Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

念佛宗三寶山無量壽寺(2012年2月12日参拝 其の三)

2012-03-19 | 仏閣
堂内拝観後、ここで二度目の休憩。
また暖かいお茶を無料でいただいてホッと一息。


休憩後、最後の見学になる五重塔へ。


【五重塔】




近くで見ると本当に派手です。
でも遠くから見るとめっちゃいい感じに綺麗に映えるんですよね。






韓国重要無形文化財(人間国宝)李萬奉師及び直弟子・洪昌源師制作の、
古来から伝わる伝統的丹青技法による彩色が全面に施されています。

30人ほどで彩色されたそうですが、
全て手書きということで大変な作業だったようです。


内陣には中国工芸美術大師(人間国宝)仏師制作の釈迦涅槃像が祀られています。










<五重塔風景>
https://plus.google.com/photos/109188444552418681890/albums/5694414496350527969/5694414638957481538?banner=pwa&gpsrc=pwrd1#photos/109188444552418681890/albums/5694414496350527969/5694414719614999170


<パノラマ写真>
http://www.dowjow.com/panorama/bukkyonoO/5jyutou1/5jyutou1.html




本日の参拝は五重塔で終了です。

時間にして約3時間30分でしたが全く長く感じませんでした。


【山門】






山門の横を通って休憩場へ。

やっぱデカくてスゲーわ。


最後は休憩所でお菓子とお茶をいただきながらアンケート記入。
案内してくれた僧侶からお話を聞いて解散。


いやー、本当に凄い伽藍だった。
暫く興奮しっぱなしでしたよ。

この伽藍を見たら他の大寺院の伽藍がしょぼく感じるほど。(^^;


無量壽寺もあと4~5百年も経てば伝統宗教になり、
伽藍も重文に指定される日もくるでしょうね。


あ、御朱印のことはすっかり忘れてたわ。
恐らく御朱印ないと思うけど。

300円の小銭なんか必要ないだろうし。(苦笑)





総本山の総面積は181万平方メートルというと広大な境内に、
なんでもデカイ伽藍に豪華絢爛な仏像に装飾の数々に度肝を抜かれました。

800億円もかけたと言われているが納得です。


もし自分がこの寺の法主だったら500億円ぐらいにして、
残りの300億円で豪遊するけどなぁ。(^^;

そう考えると集めた金はキッチリ寺のことに使ってるってことかな。
お金を世の中に回しているしね。

大王製紙のボンクラ社長が法主だったら海外のカジノで金を使われて終わりだもんな。(苦笑)



それにしても信者数5万人程度の小規模ながらこれほどまでの巨費を投じられるとは。
この不況の時代にその資金力は凄いですね。


週刊ダイヤモンドの記事によると、

【「現世利益を求める新興宗教ではなく、一切の営利事業をしていない素朴なお寺。
30年間にわたって爪に火をともすように節約を重ねた浄財で運営されている」と、
宗務局が回答しているが施設の豪華ぶりを見た時、素朴という言葉は空虚に響くだけだ。】

と書かれていたが実際にその伽藍を見たら信者達はお布施を相当出していることが分かります。


このお寺だけでなく創価学会、幸福の科学、真如苑などの新興宗教の資金力は
凄まじいものがありますよね。

創価学会の総資産は5兆とも10兆円ともいわれ、
しかもその巨額の金は国税庁ですら手が出せないブラックボックス。

このように新興宗教には凄まじい金がうごめいているのです。

細木数子氏が新興宗教とは新しく興業をおこすこと、と
うまいことを言ってましたが、まさにその通りですね。



とりあえずカルト教団だと恐れずに伽藍好きは参拝しても問題ないと思う。
入信しますと言わない限り。


人は弱いもの。
救われたい、何かにすがりたいと思うもの。

だが、それにつけこんでくるカルト教団は世の中にたくさんあります。
それに引っかからないように気をつけましょうね。

この無量壽寺がカルト教団なのかは分からない。
噂ではいろいろ聞きますが多額のお布施を出さなければならないのは間違いないでしょう。

あの総本山を見ればなおさら。


最後に比叡山延暦寺長臈の山田能裕師のインタビューを書いておきます。

【人の弱みにつけ込む宗教はたくさんある。「病気が治る」「運がよくなる」など、
安易に願いが叶うことのみを求めたり、寄付金を積めば助かるなどと考えることはやめることだ。
努力する人の心の支えになるというのが宗教の本来の役割。
方向を間違わない知恵やがんばれる強い心、生きる力を授かることこそが後利益だ。
すべて宗教に丸投げというのでは精神的自殺。それでは本物の信仰心は育たない。】

最新の画像もっと見る

コメントを投稿