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(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

2009 5月6日 奉納登山vol.18 大阪槇尾山 ファイナルステージ!

2009-05-06 21:23:36 | 癒しの音楽

今回で連続4回目の大阪槇尾山奉納登山。

駐車場に車を止め、登り始めたその時、

たまたま道すがら出会う一人のお母さん。

「実は、土のうの積んだアノ場所に行きたいのですが・

何処から登れば・」

 

それは今回私達が目指した槇尾山の最後のステージでした。

たぶんココに辿り着ければ何かが始まる。

ただ、私達は何度も挑戦するも、

そこに続く山道が全く読めないでいました。

たぶんそこは、槇尾山入り口の「満願の瀧」の上方なのですが、

お母さんもそこには行った事が無いらしい。

少しのやり取りが交わされる。

そして遂に浮かび上がる、それらしき山道!

 

「毎年一回12月に、自衛隊と機動隊が土のうを担いで訓練に来る場がある。もしその場所だとしたら、この道をまっすぐ行って右に見える椿の樹が目印。そこにうちが水を引いている黒いタンクがあるから、その水のホースをくぐって急な山道を登って行けば良い。」

この・たまたまの出会いのアドバイスの一言が、

今回の私達の道行きのどれだけのサポートになろうとは・

今回に至るまでのこの山、

私達はどれだけの試練の体験を経験させられた事か・。

大阪のなんでもない山の様に見えて、

私達は多くの深いを教えられた。

山道(というか・けものみち)からはずれての、

何回もの断崖斜面からの転落の恐怖。

登山ハイカーでも・行者にも成りきれない私達にとって、

シンセを担いでの行道は、かけがえのない多くの教訓を教えられる。

 

確実に、

ここは若き20才の弘法大師 空海が、

東大寺で出会った和尚を慕い訪れ、

その和尚に教えられた虚空蔵求聞持法を求め歩き回った場所。

槇尾山はその和尚の寺でした。

 

そして空海はココで剃髪し、得度する。

 

 

季節柄、椿の樹の花ではなく、

この瑞々しい石楠花の花が出迎えてくれました。

 

 

いつもの様にかなりの急坂を登りつめる。

 

すると・そのステージ入り口には老松が聳え立っていました。

 

「松に始まり松に終わる。」

 

出口王仁三郎の言い残した言葉。

 

 

前回断念して眺めた場所が遥か彼方に。

 

 

導師O氏が、急に祈りを捧げ始める!

何かが起き始めている。

 

 

奉納演奏の始まり。

真正面のこんもりした山に、もやがかかる。

 

 

 

 右足がジ~ンと熱くなり、

続いて右手が熱を持ち火照り始める。

最近では、伊吹山奉納演奏の時と同じケース。

 

 

 音は山々に響き、

鳥があちこちで鳴き始める。

 

 

風がそよぎ、正面の木々が揺れ、

 

 

連休最後の大阪、雨の合間のひと時の曇り空の出来事。

 

 

なんと太陽が顔を出す。

 

 

 

ぽっかりと青空まで。

 

 

新緑の緑に包まれ、

 

 

多くの生命の息吹をいただく!

 

 

 

 シジュウカラが手の届くところまで来て音と戯れる。

 ココでの体験はこれからの下界での写し絵。

 

 

皆様には・

これが観えますか。 

 

なんと・最後に現れる、

大きな竜頭!

 

 

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