とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

小沢氏の覚悟

2009年04月16日 14時30分36秒 | 時事問題(日本)

いつもスッキリとした軍事解説をしてくださる神浦元彰 氏のブログを愛読しております。けれど、「小沢氏の覚悟」についてのコメントには、特に深く心を揺り動かされました。もし未読でしたら、ぜひお読みになってください。

神浦元彰 最新情報

「サンゴとジュゴンの海になぜ」

民主代表 小沢氏 普天間移転に反対

初の明言 米側にも沖縄タイムス 4月15日朝刊)

( http://www.kamiura.com/new.html

(引用をお許しください)

概要]民主党代表の小沢氏が14日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場移設に伴う代替施設建設について、「造る場所がどうしても必要ならほかにいくらでもある。米政府との協議をしっかりすればいい」と述べ、名護市辺野古沿岸部にV字滑走路を建設する政府案に反対する考えを表明した。

 小沢代表自身が反対の意向を明言するのは初めて。小沢氏は「きれいなサンゴの海とジュゴンの最北の生息地という(大浦)湾に何が何でも飛行場を造らなければいけないのか、疑問だ」と述べ、環境保全の視点で政府案が容認できない見解を示した。

 同日行われたモンデール元駐日大使との会談でも言及したことを明らかにした。

 米海兵隊のグアム移転に関しては、「米国の軍事戦略上の考え方で、私も前線に大規模な兵力を置く必要はないとの考えなので、その通りでいいと思う」との考えを示した。

 昨年7月に民主党がまとめた沖縄ビジョン2008では、辺野古沿岸部への移設について「米軍再編を契機として県外移転の道を引き続き模索すべきである。言うまでもなく、戦略環境の変化を踏まえて、国外移転を目指す」と明記している。

 小沢代表は、2月にクリントン国務長官と会談した際、対等な日米関係の必要性は強調したが、普天間移転など個別事案について態度を明確にしなかった。安保論議に深入りして政権交代時の制約となることを避けたい意向があるとみられていた。

[コメント]昨年12月19日夜に、次期駐日米大使に内定していたジョセフ・ナイ氏と民主党幹部が都内のホテルで会談した際、「日米地位協定と普天間移転の日米合意の見直しに動いたら反米とみなす」とクギを刺されたことはすでにこのHPで書いた。

 その後、小沢氏の政策秘書が東京地検特捜部に異例の「政治資金規正法違反」で逮捕されたことは周知の事実である。私はその背景には、小沢氏の普天間移転の日米合意に反対する姿勢があったと疑う一人である。

 だから小沢氏が、今回、あえて辺野古沿岸への普天間基地代替え移転に反対を表明したことで、小沢氏の覚悟を知った。

 小沢氏は政治家として死に場所を探しているようにも思える。いくら麻生首相が引き延ばしを図っても、今年中には必ず総選挙が行われる。その直前に小沢氏は民主党代表を辞め、清廉潔白な岡田氏に党代表を禅譲し、岡田氏を民主党の顔として総選挙をやる覚悟を決めたのではないか。すなわち自分の死に場所を決した様に感じる言葉である。

 アメリカと戦うにはそれくらいの覚悟がなければ戦えない。小沢氏が語った「アメリカ軍が日本で存在感(プレゼンス)を示すには横須賀だけでいい」というのは正論である。アメリカ軍自身が米軍再編で考えている事でもある。ただ北朝鮮が崩壊して南北朝鮮が統一したという戦略環境の変化が必要という説明が抜けているだけだ。

 小沢氏は自らを捨てることで、自らの政治信念を曲げることなく、小沢氏を襲った攻撃に反撃する覚悟とみた。

(引用終わり)

 神浦元彰Re:メールにお返事

4月16日:最新情報の4月15日の「小沢氏の覚悟」に関する記事に共感した方へのお返事

 http://www.kamiura.com/mail.html

ベンジャミン氏の指摘とも一致する。↓

http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2009/03/index.html

03/17/2009

(引用開始)

小沢一郎の秘書逮捕事件は、やはりアメリカに依頼された「国策捜査」だった

大物右翼からの情報によると、小沢一郎民主党代表秘書の逮捕はアメリカに依頼された国策捜査だった。小沢代表の「第七艦隊だけでいい」という発言が直接のきっかけであったそうだ。

アメリカの闇の支配の終わりが近付いている中、今後アメリカの闇の政権はあらゆる手法を用い何とか「アメリカ属国日本」の延命をしようとしている。しかし前回の911選挙のような国民に対する詐欺が今回は通用しないだろう。先ず前回のような資金がないので、民放テレビのバラエティ番組をお金で買うことができない。また奴隷政治家や検察などが今回のような露骨な売国奴裏切り行為を行えば、必ず新しい政権になってから刑務所に送られる。

日本の植民地支配が終われば、安保条約の見直しは確実なものとなる。アメリカが今あまり変な行動に出ると、その交渉はますます不利になる。

(引用終わり)

(私注:こうしてみると、米国、現日本政府・官僚が恐怖なのは、やはり小沢政権誕生なのではないのだろうか?だから、小沢氏は党首を辞める必要はない。それこそが、誰かが最も望んでいることだからだ。有権者のみなさま、情報操作にはくれぐれも気をつけて、だまされないようにいたしましょう。以前から気になっていたのですが、小沢氏のイメージダウンをねらう情報が多すぎます。今一番大事なのは、現政権=腐りきった仕組みを解体することではないでしょうか?世界情勢は時々刻々と変化しています。日本も民主党も変化をしていき、どうなるかはわかりません。けれど、情勢変化をよく見つめ、マスコミの恣意的な扇動にのらず、大局的に物事をみつめて考えていきたい。これは、自分自身への自戒と願望です)←最後の部分、翌朝見たら変なので、修正しました。短時間で文章を書くのはむずかしい。

とり急ぎ、失礼いたします。

(追記:私は別に民主党の回し者では、ありません。いわゆる浮動票者です。フツーに考えて、今回の小沢秘書逮捕事件は、おかしい、と心にひっかかるのです。参議院第一党の党首に対し、乱暴すぎます。私は小沢氏に同情しています。というか、声援を送りたいのです) 

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