よしだルーム

吉田政勝の文学的な日々

不遇なとき、どう過ごすか・・・。

2019-01-12 15:26:27 | 日記

伊集院静の「なぎさホテル」にそれが書いてある。
離婚し、心が荒んでいた彼は、故郷に帰るつもりが、ふと海がみたくなり途中下車した。逗子の浜辺でビールを
飲んでいた。声をかけてきた紳士がいた。
「どこかに泊まるのですか?」
「金がないから、この辺のホテルには泊まれないよね」
「金?。そこのホテル、部屋が空いている使いなさい」
 なぎさホテル・・・。そこの支配人だった。
 そこの部屋で彼は、文学全集をとりよせ、小説を書き始めた。時々、彼女が来ていた。女優、夏目雅子だった。
ある日、従業員が前川清コンサートの抽選に外れた、と嘆いた。それを聞いた伊集院さんは「おれが聞いてみる」とコンサート会場に向かった。偶然、前川清が会場に到着した。目と目が合った。「あれ、伊達先生ではないですか?」と前川。伊集院は彼の歌を作詞していた。従業員は前川のコンサート会場に招待された。支配人とホテル従業員は「あの人、単なる流浪人でない!」と気づいた。
 ホテルで小説を書いた彼は、1作は一次予選も通らなかった。だが、もう1作は最終に落ちたが「何か書いてみないか」と編集から声がかかった。彼の小説家としての人生がスタートした。
彼と夏目雅子の結婚に、周りの者の多くは反対した。だが、篠田正浩監督と高倉健は「彼には才能がある」と評価していた。「なぎさホテル」忘れられない本になった。

ヒグマはこんなに大きい!

2019-01-01 16:04:52 | 日記

これは、わが町(上美生)で昭和初期に写された写真。撮影者も著作権も消滅しているだろうと、アップします。
それにしても北海道に生息する羆は巨大です。

この写真は、十勝の更別で撃たれたヒグマ。里に出てきて悪さをするクマが駆除の対象になる場合が多い。

北海道みやげは「熊の彫り物」でしたが、今はどうなのか?。これは某焼肉店で店内に展示してあった木工品。かなりの作品。(高価か?)