神泉苑（2011年10月8日参拝）

以前テレビで神泉苑が紹介され一度訪れなければと思っていました。
庭園がなかなか美しいんですよ。


所在地：京都府京都市中京区御池通神泉苑町東入ル門前町166
宗派：東寺真言宗
御本尊：聖観音
創建：天長元年（824年）
開基：空海
札所：通称寺の会



【歴史】
約1200年前の平安京造営時の遺跡で、
常に清泉が湧き出ることからこの名が付けられたそうです。

貞観5年には疫病が大いに流行り、
神泉苑にて多くの御霊を鎮めるため御霊会が行われた。
全国の国の数66本の鉾を立てて神泉苑の池にくりこみ厄払いをした。
後世にはこれが町衆の祭典として鉾に車を付け、
飾りを施して京の都を練り歩く祇園祭へとなる。

室町時代初期に書かれた「義経記」によると、
日照りが続いたので後白河法皇は神泉苑の池で100人の僧に読経させたが
効果がなかったので100人の容顔美麓な白拍子に舞わせ雨を祈らせた。

99人まで効果がなかったが最後の静が舞うとたちまち黒雲が現れ、
3日間雨が降り続いた。
静は法皇から「日本一」の宣旨を賜った。
その時に静を見初めた源義経との初めて出会ったと伝えられています。


【法成橋】


鳥居もある神泉苑の法成橋を見ると神社に来たのかと錯覚してしまう。
この橋を渡りながら善女龍王社にお願いすると叶うと言われています。


【法成就池】




なかなか優雅な雰囲気を感じます。


【善女竜王社】






雨と水の神様である善女竜王が祀られています。


【恵方社】


日本で唯一の恵方社で歳徳神が祀られています。


【本堂】


聖観世音菩薩が祀られていますが、
残念ながら本堂には入れず。


【弁天堂】



【矢釼大明神】



御朱印は寺務所の方が不在でいただけませんでした。
また機会があればいただきたいと思います。