柿渋 = Antiseptic Solution

   ~2004年 08月分 @ gooBLOG
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もうすっかり夏ですね か?

2004-05-25 | ▼じっくり書きました
夏は大人を少年に、少女を大人にかえる季節だ。
、なんてわけのわからないことをつぶやきたくなるほど、今日はいい天気でしたー もうすぐ夏ですね。


僕はしばらくカナダで暮らしたことがあるんですが カナダの夏は短く、その分はじけるような輝きを持つ季節です。そんな夏のお楽しみのひとつに『ラフティング』があります。いわゆる急流下りですね、ゴムボートに乗っての。

僕もせっかくの夏を楽しもうと ラフティングツアーに参加したことがあります。
「kicking horse river rafting」てコースです。
google imageで見てみる?

川原に集まった参加者は、8人位で班を作って 一人のガイドさんに事前講習を受けます。僕の班についてくれたのがカナダ人ガイド(ロバートさん)。
ゴムボートを漕ぐのは 彼だけでなく 参加者全員オールをもってゴムボートをあやつるわけなんです。

1、ガイドさん(ロバート)いわく、「一番大切なことは、ボートの底がいつも下を向いていることでーす。」フムフム、て 当たり前じゃーん。一同爆笑。英語力に劣る僕は遅れて 藁・・・
2、試しに全員 川岸でボートに乗り込んで配置についてみました。そこでガイドさん(ロバート)いわく「2番目に大切なことは、実際はボートを水面に浮かべてから全員乗り込むことでーす。じゃないといつまでも出発できませーん。」 藁!! 川原できゅうきゅうにボートに乗って固まった参加者一同でした。

なんでこんな話してるかというと、この間「水曜どうでしょう」のネット配信版、「ユーコンを行く」を見たからですね。この番組の中のカヌーのガイドさんも同じネタで笑いをとっていたから きっと業界では定番の”つかみ”なんだな って感心したですよ。

そんなこんなの講習を受けていざ激流へ!
ロバートの合図で 右漕いでー 左ゆっくりー とか 強くー 全力でー!とか。
掛け声にあわせて参加者はがんばるわけですね。はたして初心者のオールさばきでコントロールできてるのか不安だけど、でも目の前に岩とか 流木、ほぼ滝つぼみたいな渦巻きなんかが迫ってくるわけだからもう全員 必死ですよー 腕パンパンになるくらい 力の限り漕ぎまくって水しぶきを浴び 振り落とされそうになりながら もう最高の川下りを楽しめちゃう。ラフティングって夏の最高のスポーツだあ!

途中流れのゆるやかな瀬では ロバートは、ザップーンて川に飛び込んで、「さあみんな飛び込んでいいよー 泳ごう!」なんて誘っちゃって もう川と友達って感じの爽やかさん。
そんな彼も ホントの急流部では もう オールぶん回しちゃって懸命にボートコントロールしてくれる。なにしろ参加者は キャーとか うおおお とか言ってるだけで しがみついてて ほとんどオールは宙をさまよってるだけだもん。頼りになるぞー ロバートってば。

僕ら参加者は ウエットスーツとライフジャケットを借りて乗り込むわけですが、ガイドのロバートは短パンだけの軽装で上半身裸の上にライフジャケットを着てました。彼はロンゲなんだけど 後ろで髪を縛ってて うっすら無精ひげ伸びてるのに全然不潔っぽくなくて。 水滴が上腕二頭筋のあたりできらきら光っちゃったりして。もう爽やかさ爆裂。 マッチョマッチョな彼の背中を見てたら彼になら 僕らの命預けて安全って思えますよ。

今だから告白しますけど この時 生まれて初めて感じた感情がありました。
     ロバートになら 抱かれてもいい・・・
                         ぉぃぉぃ 

こう見えて常識あるエロじじいとして生きてきた僕が 唯一男性になびきそうになった夏でしたとさ。