デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

閑話休題 ( 高槻ジャズストリート 2015 )

2015-05-04 23:55:00 | 閑話休題


 高槻ジャズストリートは今年で17回目を迎えます。ジャズオタクっぽい人の・・・と思われるでしょうが、第1回にして3万人を集めました。今や20万人規模に膨らみ大阪では「天神祭」、岸和田の「だんじり祭」と並ぶ三大祭と言われるまでになりました。

  

 今年も5月3~4日、市内57会場に日野皓正さん、古谷充さんらプロのジャズメンからジャズ以外(和太鼓・フォークetc.)のミュージシャンを含め759人(団体)が演奏します。寄付とボランティアによって運営され、全会場が無料で開放されています。

  
    JR高槻駅につづく「オーロルラモール広場」にて

 オーロラモールのある高層ビルは、私が高槻にきた70年代半ばはありきたりの駅前商店街で、JRはまだ「国鉄」、木造平屋の駅舎でした。そこに西武が進出、駅前商店街が再開発され駅前が一変。駅舎も35万人都市の玄関にふさわしく建替えられました。

  
    【左】JT生命誌研究館 【右】友人のオカリナグループ「ピクニック」の演奏

 JR駅に程近い旧専売公跡に2001年に建てられたJT生命誌研究館。「P2レベル」の高度な研究実験施設です。分子生物学分野では知る人ぞ知る中村桂子さんが草創期から館長です。分子生物学専攻だった愚息は『余程優秀じゃなきゃ行けない研究所』と。

 生命誌研究館もジャズストリート会場の一つ。私の友人がオカリナグループで演奏すると聞き出かけました。一つ前のグループが大音量のバンドで、アコースティックなオカリナはやや迫力を欠いたかなぁ。でも優しい癒しの演奏は Very good!

  
    【左】西武ショッピングセンター前広場にて 【右】阪急「高槻市」駅前広場にて
 
 普段はJRより北が賑わう高槻市、ジャズストリートではJRの南側が賑わいます。で・・・北!の西武会場(上左)はちょっと人が少なく気の毒でした。逆に南!とりわけ阪急駅前の広場(右)には数百人の聴衆・・・。奏者もノリ!ノリ!でした。

  
    阪急(ミング)高架下広場にて

 阪急高架下は、現代劇場や市民グランドに往き来する聴衆が通り商店街にも近く・・・道路も殆ど通行マヒ状態。ボランティアやガードマンが大汗かいて整理していました。それにしてもなぜかここに出演するグループは、毎年きまってイキ!がいいのが不思議です。

  
     【左】野見神社境内にて 【右】市内57会場へのアクセスマップ

 野見神社の神様も毎年ゆえ慣れはったやろけど、大音量のバンドにはびっくりぽん。トロンボーンのお嬢さんが激しくてミニスカートも気になるやろし(それはアンタや!)。なお高槻市バスは出血大サービス、会場間に無料送迎バスを運行していました。

  
   【左】高山右近に由来する高槻カトリック教会聖堂 【右】教会の高山右近レリーフ 
 
 現代劇場(ホール)の裏は高槻カトリック教会、高山右近由来の教会です。ここの神サマも野見神社さんに負けじと?会場を提供されていますが、この日は日曜=安息日ゆえお休み。感じの良い聖堂には、ミサが行われていれば行きたかったのですが・・・。


   高槻カトリック教会外観

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8 コメント

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お祭り (六花)
2015-05-05 06:06:59
何の祭りでも魂の高揚が見られて 外側から眺めるのが
大好きです。
ジャズとなれば!・・オカリナ好きです。次回はオカリナの
CDが欲しいな~と思っているのですが・・何かデ某さん
お勧めはありませんか?
教会も建物がいいな~って何時も思います。
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お祭り オカリナ 教会 (デ某)
2015-05-05 14:05:59
六花さん
つづけてのコメントありがとうございました

> 何の祭りでも魂の高揚が見られて 外側から眺めるのが
大好きです。
お祭りはもともとが神様に捧げる催事
魂が高揚せずにはいられない雰囲気がありますよね。
私も10年ほど前、大きな祭りを主宰するハメ?になりました。
2~3か月、そのことで心も身体も頭もいっぱい!いっぱい!の日々・・・
でも終わると 心身の憑きものが落ち心身が浄められたような幸せな感覚に包まれました。

> オカリナ好きです。次回はオカリナのCDが欲しいな~と思っているのですが
> 何かデ某さん お勧めはありませんか?
ではブログに記した「ピクニック」のメンバーに訊いておきます
取り敢えず佐藤一美さんというオカリナ奏者の演奏をリンクしておきます。
 https://www.youtube.com/watch?v=Jb8uNaJoQPg

> 教会も建物がいいな~って何時も思います。
ほんと!いいですよねぇ、改宗したいくらい・・(笑)・
函館の妻の実家は現在は五稜郭に近いところにありますが、
結婚した頃は十字街、近くにハリストス教会がありました。
教会の中でもとりわけエキゾチックなところに惹かれ何度か訪ねました。
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ジャズ祭 (Rarudo)
2015-05-05 22:51:23
ジャズと言えば
学生の頃、一度だけジャズ喫茶に連れて行ってもらった事がありました。薄暗い部屋で、コーヒーを飲みながら、皆さんただひたすらジャズを聴いているのです。誰も無言で自分だけの世界に浸っていました。
でも私にとっては知らない曲ばかり、しかも曲の始まりも終わりもわからないものだから、その時はジャズって難しくてあまり好きじゃないって思ってしまいました。

45年経った今、 ジャズって何ぞや 一体どういう曲がジャズなん?と調べてみました。
なんと知らない間にとっても身近なものとして既に自分の中にあったんだということがわかりました。私が好きなあの曲もこの曲もあの歌もこの歌も・・ジャズだったんです。
大人のかっこ良さと奥深さを感じさせてくれるもの それがジャズなんだと思いまいました。

さて明日は佐藤しのぶさんのコンサートに行かれるんですね。連休最後の日、存分に楽しんできてくださいね
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Unknown (Anne)
2015-05-06 14:21:53
ジャズのイベントが盛んですね(*´∀`)♪
もっと若い頃は、ジャズの生演奏を聞きながら飲んだりしたなあ…
あと、日比谷野外音楽堂で渡辺貞夫とか聞いたことがあります(*^O^*)
デ某さんはジャズを楽しんでるのに、
私は、肉フェスでお肉をたんまり、昼から飲みながら食べてました( ̄▽ ̄;)
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かっこ良さ 奥深さ (デ某)
2015-05-06 21:30:14
Rarudoさん
学生時代の思い出を思い出させてくださる(笑)コメントありがとうございます

> ジャズと言えば 学生の頃、一度だけジャズ喫茶に連れて行ってもらった事がありました。
私、行ったことはあるような気がしますけど、記憶にありません
鳳啓助のギャグで言えば「忘れようとして思い出せない」かな(笑)

> 薄暗い部屋で、コーヒーを飲みながら、皆さんただひたすらジャズを聴いているのです。
> 誰も無言で自分だけの世界に浸っていました。
オタクという言葉はまだなかった時代
ジャズにはまった人たちは まさにそのオタク風を吹かしていましたね。
無風の強風と言いますか・・・ たまに行った名曲喫茶もお茶を啜る以外の音は立てず・・・。
「自己否定」なる言葉に責め立てられた時代、懸命に自分の世界に閉じ籠ったのかも・・・。

> ジャズって難しくてあまり好きじゃないって思ってしまいました。
私もあまり好きじゃなかったですね
ジャズが嫌いと言うより、ジャズにのめりこんでいる風な人達が厭でした。
それが 何気に出したヘレン・メリルさんの京都公演の招待券があたり
ベスト!の位置(真ん中5列目あたり)で「酒とバラの日々」「五木の子守唄」を聴き・・・
目覚めましたね なんてまぁ魂を揺さぶるのだと・・・

> 45年経った今、ジャズって何ぞや 一体どういう曲がジャズなん?と調べてみました。
> 大人のかっこ良さと奥深さを感じさせてくれるもの それがジャズなんだと思いまいました。
ぴったり!の言葉じゃないですか
「大人のかっこ良さと奥深さを感じさせてくれる」って・・・。
まさに そんな感じですね。
ヘレン・メリル 「五木の子守唄」「You'd Be So Nice To Come Home To」
 https://www.youtube.com/watch?v=foAEtCbBhRo
 https://www.youtube.com/watch?v=YM0PhsP7ulk

> 明日は佐藤しのぶさんのコンサートに行かれるんですね。
今日 マチネの公演でした(15:00)
素晴らしいコンサートで、最後はスタンディングオベーションでした。
明日中にはUPしたいと思います(明後日になるかも・・・)。
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ジャズよりお肉! (デ某)
2015-05-06 21:53:52
Anneさん
いつもコメントありがとうございます

> ジャズのイベントが盛んですね(*´∀`)♪
なぜでしょうねぇ・・・
今日、佐藤しのぶさんのコンサートに行きましたけど、
同じホールで昨日は古谷充さんらの「ジャズ・シリーズ」公演が行われたと・・・。

> もっと若い頃は、ジャズの生演奏を聞きながら飲んだりしたなあ…
それって 「オトナの世界に背伸びしていたAnneお嬢さま」 ってところでしょうか?
ジャズってどこか不良おじさん、非行おねえさんって雰囲気ありますから・・・(笑)

> 日比谷野外音楽堂で渡辺貞夫とか聞いたことがあります(*^O^*)
ほぉ~っ(笑)
渡辺貞夫、日野皓正、古谷充・・・みんなすっかりトシとりましたけど、
古谷充さんなど透析しながら吹いてはりますから元気だけはトシとらないみたいです。

> デ某さんはジャズを楽しんでるのに、
> 私は、肉フェスでお肉をたんまり、昼から飲みながら食べてました
肉体美を競うフェスでしょうか?
失礼しました、焼肉パーティとかBBQのようなお祭り?
私、ベジタリアンですけど宴会などではお肉解禁!
でも明日は旧勤務先の旧部のOB会、お肉解禁でたんまり愉しんでまいります
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やっぱり高槻は奥深いです。 (bratt-japan)
2015-05-07 21:01:51
こんばんは。
初めてコメントさせていただきます。
私が先日高槻に行ったのが5日ですから、惜しい! 一日遅かったですね。のぞいてみたかったです。
 古い街なはずなのに、高槻には若さを感じます。活気があるってことなんでしょうか。
 これからもディープな高槻をいろいろ教えてください
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bratt-deboo! (デ某)
2015-05-07 23:50:43
bratt-japanさん
ようこそお訪ねくださいました、ありがとうございます

> 初めてコメントさせていただきます。
早速にコメントくださり光栄に存じます

> 私が先日高槻に行ったのが5日ですから、
> 惜しい! 一日遅かったですね。のぞいてみたかったです。
高槻ジャズストリートは毎年5月3~4日、来年、ぜひいらしてください

> 古い街なはずなのに、高槻には若さを感じます。
> 活気があるってことなんでしょうか。

京都から高槻に移ったのが社会人2年目の1974年、
住み始めて41年たったことになりますねぇ。
当時は 「暫く仮住まい」のつもりでしたが、終の棲家の街になりそうです。
駅舎も中心街も住み始めた当時とは様変わりしました。
でも お写真で紹介されていたように
旧宿場町の町屋などが高層ビルの谷間になお点在しています。
時代の波に飲み込まれない頑なさや良し!の感があります。
そこからまた若くて新しい息吹が生まれているようで、頼もしい街ではあります。

> これからもディープな高槻をいろいろ教えてください
ディープな写真&描写はbratt-japanさんにお任せして
私はチープ!に徹し気儘に・・・(笑)
生きてるだけで丸儲け!スピリットでございます。
気儘ながら bratt-deboo! またbratt-Japanさんをお訪ねさせていただきます。
ますますのご活躍と素敵な旅をお祈りします
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