重四国八十八ヶ所霊場の札所である鳳凰寺へやって参りました。

場所に着いてみるとこれがまた長閑です。

伊賀市といっても郡や村というのがピッタリです。(笑)

寺前の大きな広場のような所に車を停めれました。


所在地:三重県伊賀市鳳凰寺245
宗派:真言宗豊山派
御本尊:薬師如来
創建:奈良時代前期
開基:伊賀采女宅子
中興創建:慶長3年(1598)
中興開山:清存法印
札所:三重四国八十八ヶ所霊場、伊賀四国八十八カ所霊場


【縁起】
この寺域一帯には白鳳時代(645~707)鳳凰寺という名の寺院があった。
当山の境内外から出土する古瓦や大礎石等から、
鳳凰寺が七堂伽藍の大刹であったことが分かる。
その鳳風寺址が県の史跡に指定されている。

壬申の乱(672)後、大友皇子の生母・伊賀采女宅子は郷里の大山田へ帰り、
我が子の冥福を祈って鳳凰寺を建立した。

礎石の規模から伽藍の大きさも想像され、その後鳳凰寺は幾変遷を繰り返し、
天正の伊賀乱に際し堂宇ことごとく兵火に炎上し、慶長3年(1598)、
僧侶清存法印が堂宇を建立して轟山薬師寺と改号した。

日本書紀あるいは三国地誌などの諸記録や、白鳳時代の単弁の造花文證瓦、
軒瓦、礎石等の出土等を考え合すと、当山の起源は奈良時代前期とする
強力な傍証が存在しているといえよう。

中興開山後、江戸中期恵正法印、浄順和尚らによる中興を経て、
現在の本堂が昭和39年(1964)に建立された。

寺宝としては、本尊の薬師如来のほか、木彫の十二神将、如意輪観音菩薩、
弘法大師、不動明王、阿弥陀如来、地蔵菩薩、役行者などが所蔵されている。


【本堂】


本当に小さなお寺です。

本堂は閉まったままなんだろうなぁ、と思っていたら、
まさかのオープン。


【内陣】


全く期待して無かったけど、
内陣がとても立派。

質素な内陣と思ってので、正直すまんかった。(^^






御本尊は秘仏のようで、左右には十二神将が祀られていました。






片方は弘法大師だけど、もう一人は中興開山の和尚なのかな。

とにかく内陣に入れて拝めて本当に嬉しかったです。

逆に御不在で誰もいなかったので、
盗難とか大丈夫かなと心配してしまったよ。(^^;
 

【地蔵堂】



【宝篋印塔】



【御朱印】


セルフ用の箱がありましたよ。(^^




伊賀四国八十八カ所霊場の肩印もありました。


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