Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

大杉神社(2017年3月19日参拝)

2017年04月19日 | 神社
牛久大仏の次は近くにある観音寺に行こうと思ったが、
住所をナビに入力しても何故かヒットしない。

事前に調べても代表の電話番号無し。

車のナビがヘボなのか、市町村合併で住所が変わったのか、
知らないけど結局観音寺に行く事叶わず。(泣)

成田や茨城県の神社仏閣はナビが反応しないのが、
結構あって苦労する。(^^;

仕方ないので次の参拝地である大杉神社へ。

ここはナビが反応してくれました。(^^

大杉神社のは関東や東北に約670社を数える総本社とか。

関西では確かに大杉神社ってあんまり無いような気がする。


所在地:茨城県稲敷市阿波958
御祭神:倭大物主櫛甕玉命
配祀神:大己貴命、少彦名命
創建:神護景雲元年(767)
社格:郷社、別表神社
札所:茨城十二社


【由緒】
僧勝道が下野国日光への道中、当地を訪れ巨杉を神籬として、
三輪明神(大神神社)を鎮斎し、人々を数々の奇跡で救済したことから、
悪魔ばらえのあんばさまと信仰されるようになったとある。

後に神霊が巨杉に宿ることから大杉神社と称されるようになりましたが、
多くの人々は愛着を込めてアンバ様と称するようになりました。

アンバ神は房総半島北部域から茨城県東南部一帯を支配していた
ウナカミの王のを祀る日の神様であり、霞ヶ浦・利根川流域・印旛沼・手賀沼・
小貝川流域・鬼怒川下流域・牛久保を包含して余りある常総内海の守り神。

安永7年(1778年)神木の太郎杉が焼失、
寛政10年(1798年)には火災により社寺が焼失し、その後再建。

明治維新後、神仏分離により安穏寺を廃して社務所にした。

現在は生活万般の厄難を消除する御利益から、厄除・八方除、星除、
空亡除(天中殺、大殺界除)の神様として、
多くの方々の祈祷が毎日のように行われております。


【第一鳥居】


神社は意外と交通量の多い道路沿いに鎮座。

15台分ほどの無料駐車場がありました。


【ねがい天狗】


一瞬コレは一体何なのか分からなかった。

変なオブジェだなと思っていると天狗と分かった。

別当寺である安穏寺の住職であって天海僧正が絡んでるから、
天狗なのかな。


【第二鳥居】





【旧護摩堂】




神仏習合の名残りですね。


【鐘楼堂】




鐘楼はありませんでした。

どこさいっちまっただ。(^^;


【斎館】



【神門】


いきなり神門からして派手です。


【狛犬】



【拝殿】






美しい。

極彩色に彩られた拝殿です。

関東には極彩色の拝殿は幾つもあると思うけど、
大杉神社のものは関東屈指ではないでしょうか。

それにしても極彩色って派手な色使いだけど、
下品に感じないのが不思議だよなぁ。


【本殿・透塀】




横から透塀や本殿を見てもこれまた美しい。


【麒麟門】




何と言う豪華で美しい門なんでしょう。

これほどのモノが茨城県で見れるとは夢にも思わなかったよ。
正直すまんかった。


約280年ぶりとなる平成22年(2010)に再建されたもの。


【彫刻】





【神輿庫】







【矢場】




こういうアトラクションもあります。


【神楽殿】



【かわらけ割り】


悪縁切りでかわらけを割り、桃を撫でると良いらしい。

神社にとって桃は神聖なモノであるのはご存知の通り。


【境内社】







【三郎杉】





【水占石】





【御神庫】



【毘沙門天】


あんば七福神の一つ。


【葦船神社】


本殿裏手に鎮座。

ここにも駐車場がありました。




数え7歳にいたらずにこの世を去ってしまった子らを祭ったのが葦船社で、
江戸時代には多くの参拝があったそうだが、いつしか廃絶。

これは近年葦船神社として再建されたもの。

そういや、神社で水子関係の社があるのは珍しいな。


【あんば七福神】



【鳥居】





【相生神社】






こ、これは?

まさか茨城県で見れるとは。(笑)

こういうのは愛知県のお任せを。(^^;


【境内社】





【勝馬神社】






美浦トレセンが近いだけあって、
大杉神社の神事では岡部元ジョッキーも参加されていました。




これだけの蹄鉄があるということは、
それだけ厩舎関係者が参拝していることなんだろうね。




本殿。


【最勝稲荷神社】






これも美しい。

これほど美しい稲荷神社は滅多にありません。


【狛狐】



【三社鳥居】



【御朱印】



華麗かつ荘厳な社殿は見事。

わざわざここまで訪れた甲斐のある神社でした。