今回は、知っておいた方がいい…
悪口についての情報を紹介します。
悪口が良くないことは、
みんな知っていると思います。
悪口を言われた人は、傷つきます。
悪口をよく言う人を、周りが付き合いにくい相手として、見ることがあります。
悪口をきっかけに、仲が悪くなることも…
悪口をよく言う友達に対して、影では自分の悪口も言われているかもしれないと思い始めることがあります。
悪口は、自分にとっても相手にとっても、良くありません…
この話は、人間関係のことを中心に考えた社会的な視点から『悪口』の悪影響を説明しています。
それでは…、脳科学的な視点から『悪口』を考えると、どうなるのでしょうか?
脳にドーパミンという快楽物質が出ます。
しかし…、悪口を言うと、
脳にストレスがかかります。
なぜ、言った本人の脳にもストレスがかかるのかというと、こんなことが起きます。
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①脳のあらゆる部位はその悪口が誰に向けられたものなのかを正確に理解できない
②自分が言われていると錯覚する
(他人への悪口=自分への悪口)
③自分への悪口と勝手に受け取る脳は、
ストレスを感じる
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では…、
ストレスが脳にかかるとどうなるか?
イライラします。
エネルギーを使います。
疲れが溜まります。
老化が進みます。
つまり…、
悪口は脳にダメージを与えているのです。
そして、悪影響は周りに伝染します。
悪口を言っている本人ですら、そうなのですから、悪口を周りで聞いている人にも同じことが言えます。
他人の悪口をずっと聞いていると、疲れを感じたり、気分が暗くなったりします。
それは、やはり脳にストレスがかかっているためです。
こういうデータがあります。
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暴言や悪口があった場面では、
周りの人々の脳機能が低下します。
言われている人以外にも、それを聞いている人の脳にもストレスがかかっています。
悪口を言うと、ドーパミンが確かに出るので、スッキリすることがあります。
だからこそ、じっくり自分の話を聞いて
もらったときには元気になります。
じっくり話を聞いてもらうのは大切です。
しかし、その話の内容がさらに重要です。
悪口を言ってスッキリしていても、確実に自分の脳へのダメージにはなっています。
悪口をよく言う友達が、なぜかイライラしがちなのは、こんなことが起きています。
悪口を言いながら、知らず知らずのうちに自分の脳へストレスを与えているから、ストレスフルな状態が長くつづく…
なんか知らんけど、むかつく…
(理由を探す…)
たぶんあいつのせいや!!
で、また脳にダメージを与える…
だから、イライラしがちなのです。
知らずにこんなループにはまっていたら、大変です。
上手な悪口とのつきあい方は、
悪口を一生懸命に言うのではなく、
その悪口を言いたい気持ちを、
バネにして前向きに頑張ることです。
脳は、その方が喜びます。
ストレスもかかりません…
物事の考え方で…、
疲労度が変わってくるということです。
『悪口』について、脳科学的な視点で
説明すると、こうなります。
チームの集団のことを考えたときにも、
「悪口を言う」「マイナス発言をする」は、チーム全体の足を引っ張っています。
言葉って、大事です!!!
プラス思考で前向きな言葉を多用して、
『Enjoy Baseball』です。